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マットレスの比較検証

【2020年】マットレスおすすめ人気ランキングTOP20を43商品から徹底比較!

マットレス研究家hiroshi
こんにちは、「BIGLOBEレビュー」編集部のhiroshiです。
高反発マットレス歴11年で、これまで8種類のマットレスを使ってきました。

「マットレスを新調しよう!」と思って調べてみると、非常に多くのマットレスが出てきてどれを選べば良いか迷ってしまいませんか?

せっかく数万円をかけてマットレスを買ってみても、「思った以上に硬かった・・・」という人や「腰が沈み込んで腰痛が悪化した・・・」という人が多く、お金を無駄にしてしまったケースが多く見受けられました。

そこでこの記事では、失敗しないマットレスの選び方を解説しながら全43種のマットレスを徹底的に比較し、おすすめのマットレスを20つをランキング形式で紹介していきます。

私も引っ越しに伴い非常に多くのマットレスを検証して気づきが沢山あったため、この記事が少しでもあなたのマットレス選びの参考になれば嬉しいです。早速解説していきます。

先におすすめマットレスのランキングTOP20を見る

【失敗しない!】マットレスの選び方の超重要3ポイントを徹底解説!

はじめに、マットレスの選び方について最も大切な3ポイントを解説させて頂きます。

この3つを抑えないと、せっかく高価なマットレスを買っても大失敗してしまった方が居たため、ぜひ目を通して頂きたいです。

体圧分散が優れているマットレスを選ぶ!

マットレスの体圧分散について

上記で「12万円以上のポケットコイル」か「4万円前後の高反発ウレタン」のマットレスがおすすめと説明させて頂きましたが、理由はこの「体圧分散」にあります。

体圧分散とは、寝ているときの身体をまっすぐな状態に保ってくれることを指します。

柔らかすぎるマットレスは腰の部分が沈み込んで腰に負荷がかかり、硬すぎるマットレスは身体が沈み込まず全身の筋肉が休まりません。

これらを考えると、体圧分散が特に優れた素材が「ポケットコイル」と「高反発ウレタン」なのです。

ただし、安価なマットレスには気をつけて下さい。安価な高反発ウレタンは劣化が早いため凹んだままになり、安価なポケットコイルはバネのギシギシ音がすぐに目立つようになります。

また、高反発ウレタンを選ぶのであれば10cm以上の厚さがおすすめです。薄い高反発マットレスを選んでしまうと、床やすのこに敷いた際に凹みすぎて底についてしまい、意味を成さなくなります。

参考資料快眠のためのテクニック(厚生労働省e-ヘルスネット)

返金保証がついているマットレスを選ぶ!

マットレスの返金保証

マットレスは返金保証がついているものがあるため、可能な限り保証付きがおすすめです。

というのも、マットレスは数万円以上の高い買い物です。もし買ってみて「身体に全然合わなかった・・・」となってしまった場合、返金保証があれば損をせずに済みますが、返金保証がなければ数万円をムダにしてしまいます。

さらに、マットレスは大型家具なので、基本的に処分に費用がかかります。2重に損をしないためにも、返金保証つきのマットレスを選べば失敗せずに済みますよ。

マットレスの種類(素材)を決める!

種類 素材 備考
高反発ウレタン ウレタンフォーム 4万円前後が目安
低反発ウレタン ウレタンフォーム 腰に負荷がかかるため非推奨
ポケットコイル スプリング(ばね) 12万円以上がおすすめ
ボンネルコイル スプリング(ばね) 硬すぎるため非推奨
エアー 空気 メンテナンスが大変
ウォーター 100万円以上するため非推奨
ラテックス ゴム カビが生えやすいため非推奨

マットレスの種類は様々で、上記のように色々な素材があります。

いわゆるビジネスホテルなどに置いてあるベッドは、「ポケットコイル」や「ボンネルコイル」などのバネ素材が使用されています。

マットレスを買うのであれば、「高反発ウレタン」か「ポケットコイル」素材が最も体に負荷がかかりにくいためおすすめできます。

ただ、ポケットコイルは目安として12万円以上の価格帯のものを選ばないと劣化が非常に早い傾向にあります。安いコイルマットレスは使っているうちにギシギシ音が目立つようになり、処分にも費用がかかるので最初から高価なものを買うほうが良いです。

それに比べて、「高反発ウレタン(高反発マットレス)」は4万円前後の価格帯で品質が高いものが手に入るため、コストパフォーマンスでいえば「高反発ウレタン」素材のマットレスが最もおすすめです。

高反発マットレスは1万円を切る安いものもあるのですが、ウレタンの密度が少ない=粗悪な場合が多いため避けたほうが無難です。数字でいえば密度が「30D」以上のものを選びましょう。

高反発ウレタン素材がおすすめな理由のもう1つに、「軽くてメンテナンスがラク」という点も挙げられます。

参考までに、同じサイズのマットレスではポケットコイル20kgに対して高反発ウレタンは7.5kgと軽いため掃除がしやすいのです。

【2020年最新】マットレス全43ブランドを3つの項目で徹底比較!

素材 体圧分散 返金保証
モットン 高反発ウレタン 5.0 90日
雲のやすらぎプレミアム 高反発ウレタン 5.0 100日
マニフレックス 高反発ウレタン 5.0 なし
エムリリー 高反発ウレタン 4.5 なし
エアウィーヴ 高反発の繊維 4.5 なし
スリープマジック 高反発ウレタン 4.5 なし
フランスベッド ポケットコイル 5.0 なし
シモンズ ポケットコイル 5.0 なし
コアラマットレス 高反発ウレタン 4.0 120日
無印良品 ポケットコイル 4.0 なし
MyeFoam 高反発ウレタン 1.5 なし
西川AiR(エアー) 高反発ウレタン 3.5 なし
サータ ポケットコイル 5.0 なし
シーリー ポケットコイル 5.0 なし
ニトリ 高反発ウレタン 2.0 なし
テンピュール 高反発ウレタン 5.0 60日
エイプマン 高反発ウレタン 2.5 90日
アキレス 高反発ウレタン 2.5 120日
ドクタータフィ 高反発ウレタン 3.0 90日
IKEA ポケットコイル 2.0 なし
アイリスオーヤマ 高反発ウレタン 2.0 なし
しまむら 高反発ウレタン 2.0 なし
イオン 高反発ウレタン 2.0 なし
Inofia ポケットコイル 2.0 100日
ブリヂストン 高反発ウレタン 2.0 なし
三吉 ポケットコイル 3.5 なし
GOKUMIN 高反発・低反発・コイル 3.0 なし
タンスのゲン ポケットコイル 3.0 なし
オクタスプリング 低反発&高反発ウレタン 3.0 なし
日本ベッド ポケットコイル 4.0 なし
ZERO CUBE 高反発ウレタン 2.0 なし
エアツリー 高反発ウレタン 2.0 なし
moommoom 高反発ウレタン 2.0 なし
Bed&Mattress ポケットコイル 2.0 なし
オーエスジェイ(OSJ) ボンネルコイル 2.0 なし
インズ工房 高反発ウレタン 2.0 なし
Zinus 低反発ウレタン 2.0 なし
INTEX エアー 4.0 なし
生毛工房 低反発ウレタン 2.5 なし
SOMRESTA 高反発ウレタン 3.5 なし
ウォーターワールド ウォーター 3.0 なし
ASLEEP 高反発ウレタン 2.0 なし
Maywind 高反発ウレタン 2.0 なし

マットレス全43種を「素材」「体圧分散」「返金保証」の3項目で比較して上記の表にまとめました。

素材に関しては、「ポケットコイル」と「高反発ウレタン」が主流です。

メーカーによって大きく異なるのですが、高価なポケットコイルマットレスや、密度が30D以上ある高反発ウレタンマットレスは体圧分散が良い傾向にあります。

返金保証があるマットレスは少ないですが、それでもいくつか存在はしています。ただし、ポケットコイルのマットレスは返品するのが大変なため、返金保証がついていても注意が必要です。

下記では、この比較をふまえて本当におすすめできるマットレスをランキング形式で解説していきます。

【2020年最新】人気マットレスのおすすめランキングTOP20!

ここからは、43メーカーの中から本当におすすめできるマットレス20選をランキング形式で解説していきます。

価格と機能性などを見極めながら、少しでもお得になるように調査しながら検証させて頂きました。マットレス選びの参考になれば嬉しいです。

1位:モットン【高コスパ&根強い人気】

モットンマットレス

価格 39,800円
評価 5.0
備考 90日間の返金保証あり / 8万回の耐久試験をクリアする高耐久性 / ダニが発生しづらい設計 / 赤ちゃんでも使える低ホルムアルデヒド / 日本製 / サイズ交換可能 / 通気性がばつぐんでカビが生えにくい / 寝返りをうちやすい高反発設計 / 腰痛におすすめ / ウレタン密度30D以上で高品質 / 高反発マットレス

モットンは、数あるマットレスの中でも価格・機能性・コストパフォーマンスから最もおすすめできるマットレスです。

身体を均等に持ち上げるための体圧分散が綿密に設計されており、腰や肩に負担をかけずに眠ることができます。

3種類の硬さから選ぶことができ、無料交換保証がついているためもし寝てみて身体に合わなければ硬さを交換することが可能です。さらに90日間の全額返金保証がついているため失敗せずにマットレスを選ぶことができます。

日本国内で製造されている高品質マットレスで、実際に使った人の口コミも非常に良いです。

店頭販売を行わずネットのみの販売なので流通コストがなく、この価格で高級マットレス並の機能性を発揮してくれるためコストパフォーマンスが非常に良いです。

1日100名限定で全額返金保証&無料交換保証がついているため、気になる方はチェックしてみて下さい。

2位:雲のやすらぎプレミアム【腰痛向け&敷布団としても使える】

雲のやすらぎプレミアム

価格 39,800円
評価 5.0
備考 100日間の返金保証あり / 日本製 / 厚さ17cm / 夏と冬で片面ずつ使い分けが可能 / フランス製高級ロレーヌダウン使用 / 体圧分散に優れた高反発設計 / 8万回の耐久試験で復元率100%の高耐久性 / 防ダニ素材 / ホルムアルデヒド基準値をクリア / 高反発マットレス

雲のやすらぎプレミアムはモットンと並ぶ超人気マットレスです。

こちらも体圧分散を徹底的に研究して設計されており、ネット通販のみなので流通コストがないため価格に対して機能が良くコストパフォーマンスが良いです。

厚さが17cmある高級マットレスで非常に寝心地が良く、実際に寝るとふかふかな肌触りに包まれます。

片面はフランス産の高級ロレーヌダウンが使用されていて暖かく、もう片面は夏用に通気性をさらに高めてあるため、季節によって暖かい&涼しい状態で使い分けることができます。

100日間の全額返金保証がついているため、失敗せずに試すことができますよ。また、楽天やamazonでは返金保証がついていないためご注意下さい。

3位:マニフレックス【寿命長い&ダブルサイズもおすすめ】

マニフレックス

価格 32,670円~475,200円
評価 4.5
備考 モデルによって価格帯に違いがあり / オリジナルウレタン素材「エリオセル」を使用 / かたさ170N~200N / 芯材の10年保証あり / 高反発マットレス

マニフレックスはイタリア発のマットレスブランドで、表参道などに店舗があり非常に人気が高いです。

「エリオセル」という独自の高反発ウレタンを使用しており、モデルによって硬さが異なります。

例えば、通常の「エリオセル」は170Nと硬めで、モデル246という一番安価なモデルに使用されています。

体重が60kg以下の方は「エリオセルMF」という素材が推奨されており、こちらは70Nと非常に柔らかいです。オクラホマというモデルはこのエリオセルとエリオセルMFを両方使用しています。

下記の公式代理店ではマニフレックスのアウトレットもあり安く買える場合があるため、もし購入を検討している方は事前に確認しておくのがおすすめです。

マニフレックスの公式通販はこちら

4位:エムリリー

エムリリー

価格 17,980円~29,980円
評価 4.5
備考 優反発(高反発)マットレス / デンマーク企業 / 湿気がたまらずカビが生えにくい / 3種類の厚みあり / 2種類の硬さのウレタンを使用 / アメリカで人気
カビが生えにくい構造 / 厚さ3種類

エムリリーはデンマーク発のブランドです。

マンチェスター・ユナイテッドとパートナー契約を結んでいてアメリカで人気が高く、「優反発」という高反発と低反発を組み合わせたマットレスです。

5cmと8cmと10cmの厚さがありますが、単体で使用するのであれば10cmの厚さがおすすめです。

5cmはマットレスの上に敷く「マットレストッパー」としての使用が推奨されています。

芯材のヘタリについて3年間の保証がついているためサポートが手厚いのも特徴です。

5位:コアラマットレス

コアラマットレス

価格 72,000円~102,000円
評価 3.5
備考 返金保証あり/ シングル~クイーンサイズあり / 沖縄は送料有料 / カバーのみ洗濯可能 / クラウドセルというウレタンを使用

コアラマットレスは、「クラウドセル」という独自のウレタンを使用し、通気性や体圧分散を重視しています。

オーストラリア発のブランドなのですが、面白いのは「ベッドカバーにユーカリの繊維を使う」など、環境に配慮する取り組みがあります。

寝心地に関しても良い口コミが多く、特に日本で販売されているコアラマットレスは日本人向けの硬さに調整して製造されています。

価格が高いため5位としましたが、口コミ評価も高く比較的おすすめのマットレスです。

6位:スリープマジック

スリープマジック

価格 14,990円~39,900円
評価 4.0
備考 マラソンの高橋尚子選手監修 / 持ち運びに最適 / スポーツをする方にも / 2種類の構造が選べる / 体格によって選べるモデル / 厚み3種類あり / 通気性に優れた設計

スリープマジックは、マラソン選手の高橋尚子選手が開発に携わっています。

女性向けと男性向けで構造が分かれており、ウェーブタイプでやさしく支えるモデルと、ブロックタイプでしっかり支えるモデルがあります。

4cmと8cmと12cmの3種類の厚さがありますが、単体使用は12cmのものがおすすめです。

3つ折り構造なので持ち運びに便利で、来客用のマットレスとして購入している方も多いです。

スリットが入っていて寝汗を逃がす特殊構造なので、通気性が特に優れていて快適に眠ることが可能です。

7位:無印良品

無印良品のマットレス

価格 7,990円~134,900円
評価 4.0
備考 ポケットコイル・ボンネルコイル・ウレタン素材あり / 洗えるマットレスあり /  スモール・シングル・セミダブル・ダブルの4サイズ

無印良品のマットレスは、ポケットコイルとボンネルコイルとウレタンの3種類があります。

注意点として、ボンネルコイルのマットレス(スプリングマットレス)は14,900円と安価なのですが、非常に硬いため腰や肩を痛める可能性があるということを知っておいて下さい。(口コミでも見受けられました)

無印良品のマットレスでおすすめなのは「超高密度ポケットコイルマットレス」というシリーズです。こちらは最安で64,900円と高いのですが、無印良品の中では最も体圧分散に優れており身体への負荷が少ないです。

この「超高密度ポケットコイルマットレス」の中でも、「通常」「中央かため仕様」「増量タイプ」と3種類があるので、実際に店舗で寝心地は確認した方が無難です。

8位:エアウィーヴ

エアウィーブマットレス

価格 27,500円~352,000円
評価 3.0
備考 分割払い可能 / 丸洗い可能 / 重さ8.5kg / 3年間の修理保証あり / airfiberという特殊繊維使用 / S-LINE機能 / ベッドマットレスは3分割

エアウィーヴは浅田真央選手が広告塔のマットレスです。

こちらの特徴として、「airfiber」という独自の特殊繊維を使用してるため丸洗いが可能です。

有名な商品は既存のマットレスの上に敷く「マットレストッパー」というタイプなのですが、ベッドに単体で置けるベッドマットレスタイプが存在します。(※3つ折りタイプはベッドの上には単体で使用できず、既存マットレスの上に敷く必要があります)

ただし、ベッドマットレスは3分割タイプなので体圧分散に関してはつなぎ目の部分に若干不安があるという口コミもありました。

また、2016年にほとんどの商品が1万円前後の値上げをしています。

9位:西川AiR(エアー)

西川Air

価格 41,040円~142,560円
評価 4.0
備考 グッドデザイン賞受賞 / 快眠環境サポートサービスアプリ対応 / センサー付きマットレスあり / スポーツ選手におすすめ / ウレタン凹凸構造

西川AiRは、東京西川のマットレスブランドです。

ウレタンに1つ1つ点があるブロック構造で、特にスポーツ選手におすすめのマットレスです。

色々なモデルがあるのですが、「マットレス」と「ベッドマットレス」というタイプがあり、このうち「マットレス」タイプは厚さが8cmしかないため単体で使うには底づき感を感じる場合があるようです。

もしベッドフレームに置いて仕様する場合、60,000円と高価にはなりますが「ベッドマットレス」タイプをおすすめします。

また、「エアーコネクテッド」という、スマホアプリと連携して睡眠状態を可視化するモデルもあります。ただし、コンセントをマットレスにつなぐため、電磁波が気になる方にはおすすめできません。

10位:フランスベッド

フランスベッドのマットレス

価格 66,000円~220,000円
評価 3.5
備考 ポケットコイル素材・ウレタン素材 / 折りたたみタイプあり / 銀イオン抗菌加工あり / 2年保証あり

フランスベッドは「フランス」と名前にありますが、日本製のマットレスです。

スプリングが入っているのに折り畳めるマットレスが2019年に開発されました。

また、アグリーザという除菌成分を試用しているため、ある程度の除菌効果があると記載されています。

ポケットコイルとウレタンをうまく組み合わせた設計で、体圧分散に優れています。寝心地は良いのですが、価格が高めになってしまうのがネックと言えます。

11位:シモンズ

シモンズのマットレス

価格 82,500円~319,000円~
評価 3.5
備考 高級マットレスの代名詞 / 高級ホテルで使用 / ショールームあり / ポケットコイル

シモンズはいわゆる「高級マットレス」の代表格です。

帝国ホテルやウェスティンホテル東京などでも使用されており、憧れのマットレスと呼んでも過言ではありません。

価格は最安のもので8万円以上で、中クラスだと30万円を超えてきます。

ポケットコイルなのですが、寝心地は非常に良く、スプリングのヘタリなども非常に少なく長く使うことができます。

予算に余裕があれば良い選択肢ですが、もし買うのであれば品質がより高い15万円以上のモデルがおすすめです。

12位:サータ

サータのマットレス

価格 115,000円~341,000円
評価 3.5
備考 8サイズあり / ポケットコイル / アメリカ生まれ / 日本向けに設計 / 表面にキルティング使用 / 高級マットレス

サータは、ヒルトンホテルなどで導入されている高級マットレスです。

ポケットコイルを使用したスプリングマットレスで、ベッド3大ブランドの1つと呼ばれています。

アメリカで人気のマットレスですが、日本で販売されているサータは日本人向けに製造されています。

寝心地は非常に良くスプリングの持ちも良いのですが、価格は高く、最安のものでも11万円を超えてきます。

13位:シーリー

シーリーのマットレス

価格 280,000円~365,000円
評価 3.5
備考 センターサポートあり / ベロア素材使用 / ポケットコイル / 12層の構造

シーリーも3大マットレスの1つと呼ばれています。

スプリングにはチタンを使用した高級モデルもあり、最上級モデルでは特殊なスプリング構造で「ウォーターベッドに勝る体圧分散」という標語を掲げています。

価格は非常に高く、安いものでもシングルサイズで28万円からと驚異的です。これはベッドフレームを含まず、ベッドマットレス単体の価格です。

寝心地は非常に良く、さすがは高級マットレスといった具合です。ただ、どうしても非常に高価なため、予算に余裕がある方向けの選択肢になります。

14位:テンピュール

テンピュールのマットレス

価格 209,000円~
評価 3.0
備考 厚さ25cm / 直置き禁止 / 気温が低いと固くなる / 夏は比較的暑い / 60日間の試用期間あり / デンマーク製

テンピュールは枕で有名なデンマークのブランドです。

厚さは25cmと非常に大きいのですが、床への直置きが禁止されています。これは、厚さによってカビが生えやすいためではないかと考えられます。

また、口コミを見ていると「冬は包み込まれて非常に温かいが夏は逆に暑い」というものがありました。公式HPをみると、たしかにそういう声があるとQ&Aに記載がありました。

テンピュールのウレタンの特性として、どうしても気温が低いと固くなってしまうようです。しばらく寝ていれば体温でやわらかくなっていくのですが、冬はどうしても硬くなりがちと説明がありました。

15位:ニトリ

ニトリのマットレス

価格 29,900円
評価 2.5
備考 ポケットコイル・ボンネルコイル・高反発マットレス・低反発マットレス・折りたたみマットレスあり / 防ダニ加工 / 折りたたんで配送

ニトリはマットレスの種類が多数ありますが、体圧分散が比較的優れているのは「高反発マットレス厚さ17cm」というモデルです。

ただ、口コミを見るとどうしても「ウレタンのニオイがきつく頭痛がする」「5日ほど換気して使わないと厳しい」といった声も見受けられました。

高反発マットレスはかための素材なので、身体が大きく体型ががっちりしていないと腰や肩に違和感を感じる方もいらっしゃるようです。

ウレタン密度の記載がないため、寝返りに必要な反発力は低めの可能性もあります。価格は安いため、「1万円前後でどうしても選びたい」という方には選択肢としてアリです。

ただし、本当に長く使えるマットレスを選びたいのであれば、もう少しだけ予算を追加して検討してみるのもおすすめです。

16位:エイプマンパッド

エイプマンパッド

価格 20,130円
評価 2.5
備考 返金保証あり / 厚さ5cm~10cmの数種類あり / ウレタン密度30D / 丸洗いOK / 反発力170Nのみ

エイプマンは、返金保証がついていることで知名度が高い高反発マットレスです。

以前は15,950円で返金保証がついていたはずですが、ここ最近で返金保証つきは20,130円に値上げしたようです。(※返金保証なしは15,950円)

硬さは約170Nなので「かため」で、他の硬さが選べないのが難点です。

口コミを見ると、「がっちり体型なのでちょうどよかった」という方もいれば、「硬すぎてどうしても寝付けなかった」という方もいらっしゃいました。60kg以下の方には硬すぎるように見受けられます。

厚さが5cm・7cm・9cmの重ねるタイプもありますが、単体で使用するのであれば10cmのものがおすすめです。ただし、3つ折りになってしまうので、体圧分散に若干影響が出る可能性があり勿体ないところです。

17位:IKEA

IKEAのマットレス

価格 19,990円
評価 2.5
備考 かための素材 / 折りたたみ式 / ポケットコイル / マジックテープで繋げられる / 購入時は独特のにおいあり / 洗濯不可

IKEAのマットレスはポケットコイルの高反発タイプで、「RAUDSAND ラウドサンド」というモデルです。

19,990円と価格は安いのですが、比較的硬いという口コミがあり、人によっては寝起きに肩や腰の痛さを感じることもあるようです。

マジックテープで繋げられると記載がありますが、つなぎ目は固くなるため身体に負荷がかかってしまう可能性もあります。また、ウレタンの3つ折りタイプと異なり、重量があるため持ち運びは大変と口コミがありました。

18位:アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマのマットレス

価格 6,470円~62,727円
評価 2.5
備考 3次元スプリング構造 / 高反発マットレス / 高度保持率85% / ポリエステル100% / 厚さ5cm~10cm / 重量4.5kg~11kg /

アイリスオーヤマのマットレスは、最安の高反発マットレスは6470円(セール価格)と非常に安いです。

ただ、硬さが174Nと255Nの2種類なのですが、これらは一般的にいって「かため」になります。(HPにも「やや硬め」「もっと硬め」と記載がありました)

そのため、がっちり体型の方以外はかなり身体に負担を感じる可能性があります。

他のモデルでいうと「エアリー」というシリーズがあるのですが、こちらは特殊な繊維を絡めてできているためウレタンとは異なり、硬さに関してはやはり「硬め」「さらに硬め」の2種類になってしまいます。

19位:イオン

イオンのマットレス

価格 15,800円~39,800円
評価 2.5
備考 ポケットコイル・高反発ウレタン・ボンネルコイル素材 / 折りたたみタイプあり

イオンのマットレスは、最安のもので15,800円からと価格が安いのが特徴です。

ウレタンの高反発マットレスですが、腰部分は硬め(155N)で、それ以外は普通のかたさ(140N)と記載があります。

ただ、注意して頂きたいのは「横向き値の方に特におすすめ」と公式に記載がありました。

ウレタン密度は記載がないため、残念ながら耐久性は高くない可能性があります。

他にもポケットコイルのマットレスも販売していますが、シングルサイズで33kgと重いためメンテナンスは若干大変になります。

20位:MyeFoam

myefoamのマットレス

価格 7,980円
評価 2.5
備考 厚さ5cm / 丸めて保管可能 / 中国製 / 洗濯不可 / エコテックス認証のウレタンを使用

MyeFoamはAmazonで購入できる高反発マットレスです。

ただし、単体で使えるような10cm以上のタイプはなく、最も厚いモデルでも5cmと薄いため単体使用はおすすめできません。

マットレスの上に敷くことが推奨されていますが、間に吸湿シートなどをはさみ、カビが生えないように注意が必要です。

購入後18ヶ月間は不具合があった場合のみ、無償交換のサービスがついています。

価格は3cmで5980円、5cmで7,980円と安価なので購入はしやすいですが、半年でへたってしまったという口コミもあり、どうしても短い期間での使い捨ての感覚にはなってしまいます。

マットレスを失敗せず購入するならモットン!おすすめの3つの理由を解説!

モットンマットレス

モットンのおすすめ理由
  • 理由1:90日間の硬さ交換OK&返金保証あり
  • 理由2:ウレタン密度30D以上で耐久性が高く、長年使えてコスパが良い
  • 理由3:体圧分散を徹底的に研究して設計してあり、腰や肩への負荷を軽減

マットレスを失敗せずに購入したいのであれば「モットン」がおすすめです。

まず、90日間の硬さ交換保証・全額返金保証がついているため、実際に3ヶ月寝てみて自分に合うかじっくり判断することができます。

体圧分散を徹底的に意識して設計されており、硬さも3種類あるためどの体型の方でも最適なマットレスを選ぶことが可能です。

また、ウレタン密度が30D以上あり、8万回の耐久試験もクリアするほどの耐久性があるため、長年使えてコストパフォーマンスが非常に良いです。

硬さ交換保証&全額返金保証は1日100名限定にはなってしまうのですが、タイミングが合えば安全にマットレスを購入することができるため、気になる方はチェックしてみて下さい。

マットレスの目的でよくある7項目からおすすめを厳選紹介!

ここでは、マットレスの目的別でそれぞれTOP3をまとめました。

「コスパ重視」「腰痛対策」「高反発マットレス」など、それぞれでどのマットレスがおすすめなのかを比較しながら解説しています。

上記の目次をクリックすると、該当のランキングに飛ぶことができます。

コスパの良いマットレスのおすすめTOP3!

価格 返金保証 備考
モットン
モットン
39,800円 90日 硬さ交換も無料
雲のやすらぎ
雲やすらぎプレミアム
39,800円 100日 口コミ評価が非常に良い
エムリリー
29,900円 なし 3年間の保証つき

コストパフォーマンスの良いマットレスTOP3を上記で比較しました。

コスパを見るにあたって、「価格の安さ」「機能性」「返金保証があるか」「使用後の保証がついているか」「買った人の口コミが良いか」などを基準にしています。

モットンと雲のやすらぎは実際に買った人の口コミ評価が高く、さらに90日・100日と返金保証がついていました。

価格は、他の口コミの良いマットレスが10万円超えなのに対して、モットンなどは39,800円のためコスパは良いです。

エムリリーに関しては、価格が1万円ほど安いのですが、返金保証がついていないため3位としました。

腰痛対策のマットレスのおすすめTOP3!

硬さ 価格 腰痛対策度
モットンマットレス
モットン
  • 140N(やわらかめ)
  • 170N(ふつう)
  • 240N(かため)
39,800円 5.0
雲のやすらぎプレミアム
雲やすらぎプレミアム
150N前後(少しやわらかめ) 39,800円 5.0
magniflex(マニフレックス)
マニフレックス
やわらかめ~かため 36,300円~200,000円 4.5

腰痛マットレスのおすすめTOP3を上記にまとめました。

マットレスは意外にも「腰痛のために作りました!」と記載があるものが少なく、モットンと雲のやすらぎは完全に日本人の腰痛対策として設計されているのでおすすめです。

また、マニフレックスはモデルによっては柔らかくとても腰に優しいのですが、「マニ・スポーツ」や「モデル246」は硬めのマットレスのため、腰痛の方には向かないためご注意下さい。選ぶのであれば「フラッグFX」などがおすすめです。

下記の記事ではさらに詳しく12商品を比較していますので、参考になれば幸いです。

高反発マットレスのおすすめTOP3!

ウレタン密度 価格 返金保証
モットン(motton)
モットン
30D 39,800円 90日
雲の安らぎ
雲やすらぎプレミアム
30D 39,800円 100日
マニフレックス
マニフレックス
31D 36,300円~200,000円 なし

高反発マットレスのTOP3を上記にまとめました。

ウレタン密度が30D以上で返金保証があり、使った人の口コミが良いものが「モットン」「雲のやすらぎ」「マニフレックス」となりました。

特にモットンは3種類の硬さが用意されており、寝てみて身体に合わなければ使用後でも無料で交換してもらうことが可能です。口コミではこのあたりのサポートの良さも評価されていました。

下記の記事では、高反発マットレスの人気12商品をさらに詳しく比較しています。少しでも参考になれば幸いです。

低反発マットレスのおすすめTOP3!

厚さ 価格 返金保証
オクタスプリング
オクタスプリング
7cm 19,800円 60日
トゥルースリーパー
トゥルースリーパー
5cm 31,680円 60日
テンピュール
テンピュール
30cm 209,000円 なし

正直に申し上げると、低反発マットレスは基本的にはおすすめしません。

というのも、ウレタンに包み込まれるため非常に蒸れますし、身体の一番重い腰の部分が沈みこんで身体に負荷がかかるため、腰痛が悪化してしまう可能性があるからです。

ただ、どうしても低反発が良いというこだわりがあれば上記の3つは比較的推奨できます。

また、低反発マットレスは「ウッドスプリング」という、波状になっている特殊なすのこが必要になってきます。そのため、マットレス単体の価格だけでは済まないため、割高になることを知っておいて下さい。

ベッドマットレスのおすすめTOP3!

厚さ 価格 返金保証
モットン
モットン
10cm 39,800円 90日
雲のやすらぎ
雲やすらぎプレミアム
14cm 39,800円 100日
マニフレックス(magniflex)
マニフレックス
11cm~ 36,300円~200,000円 なし

ベッドに使用するマットレスのおすすめTOP3をまとめました。

ベッドマットレスを選ぶ際のポイントとして、「厚さ」が薄いものを選ばないようにすることが大切です。

また、厚みがある「ポケットコイル」のマットレスは安価なものが多いのですが、実際は14万円以上する高級品でないと、スプリングのきしみなどがすぐに気になる場合が多いため気をつけて頂きたいです。

三つ折りマットレスのおすすめTOP3!

モデル名 価格 厚さ
スリープマジック
スリープマジック
12cmタイプ 23,994円 12cm
マニフレックス
マニフレックス
メッシュウイング 34,485円 11cm
エムリリー(Mlily)
優反発シリーズ8cm 24,980円 8cm

3つ折りマットレスのおすすめ3つを上記にまとめました。

スリープマジックは男性用と女性用でモデルが分かれますが、どちらも厚さが12cmで口コミも良いため1位としました。

また、3つ折りマットレスのメリットとしては「畳んで収納できる」などがあり来客用にも便利ですが、デメリットとして「つなぎ目部分が身体を支えられないため、身体に負荷がかかりやすい」ということを知っておいて頂きたいです。

そのため、来客用であれば良いのですが、毎日自分が寝るためのマットレスであれば3つ折りタイプではなく、1枚もののマットレスをおすすめします。

ニトリのマットレスおすすめTOP3!

素材 価格 重さ
高反発マットレス厚さ17cmニトリ高反発マットレス17cm 高反発ウレタン 12,637円~ 10.25kg
高反発マットレス 厚さ10cm
ニトリ高反発マットレス10cm
高反発ウレタン 7,389円~ 4.6kg
圧縮ポケットコイルマットレス
ニトリのポケットコイルマットレス
ポケットコイル 7,990円~ 22kg

ニトリのマットレスのおすすめ3つを上記にまとめました。

最もおすすめのは「高反発マットレス 厚さ17cm」というモデルです。シングルサイズで12,637円と非常に安く、コスパは良いです。

また、ポケットコイルのマットレスもあるのですが、22kgと重量があるため、メンテナンスが大変になってしまいます。

ニトリのマットレスの口コミを見ると、「ウレタンが臭い」という声が多くあり、ニオイが気になる方にはおすすめできません。価格は安いのですが、このあたりのことは知っておいて下さい。

マットレスのサイズ全9種類!おすすめ用途も解説

サイズ サイズ 用途
セミシングル 90 x 195cm 小柄な方・お子様
★シングル 97 x 195cm 大人1人
セミダブル 120 x 195cm 大人1人(広め)
★ダブル 140 x 195cm 大人2人
ワイドダブル 150 x 195cm 大人2人(広め)
クイーン 160 x 195cm 大人2人+子供1人
ワイドクイーン 170 x 195cm 大人2人+子供1人(広め)
キング 180 x 195cm 大人2人+子供2人
ワイドキング 200 x 195cm 大人2人+子供2人(広め)

マットレスのサイズを上記にまとめました。

最も一般的なサイズは「シングル」と「ダブル」サイズです。1人で寝る場合と2人で寝る場合でそれぞれ推奨されるサイズです。

キングサイズ以上になると幅も非常に大きく、ほぼ正方形になります。

注意点としては、クイーンサイズを超えてくると、お部屋によっては搬入ができないということもあります。そのため、事前に梱包サイズの確認をしておく必要が出てきます。

また、各サイズでは「シングルロング」などのロングサイズもあり、これは幅は同じで長さが195cm→207cmと長くなります。身長が高い方はロングサイズを選ぶのがおすすめですよ。

マットレスの処分方法はどうすればいい?素材別の捨て方について

素材 処分費用の相場 捨て方
ポケットコイル 1,000~5,000円 粗大ゴミのみ
ボンネルコイル 1,000~5,000円 粗大ゴミのみ
低反発ウレタン 1,000~3,000円 分割して普通ゴミも可※
高反発ウレタン 1,000~3,000円 分割して普通ゴミも可※

マットレスの処分には基本的に費用がかかります。

自治体によって異なるのですが、粗大ごみとしてだいたい1,000円から5,000円ほどの処分費がかかります。

ただし、ウレタン系のマットレスはカッターなどで分割することが可能なため、荒業ではありますが小さいサイズに分割して普通ゴミとして出せる場合もあります。(※自治体によります)

マットレスの捨て方や処分費用については、下記の記事にさらに詳しくまとめています。

敷布団とマットレスってどう違うの?それぞれのメリット・デメリットを解説

メリット デメリット
敷布団 天日干しがラク 腰が痛くなりやすい
マットレス 身体に負担がかからず腰や肩に良い コイル素材はメンテナンスが大変

敷布団とマットレスの違いについて比較しました。

敷布団は日本人にはお馴染みで天日干しもしやすいですが、薄いため身体を支えきれないというデメリットがあります。

その反面、マットレスは正しく選べば身体をしっかり支えてくれるため、非常に腰や肩の負担をやわらげることができます。

また、マットレスは直接寝ることを前提に設計されているため、基本的にマットレスの上に布団を敷いて寝るのはおすすめしません。

通気性が悪くなってカビが生えやすくなったり、本来のマットレスのパワーを発揮できなくなってしまう場合が多いです。

本当に良いマットレスであれば、最初はぜひカバーをかけて直接寝てみて下さいね。

参考資料e-ヘルスネット(厚生労働省)

マットレスにカビが生えた…!除去する方法はある?予防策は?

マットレスのカビとり

マットレスの大敵として「カビ」が挙げられます。

コイル素材のマットレスは金属を使用しているため、立て掛けたり天日干しが非常に大変です。そのため、どうしてもカビは生えやすくなってしまいます。

その反対に、ウレタン素材のマットレスは軽いため、立て掛けて乾燥させたり、天日干しすることも可能です。そのため、カビは生えにくく長持ちしやすいです。

マットレスのカビの予防としては「すのこ」や「除湿シート」を使うという手もありますが、通気性が悪い設計のマットレスを選ばないということが非常に重要です。

カビの除去方法については専用の漂白剤を使う方法など下記の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてみて下さい。

マットレスのカバーはどんなものを選んだら良い?おすすめはボックスシーツ!

メリット デメリット
シーツ どのマットレスにも使える 敷くのが大変&ズレやすい
ボックスシーツ カンタンに付けられてる&ズレない コイル素材には使えない場合が多い

マットレスのカバーには上記の「シーツ」タイプと「ボックスシーツ」タイプがあります。

シーツ型はいわゆる1枚布タイプで、どのマットレスにも使えるのですが敷くのが大変です。また、寝ている間にズレやすく、場合によってはストレスを感じます。

もし厚さが20cm以下のマットレスであれば、「ボックスシーツ」タイプがおすすめです。

ボックスシーツであればゴムで留めることができるため、付け外しが簡単でズレにくいです。

ポケットコイルのような厚さがあるマットレスではボックスシーツは使えませんが、高反発マットレスなどはボックスシーツが使えるためおすすめですよ。amazonや無印良品などで2,000円前後で購入可能です。

マットレスの寿命は何年くらい?見分けるポイントはヘタリ具合

マットレスの寿命を見分けるポイント
  • 凹んだまま戻らない
  • カビくさい
  • ギシギシときしむ
  • ほつれや破れがある

マットレスの寿命は、短いもので1年、長いもので10年以上と言われています。

寿命かどうかを見極める点として、上記にいくつかポイントを挙げました。

特に、ポケットコイルのマットレスはスプリングを使用しており、劣化しているのに使用していると金属が飛び出して危険なため早めの買い替えをおすすめします。

マットレスの寿命を延ばす方法については下記の記事でまとめていますので、参考になれば幸いです。

マットレスにダニがいる場合の駆除方法や対策について

マットレスのダニ駆除

マットレスのダニは、メンテナンス不足や通気性の悪さが原因で発生します。

駆除方法としては布団乾燥機を使用したり、天日干しの後に掃除機で吸うことが挙げられます。

マットレスの丸洗いクリーニングもあるのですが、こちらは料金が高く、相場ではシングルサイズで6,000円以上になります。

ダニ防止スプレーなどもあるため、どうしてもダニが気になる方は検討してみて下さい。その他にも、ダニの対策や駆除方法については下記の記事にまとめています。

マットレスは床や畳に直置きしてもいい?

マットレス用のスノコ

マットレスの直置きはカビが生えやすくなってしまうためおすすめしないです。

もしベッドフレームを使わずに床に置きたい場合、すのこを使用することをおすすめします。

例えば、無印良品ではすのこタイプのベッドフレームで脚無しのものが販売されています。こちらは直置きOKと記載があります。

除湿シートより「すのこ」の方が通気性が良くなるため、直置きの場合はぜひ検討してみて下さいね。

マットレスに「すのこ」を敷いたほうが良い理由&選び方

スノコとマットレス

マットレスの下にすのこを敷くことで、通気性を良くしてカビを生えにくくすることが可能です。

すのこにも色々な素材があり、「パイン材」「杉」「ひのき」などがあります。

パイン材は安価ですが湿気に弱いとも言われており、安い家具のすのこはパイン材が多いため注意が必要です。

おすすめはヒノキで、湿気に比較的強く価格も中程度です。さらに天然の消臭作用もあり良い匂いがするため、もし予算に余裕があればヒノキのすのこがおすすめです。

その際、さらに可能であれば「低ホルムアルデヒド」のものを選ぶとシックハウス症候群という化学物質アレルギーを起こしにくくなるので良いですよ。

ホルムアルデヒドの量は「F★★★★」「F★★★」のように表記されていて、★が多いほど低ホルムアルデヒドで良品です。

マットレスは買取してもらえる?どれくらいの値段がつく?

マットレスを運ぶ男性2人

マットレスはブランドものであれば業者に買取をしてもらえる場合があります。

ただし、20万円ほどのマットレスが1万円前後で買取になるため、基本的にはあまり値段はつかないと思った方が無難です。

地域によって買取業者が異なるため、「東京 マットレス買取」などで調べてみると出てきます。

その際、GoogleMAPの口コミを見ると、その業者が本当に良いのかどうか判断しやすくなるためおすすめです。口コミが悪い業者は避け、良い口コミが多めのリサイクル業者を選ぶと安全ですよ。

マットレスの正しい使い方!実は布団を敷かない方が良いんです…!

マットレスと掛け布団

マットレスの正しい使い方として、布団を敷かずにそのまま寝るのが正しいです。

というのも、ちゃんとしたマットレスは体圧分散(身体を均等に支えること)を緻密に設計してあり、直接寝ることで身体に負荷をかけずに寝ることが可能なのです。

マットレスの上に布団を敷いてしまうと、この体圧分散のバランスが崩れるため、マットレス本来の機能を発揮することができなくなってしまいます。

これらを考えても、マットレスは布団を敷かずに直接寝るのがおすすめです。汗などが気になる場合、マットレス用の汗取りシートなどがあるため、そちらを使用するのがおすすめです。

参考資料日本睡眠学会

マットレスは洗濯できる?掃除方法やクリーニングの料金は?

マットレスのクリーニング

マットレスは、洗濯できる素材は残念ながらほとんどありません。

ただ、ウレタン素材のマットレスであればカバーは外して洗うことができるため、比較的キレイに保つことができます。

最もメンテナンスが大変なのはポケットコイルなどのスプリング系のマットレスです。立て掛けて掃除することもできませんし、カバーを洗うことも難しいです。

マットレスのクリーニングというものもありますが、ポケットコイルのマットレスは折り畳めないため送料が大幅にかかってしまいます。ウレタンマットレスであれば6,000円~10,000円ほどでクリーニングに出すことが可能です。

キレイに保つためには、掃除機でこまめに吸うことがおすすめです。特にダイソンなどの吸引力が強い掃除機ではダニなどをしっかり除去できるので重宝しますよ。

マットレスの厚さについて解説!おすすめはウレタン厚10~20cm

ウレタン厚さ 備考
1~4cm 薄すぎて単体ではほぼ使用不可。マットレスの上に重ねる「マットレストッパー」としての用途がメイン。
5~9cm 厚みはあるが床に敷くと底づき感がある。安眠を妨げる場合あり。
10~20cm 十分な厚さがあり、床で使用してもぐっすり眠れる。メンテナンスも楽。
20cm~ 寝心地は良いが、大きすぎてメンテナンスが大変になってくる。

厚さが重要になるマットレスはウレタン素材のマットレスです。というのも、ポケットコイルなどのスプリング系のマットレスは厚いものが多く、バネの固さがあるため、薄すぎて床についてしまうということが無いからです。

厚みでみると、9cm以下の厚さのマットレスはどうしても床やベッドの固さを感じてしまう場合が多いです。

厚みが10cm以上となると安眠度が高く、身体をしっかり支えてくれるものが多いです。

注意点としては、厚みが20cmを超えてくると重量が重くなり、メンテナンスが大変になるため知っておいて頂きたいです。

マットレスについてまとめ

マットレスについてまとめ
  • おすすめはポケットコイルか高反発マットレス
  • ポケットコイルは重量がありメンテナンスが大変なので、高反発ウレタンマットレスの方が長持ちしやすい
  • 返金保証があるマットレスを選ぶと失敗せずに済む
  • 身体の負荷を減らすには「体圧分散」を考えて設計されたマットレスを選ぶ
  • ウレタン密度が低いマットレスはヘタリが早いので注意

マットレスについてまとめると上記のようになりました。

本当に良いマットレスを選ぶには、「体圧分散が優れているか」「実際に使った後でも返金してくれるか」などが重要ポイントになってきます。

また、ブランドによっては店舗で販売している流通コストが商品価格に上乗せされ、品質に比べて価格が高めの設定になっている場合もあります。

平均価格としては1人用のシングルサイズでは4万円前後、ダブルサイズでは8万円前後など大きな買い物になるため、ぜひイメージだけで決めずに商品の特性を見極めて選んで下さいね。

長くなってしまいましたが、この記事が少しでもマットレス選びの参考になれば嬉しいです。最後までお読み頂きありがとうございます!

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