AGAとは一体何?薄毛を克服するために押さえておきたい知識はこれ!

「AGAとは一体何なのか?」「どのように薄毛が進行していくのか?」と疑問を抱えている男性はいませんか?

AGAは薄毛の男性の9割が発症している「男性型脱毛症」という薄毛の病気です。

薄毛になると老けた見た目になりますし、自分に自信も持てなくなってしまいます。

薄毛に悩む男性であれば誰もが、何としてでも元の若々しい姿に戻したいですよね。

このページではAGAとは一体何なのか、薄毛を克服するために覚えておきたい知識について解説しています。

AGAのセルフセルフチェックもご紹介しているので、「もしかして自分はAGAかも…」と悩んでいる男性は是非参考にしてください。

AGAとは「男性型脱毛症」という薄毛の病名です!

AGA(Androgenetic Alopecia)とはわかりやすく説明すると、成人の男性が引き起こしやすい「男性型脱毛症」という薄毛の病名です。

「AGAを発症する」=「髪の毛が薄くなる症状」と考えて良いでしょう。

薄毛やハゲの症状で悩む男性の約9割は、このAGAを発症していま予備軍を含めて成人男性の4人に1人がAGAだと言われていますので、珍しい病気ではありません。

AGA(男性型脱毛症)を発症した男性はどのように薄毛が進行していくのか、大まかな流れをまとめてみました。

  1. AGAになると髪の毛がしっかりと成長する前に抜け落ちる
  2. 頭皮には細くて弱々しい髪の毛だけが残る
  3. 薄毛が進行して見た目のイメージが変わる

薄毛と聞いて、「50代や60代の年齢になったら引き起こす症状でしょ?」とイメージしている方は少なくありません。

しかし、思春期以降の成人男性であれば誰でもAGAを発症するリスクがありますので、10代後半や20代から薄毛の症状が少しずつ進行する恐れはあります。

AGAの症状や4つの特徴はこれ!

男性が引き起こすAGAの4つの特徴はこれ!
  1. 年齢を重ねるにつれてだんだんと発症率が上がっていく
  2. 放置すると確実に進行する(自然治癒することはない)
  3. シャンプーやドライヤー時の抜け毛が気になりだす
  4. 髪の毛が細く柔らかくなって頭皮の地肌が透けて見える

AGAは10代後半から20代でも発症すると解説しましたが、一般的には年齢を重ねるにつれて症状が進行するのが大きな特徴です。

ここでは、年齢別のAGAの発症率を見ていきます。

男性の年齢 AGAの発症率
20代 6%
30代 12%
40代 32%
50代 44%
60代 51%
70代 61%

20代の男性も6%の確率でAGAを発症しますので、「自分は若いから大丈夫」という考えは危険です。

どの年齢の男性にも共通する内容として、AGAは放置するとゆっくりとしたスピードで確実に進行していきます。

風邪などの病気とは違い、「気付いたら治っていた!」「知らず知らずのうちに回復していた!」ということは絶対にありません。

AGAを放置するとシャンプーやドライヤーの時の抜け毛が気になったり、髪の毛が細く柔らかくなって頭皮の地肌が透けて見えたりといった変化が出ます。

つまり、何か対策をしなければ薄毛の症状の進行を食い止められないため、AGAは頭皮や髪の毛の変化に気付いた段階での対処が必須というわけです!

「以前よりも抜け毛が増えた」「頭皮が薄くなった気がする」という症状はAGAのサインですので、早期発見・早期治療を心掛けましょう。

AGAを発症するメカニズムは?

AGAを発症するメカニズム
  1. Ⅱ型の酵素の5αリダクターゼが男性ホルモンの一種のテストステロンに作用する
  2. 強力な作用を持つ男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)に変換される
  3. DHTが頭皮の毛乳頭細胞のアンドロゲンレセプター(受容体)に結合する
  4. 毛母細胞の増殖が抑制されて成長期⇒退行期⇒休止期のヘアサイクルが崩れる
  5. 髪の毛が十分に成長できなくなって抜け毛が増えて薄毛が進行する

AGA(男性型脱毛症)を発症するメカニズムは、上記のように男性ホルモンが深く関わっています。

しかし、男性ホルモンそのものが髪の毛に悪さをしているわけではありません。

男性ホルモン自体には次の4つの働きがありますので、男性が生きていくために欠かせない存在です。

  • 筋肉や骨を形成して体力維持の要になる
  • 認知力を高めてアルツハイマー病を予防する
  • 気力を高めてやる気の低下や性欲減退を予防する
  • 血管をしなやかな状態で保って動脈硬化を防ぐ

この男性ホルモンを活性の強いDHT(ジヒドロテストステロン)に変えるⅡ型の還元酵素の5αリダクターゼがAGAの元凶です。

頭皮の脱毛部分にはDHT(ジヒドロテストステロン)が高濃度で見られるのですが、その影響で「髪の毛が十分に育たない」「細くて短い髪の毛が多くなる」と変化して薄毛が目立つようになります。

※AGAの原因はDHT(ジヒドロテストステロン)以外にも遺伝やストレスが深く関わっていますので、詳細はこちらのページをチェックしてください。

AGAによる薄毛の進行パターンは全部で3つ!

AGAの進行パターン 症状の特徴 ヤバ目度
M字ハゲ 額の生え際から徐々に進む 3.0
O字ハゲ 頭頂部から薄毛が広がっていく 3.5
U字ハゲ 前頭部から進行して頭頂部と繋がる 4.5

AGA(男性型脱毛症)による薄毛は、「M字ハゲ」「O字ハゲ」「U字ハゲ」の3つの進行パターンに大きく分けられます。

正確にAGAのパターンを抽出するとハミルトン・ノーウッド分類の9つに分けられますが、まずは3つの進行パターンを把握するのがわかりやすいですね!

※ハミルトン・ノーウッド分類についてはこちらの項目で!

どの進行パターンの薄毛でもAGAは進行性の病気ですので、自然に回復することはありません。

最初は「ちょっと抜け毛が多いな~」と気になる程度でも、年齢を重ねるとより頭皮が透けて見えて老けた印象になることもあります。

以下ではAGAによる薄毛の3つの進行パターンを更に詳しく解説していますので、自分がどれに当てはまるのか確認してみてください。

額の生え際から進む(M字ハゲ)

額の生え際から進むM字ハゲの3つの特徴
  1. 生え際付近の毛髪の軟毛化が進んでいく
  2. 額の生え際が徐々に後退して面積が広くなっていく
  3. アルファベットのMの字のように切れ込みが深くなる

AGAの進行パターンの中でも、額の生え際から進むM字ハゲは最も見られやすい症状です。

生え際がだんだんと後退し、時間の経過とともに面積が広くなっていきます。

「自分ってこんなにおでこが広かったっけ?」と感じている男性は、AGAによるM字ハゲの可能性が大いにあります。

しかし、見た目では意外と気付きにくいため、病院では次の方法でM字ハゲの進行具合を判断します。

  1. 自分の頭部を横から見てみる
  2. 角額(両サイドの生え際の剃り込み)の先端を確認する
  3. 頭頂部と耳を結んだ頭頂線の前方2cmのラインよりも後退している
  4. 生え際が後退してM字ハゲが進行していると判断できる

M字ハゲを放置していると次第に頭頂部の薄毛と繋がりますので、AGAは早めの治療や対策が欠かせません。

頭頂部から広がる(O字ハゲ)

頭頂部から広がるO字ハゲの3つの特徴
  1. 髪の毛が細くなって全体的にボリュームが低下する
  2. つむじ周辺の頭頂部の毛髪から抜け落ちていく
  3. 他人から指摘されて初めて気付くケースが多い

つむじ周辺の頭頂部から薄毛が進行するO字ハゲは、AGAの代表的な進行パターンですね。

欧米人は生え際から進行するケースが多いのに対して、頭頂部から薄毛が進むのは日本人に多いケースだと考えられています。

頭頂部の髪の毛は自分であまり確認しないため、他人から指摘されて初めて気付く方は少なくありません。

AGAによるO字ハゲが進行すると、最終的には側頭部と後頭部の髪の毛だけが残ります。

サザエさんのキャラクターの波平さんをイメージすると非常にわかりやすいのではないでしょうか。

20代や30代でここまで薄毛が進行することはほぼ皆無ですが、AGAを放置すると最終的には頭頂部全体の髪の毛が抜け落ちます。

ではなぜ側頭部や後頭部の髪の毛がハゲないのか、詳しい理由について見ていきましょう。

  • AGAはヘアサイクルを狂わせる男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が最大の原因
  • テストステロンをDHTに変える還元酵素の5αリダクターゼは側頭部や後頭部にさほど存在しない
  • 側頭部や後頭部にはDHTと結び付くアンドロゲンレセプター(受容体)も少ない

つまり、生え際や頭頂部以外の部位の薄毛が進行している男性は、AGAではなく他の脱毛症の可能性が高くなりますよ。

前頭部から進行する(U字ハゲ)

前頭部から進行するU字ハゲの3つの特徴
  1. 生え際の後退と一緒に頭頂部の薄毛が広がる
  2. 毛髪が生えていない部分が繋がって自分でも薄毛を自覚しやすくなる
  3. 全体的に頭皮の肌が直で見える範囲が広がってくる

M字ハゲやO字ハゲの初期段階では気付きにくいのに対して、U字ハゲになるとAGAであると明確に診断しやすい症状になります。

U字ハゲは上記のように、前頭部から頭頂部まで薄毛が広がっている状態です。

髪の毛のない部分が広がって頭皮の肌が直に見える状態まで進行すると、投薬治療ではAGAの効果が出にくくなります。

目安として頭皮全体の3割くらいが露出していると、市販されている育毛剤や育毛サプリメントによる対策での改善が難しいと心得ておいた方が良いでしょう。

しかし、AGAの治療において本当に手遅れという状態はほとんどありません。

一切の髪の毛が失われてしまってはどうしようもありませんが、AGA専門クリニックを受診すれば発毛有効成分を直接頭皮に注入する育毛メソセラピーや、後頭部の髪の毛を移植する自毛植毛の治療を選択できます。

「もう何をしても自分の髪の毛は復活しない…」と諦めるのではなく、クリニックを訪れて今の自分にベストなAGA治療を選択してみてください。

AGAの症状を見分けるハミルトン・ノーウッド分類とは?

AGAの分類 薄毛の症状や状態 危険度
Ⅰ型 まだ脱毛や薄毛の症状が始まっていない段階 0.0
Ⅱ型 額の生え際から後退が徐々に進行している状態 1.0
Ⅱ型(Vertex型) 生え際の進行と頭頂部の脱毛が始まる状態 1.5
Ⅲ型 生え際からの薄毛が更に目立ってきた状態 2.5
Ⅲ型(Vertex型) Ⅲ型に加えて頭頂部がO字に脱毛している状態 3.0
Ⅳ型 生え際から頭頂部にかけて薄毛が進行した状態 3.5
Ⅴ型 生え際と頭頂部の薄毛が繋がりつつある状態 4.0
Ⅵ型 頭皮全体に進行してM字かO字か判別がつかない状態 4.5
Ⅶ型 更に進行して後頭部と側頭部にしか髪の毛がない状態 5.0

AGAの進行パターンを更に細かくわけるに当たり、上記のハミルトン・ノーウッド分類が役立ちます。

アメリカの医師のハミルトン氏が作ったAGAの脱毛のパターンを別の医師のノーウッド氏が改訂し、ハミルトン・ノーウッド分類と名付けられました。

「Ⅰ型よりもⅡ型」「Ⅱ型よりもⅢ型」と、レベルが上がるにつれて薄毛の症状が進行していくことがわかりますね。

ハミルトン・ノーウッド分類はかなり昔に作られましたが、今現在も薄毛の進行度の目安として欠かせません。

AGAは症状のステージが進むにつれて、治療の選択肢が狭まっていきます。

  • Ⅱ型の軽度の薄毛であれば育毛剤の塗布や生活習慣の見直しで対策できる
  • Ⅲ型になるとプロペシアやミノキシジルなどの投薬治療を検討した方が良い
  • Ⅳ型になるとクリニックで実施されている注入治療を検討した方が良い
  • Ⅴ型やⅥ型は最終手段として自毛植毛を受けるしかなくなる

AGAの治療で効果を引き出すには、少しでも早い段階で薄毛に気付いて何かしらの対策を施すべきです。

ハミルトン・ノーウッド分類でⅦ型まで進行すると、髪の毛を復活させるのが難しい状態になります。

AGAによる薄毛は、早期発見・早期治療が何よりも大切です。

自分がAGAなのかどうか確かめるチェックリストはこれ!

「自分は本当にAGAを発症しているの?」「もしかして薄毛が進行しているの?」と男性であれば気になりますよね。

そこで、以下では自分がAGAなのかどうか確かめるチェックリストをいくつか挙げてみました。

・シャンプーやブラッシングをした時に抜け毛が気になる
AGAを発症すると細くて弱々しい髪の毛が増えますので、普段の何気ない生活の中で抜け毛が気になることがあります。
・両親や祖父母など家系にAGAや薄毛で悩んでいる人がいる
AGAの原因のDHT(ジヒドロテストステロン)は、遺伝によって受け継がれます。アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子や5αリダクターゼの活性が高い遺伝子が多いと、AGAを発症しやすい仕組みです。
・昔に比べて細くて短い髪の毛が増えている気がする
これはAGAの発症でヘアサイクルに乱れが生じ、通常であれば2年~6年の成長期が数ヵ月から1年に短縮しているのが理由です。
・思春期を超えた辺りから髪の毛が薄くなっている感じがある
中学生や高校生などの思春期の薄毛は、AGAではなく頭皮の皮脂が過剰に分泌される脂漏性皮膚炎や心のアンバランスが原因のストレス性脱毛の可能性が高くなります。一方で成人してから薄毛が気になりだした方は、AGAを疑った方が良いでしょう。
・年齢を重ねるごとに少しずつボリュームが減っている
薄毛の症状が少しずつ進行するのはAGAの特徴の一つです。逆に急に抜け毛が増えて薄毛になった人は、円形脱毛症など他の脱毛症の可能性があります。
・額の生え際や頭頂部から髪の毛が薄くなっている
AGAの脱毛パターンは、「生え際が後退する」「頭頂部から広がる」「前頭部から進行する」の3つにわけられます。生え際や頭頂部から薄くなっているのはAGAの前兆です。
・周りの人から髪の毛が薄いと指摘されることが多くなった
AGAは他の病気と比較してみると、初期段階で自覚するのが難しいのが特徴です。毎日鏡を見ていても、変化に気付かないケースは少なくありません。つまり、周囲の人から薄毛を指摘されている男性は、AGAを発症しているリスクが高くなります。
・朝起きて枕元を確認してみると、抜け毛がたくさん付着している
睡眠中は頭皮と枕の摩擦で髪の毛が抜け落ちるのは不思議な現象ではありません。しかし、あまりにも抜け毛の本数が多い男性は、AGAを発症しているサインだと考えられます。
・抜け毛を良く観察してみると毛根が尖っている
髪の毛の毛根が尖っていたり細くなったりしているのはAGAの特徴の一つです。AGAを発症していない人の髪の毛の毛根は丸くなっています。

上記のセルフチェックの項目に当てはまる数が多ければ多いほど、AGAを発症して薄毛の症状が進行しているサインです。

AGAは自覚症状が少ない厄介な病気ですが、時間をかけてゆっくりと確実に進行していきます。

「自分はAGAの可能性がかなり高いかも…」とセルフチェックで実感した男性は、なるべく早めにAGA専門クリニックを受診して医師による診察を受けてください。

AGAの可能性のある男性はクリニックでの治療がおすすめ!

先程のセルフチェックをしてAGAの可能性のある男性は、早めにクリニックを受診して治療すべきです。

薄毛の症状が軽ければセルフケアでも改善できますが、医師の指示やアドバイスに従って治療を受けた方が遥かに高い効果が期待できます!

クリニックの受診はAGAの治療効果を高めるだけではなく、最初にAGAなのか確かめることが可能です。

基本的にAGAクリニックを受診すると、次の3つの診察や診断を行います。

診断 診断内容
問診 診断の参考にするために医師が病歴や病状について尋ねる
視診 患者さんの薄毛の状態を確かめるために目で見て診断する
頭髪チェック マイクロスコープを使って頭皮や髪の毛の状態を詳しく観察する

セルフチェックで薄毛かなーと自分で感じていても、もしかしたらAGAではないかもしれません。

それを正確に判断するには、AGA専門クリニックを受診して医師による診察を受ける必要があります。

もしAGAを発症していることがわかれば、専門家の医師からAGAの改善策を提案してもらえます。

内服薬のプロペシアを処方してもらったり効果の高い注入治療を受けたりと、自分の症状や希望、予算に合わせて決められるのが大きなメリットですね!

AGAは何も対処しないと薄毛がどんどん進行していきますので、早めにクリニックに足を運んでみてください。

まとめ

AGA(男性型脱毛症)や薄毛についてのまとめ
  • AGAとは成人男性が発症しやすい薄毛の一つ
  • AGAは活性男性ホルモンのDHTが深く関わっている
  • AGAの進行パターンは「M字ハゲ」「O字ハゲ」「U字ハゲ」の3つ
  • セルフチェックリストでAGAなのか大まかに確かめられる
  • 薄毛が進行していてもAGA専門クリニックで治療が可能

AGA(男性型脱毛症)は成人男性にとって厄介な病気ですが、薄毛を改善することはできます!

進行性であるAGAはとにかく「早期発見」「早期治療」を心掛けて手遅れになる前に対処・対策をすることが大切です!

10代後半や20代でもAGAは発症することがあるので、「まだ若いから大丈夫ははず…」と思っていると、AGAはどんどん進行していってしまいます。

セルフチェックをしてもてAGAの疑いがある男性は、一度クリニックを受診して専門医の説明や診断を受けてみてください。

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