【無料もあるの?】個人・法人の青色申告におすすめの会計ソフト12選比較!

事業をしていると会計ソフトで売上や経費を集計しなくてはなりませんが、会計ソフトって何を使えば良いのでしょうか。

「経理の経験も簿記の知識もないから、会計ソフトを選ぶ基準すら分からない・・・」

そんな人でも会計ソフトを選ぶための基準が分かるように、税理士事務所に勤めている私がおすすめの会計ソフトを紹介していきます。

事業をしているからには、売上につながる活動を最優先にして集中したいですよね。そのためにも、早く自分に合った会計ソフトを選んでしまいましょう!

この記事を書いた人
taira
大手税理士法人、個人経営の税理士事務所での勤務経験があり、現在も勤務中です。実際に色々な会計ソフトに触れてきたため、ソフト毎のメリット・デメリットを知っています。この経験を文字にしてみましたので、多くの方に喜んでもらえると嬉しいです。

会計ソフトを選ぶ3つのおすすめの選び方!

会計ソフトって色んな種類があるし、結局どうやって選んだらいいのか分からないですよね。

ですが、以下の3つのポイントさえ意識すれば自分に合った会計ソフトが絞られてきますので参考にしてみてくださいね!

事業形態で選ぶ!

事業形態 会計ソフトの特徴 会計ソフトの価格
個人事業主 簿記の知識がない人でも操作できる作りが多い 安い
法人 簿記の知識があることが前提で作られていることが多く、高機能 高い

まず、事業形態が「個人事業主」「法人」かということで会計ソフトが対応しているかどうかが違います。

個人事業主が法人専用の会計ソフトを購入すると、勘定科目が対応していなど確定申告ができません。逆に、法人が個人事業主専用の会計ソフトを購入しても同様です。

特徴として、個人事業主専用の会計ソフトは比較的安価ですが、法人専用となると高機能が求められるため価格が高くなりがちです。

会計ソフトによっては、個人事業主も法人もどちらも対応しているものもあります。

利用形態で選ぶ!

利用形態 会計ソフトの長所 会計ソフトの短所 おすすめする人
インストール型 動作が軽い インストールが必要 会計ソフトの利用に慣れている
クラウド型 自動取込機能搭載 やや動作が重い 自動取込対象の取引が多い

主に「インストール型」「クラウド型」がありますので、会計ソフトをどのようなシーンで利用することが多いかで選びましょう。

インストール型はその名のとおり、パソコンにインストールしないと利用できません。対してクラウド型はインストール不要で、ネット環境さえあればどこでも利用できます。

ただし、クラウド型はネットの通信速度の影響を必ず受けるため、多少動作が遅いのは要注意です。

クラウド型は金融機関やクレジットカード情報との連携機能を搭載していることがほとんどですので、こういった取引が多い人はクラウド型がおすすめです。

利用者の簿記知識の有無で選ぶ!

簿記の知識 おすすめの会計ソフトの種類
あり インストール型
なし クラウド型

簿記の知識があまりないのであれば、クラウド型がおすすめです。簿記の知識がある程度あるのであればどちらの種類を利用してもいいですが、スムーズに処理できるのはインストール型でしょう。

従来、会計ソフトは利用者に簿記知識があることが前提で作られてきました。そのため、従来からあるインストール型の会計ソフトは、簿記の知識がない人をあまり想定していないのです。

ですが、クラウド型の会計ソフトはネットを活用することが前提となっており、ネットで検索する能力さえあれば簿記の知識がなくても使えるソフトが増えてきています。

クラウド型は、操作性の点でも優れています。AIが勘定科目を自動で判断する機能などもあり、とても利便性が高いですね!

青色申告はクラウド型が良い?個人・法人向けのおすすめ会計ソフトランキングTOP12!

会計ソフトは価格や使い勝手もソフトによっては大きく違いますし、どうやって選んだら良いのか分かりませんよね。そもそも簿記の知識すら無かったら、なおさらに選ぶのは難しいです。

個人事業主、法人のいずれでも青色申告をするためにどのような基準で会計ソフトを選んだら良いかを12選のランキング形式にしていますので、参考にしてください!

  • 当サイトの編集部による独自の基準にてランキング化しています。効果などの良しあしで並べているのではなく、選び方で述べたポイントなどを含めて、編集部が総合的に判断したものとなっています。

小規模法人におすすめの会計ソフトなら「かんたん!法人会計」

かんたん!法人会計
株式会社ミロク情報サービス
参考価格20,980円(税別)
事業形態
法人
利用形態
インストール型
簿記知識
ある程度必要

かんたん!法人会計の特徴

ミロク情報サービス(MJS)はTVCMに広告費を使えるくらいの資本力があります。それだけユーザーに支持されているということですよね。

カスタマーサービスに使う資本力があるということでもあるので、安心のサポート体制です!

製造業など、特に製造原価を把握したい業種でしたらこのソフトの強みを活かせます。

かんたん!法人会計の口コミ

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その名の通り簡単に使いこなせる
とにかく機能が多彩。それなのに簡単に使える。その名に恥じない。

画面構成がわかりやすい
パソコンが得意じゃない人でも直感的に使えるような画面構成になっています。

簡単だけど高度な機能を持ったソフト
高度な機能を搭載しているため、大きめの法人の会計には適しているでしょう。
ですが、同シリーズに「かんたん!会計」があり、こちらは小規模の法人までなら対応できるようですので比べてから購入するのが良さそうです。

マイナンバーにも対応した会計ソフト!青色申告らくだ

青色申告らくだ
株式会社ビーエスエルシステム研究所
参考価格9,000円(税別)
事業形態
個人事業主
利用形態
インストール型
簿記知識
ある程度必要

青色申告らくだの特徴

入力画面が実際の帳簿や伝票をイメージされているので、会計ソフトを初めて使う人にでも抵抗が少ないように作られています。

電話・メール・FAXと多くの手段でのサポートに対応しているのは強みです。ただし、簿記の知識がないことには使いこなすのは難しいでしょう。

青色申告らくだの口コミ

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少し操作性が悪いかも。
売掛金や買掛金の取引先が多い場合、使いにくいかもです。
取引先を探すのに検索できずに上から順に探さないといけないからです。

もしかしたら、方法あるのかな。

他のソフトと比べてコスパがいい
ソフトの使い勝手の良さだけでなく、サポートデスクの対応も悪くないです。

他社ソフトも色々使いましたが、コスパがいいためここに戻ってきました。

このソフトで毎年確定申告してます
毎年確定申告をしているのですが、このソフトがあるのとないのでは大違いです。
この価格で使い勝手もサポートも良いのはありがたいですね。

初心者でも使える会計ソフトのおすすめ!ツカエル青色申告

ツカエル青色申告
ビズソフト株式会社
参考価格5,939円(税別)
事業形態
個人事業主
利用形態
インストール型
簿記知識
無くても使える

ツカエル青色申告の特徴

他の会計ソフトと違い、直接勘定科目を入力する形式ではなく、選択形式が取られています。そのため、直感的な操作ができるので取っつきやすい作りになっています。

準備されていない勘定科目を使いたい場合など、簿記の知識がある人にとっては逆に使いづらいと感じるかもしれません。

ザックリと勘定科目を分けて確定申告ができたら良いという人には向いています。

ツカエル青色申告の口コミ

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選択式で簡単わかりやすい!
手入力より簡単に集計できるのでありがたい。
個人事業主のような細かい分類が不要だったり、仕訳数が少ない人には便利。

使いやすいインターフェースです!
何より使いやすいインターフェースが素晴らしい。
選択式でほとんどの処理を進めることができます。

インストールして使うものですが、オンラインアップデートがあります。そのためネット環境が必須なので要注意。

業種ごとに勘定科目を自動設定!みんなの青色申告

みんなの青色申告
ソリマチ株式会社
参考価格9,800円(税別)
事業形態
個人事業主
利用形態
インストール型
簿記知識
無くても使える

みんなの青色申告の特徴

ある程度の事業規模になると消費税の申告も必要になりますが、消費税についても簡単に処理できるように作られています。

また、「みんなの電子申告」という無料ソフトを使えば、電子申告まで完結させることができるのは強みです。

しかし、簿記の知識がないとなかなか使いこなすことは難しいでしょう。また、サポートも時期によっては繋がりにくいこともあります。

みんなの青色申告の口コミ

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せどりの会計にもおすすめ!「かんたん!青色申告」

かんたん!青色申告
株式会社ミロク情報サービス
参考価格5,930円(税別)
事業形態
個人事業主
利用形態
インストール型
簿記知識
無くても使える

かんたん!青色申告の特徴

簿記の知識がない人にでも使えるような作りになっています。

ソフトが取引パターンを自動で学習していくため、使っていくほどにラクになり良さを実感できるでしょう。

インストール型にしては珍しく、金融機関やクレジットカード情報の自動取り込み機能も搭載しています。

クレジットカードで大量仕入をする「せどり」の事業にも最適の会計ソフトです。

かんたん!青色申告の口コミ

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動作が軽くて使いやすい会計ソフトなら!わくわく青色申告

わくわく青色申告
株式会社ピクシス
参考価格8,500円(税別)
事業形態
個人事業主
利用形態
インストール型
簿記知識
無くても使える

わくわく青色申告の特徴

青色申告についての基礎知識が理解できる上に、簿記の知識があまりなくても使える作りになっています。

完全に簿記の知識がない人でも対応できるような機能がついているわけではありませんが、初心者向けのソフトには違いありません。

サポートはついていますが、仕訳を教えてくれるようなサポートはありませんのでご注意ください。

わくわく青色申告の口コミ

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中小企業におすすめの会計ソフトなら「会計王」

会計王
ソリマチ株式会社
参考価格40,000円(税別)
事業形態
法人
利用形態
インストール型
簿記知識
ある程度必要

会計王の特徴

インストール型では弥生会計に次ぐ実績を持つ会計ソフトです。

特にサポート体制では、電話対応だけでなく訪問対応までしてくれるサービスまであるので、弥生会計以上とも言われることもあります。

機能面でも、クラウド型の特徴である金融機関やクレジットカード情報を自動取り込みする機能があり、インストール型としての使い勝手は素晴らしいものがあります。

会計王の口コミ

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法人向けの経費精算システムまでついてる!マネーフォワードクラウド会計

マネーフォワードクラウド会計
株式会社マネーフォワード
参考価格3,980円(税別)
事業形態
法人
利用形態
クラウド型
簿記知識
あまり無くても使える

※価格は月額利用料になります。

マネーフォワードクラウド会計の特徴

金融機関やクレジットカード情報との連携が素晴らしく、精度の高いAIが勘定科目も予測してくれるため、簿記の知識に自信のない人にもおすすめです。

また、弥生会計に似た入力画面を選択することもでき、簿記の知識がある人にとってもスムーズに入力できる作りになっています。

料金については、会計以外にも請求書や給与等の機能もセットになって月額3,980円からとなっており、会計のみを使いたいという人にとっては安くはないです。

マネーフォワードクラウド会計の口コミ

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個人事業主も法人もどちらも対応!おすすめソフト弥生会計

弥生会計
弥生株式会社
参考価格33,486円(税別)
事業形態
個人事業主、法人
利用形態
インストール型
簿記知識
必要

弥生会計の特徴

長年、インストール型の会計ソフトとしてシェアNo.1の座に君臨しています。

法人、個人事業主のどちらにも対応しており、シンプルな作りで動作も非常に軽いです。
会計ソフトとしての完成形ともいえる作りになっています。

ただし、簿記の知識がない人には向いていないため、勘定科目の入力時に補助してくれる機能を備えたクラウド型のソフトの方が良いでしょう。

弥生会計の口コミ

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クラウド型だと1年間無料!やよいの青色申告

やよいの青色申告
弥生株式会社
参考価格9,310円(税別)
事業形態
個人事業主
利用形態
インストール型、クラウド型もアリ!
簿記知識
ある程度必要

やよいの青色申告の特徴

インストール型だけでなく、クラウド型もあります。そしてクラウド型だとすべての機能が1年間無料で使用できますので、オススメです!

そして、長年会計ソフトのシェアトップを走り続けているだけあって、電話サポートが素晴らしく安心感抜群です。

金融機関やクレジットカード情報のデータ取り込みにも対応していますが、上位のMFクラウド確定申告やfreeeほどの精度はまだないようです。

やよいの青色申告の口コミ

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簿記初心者でも使いやすいクラウド会計ソフト!freee

freee
freee株式会社
参考価格980円(税別)
事業形態
個人事業主
利用形態
クラウド型
簿記知識
無くても使える

※価格は月額利用料になります。

freeeの特徴

さすがクラウド型会計ソフトのシェアNo.1!

簿記の知識がほとんどない人でも会計の集計ができるように作られています。
誰でも使える作りということで、シェアNo.1はうなずけます。

逆に考えると、それだけ独特な作りであるということです。簿記の知識がある人からしたら使いにくいと感じることが多いようです。

freeeの口コミ

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クラウド会計ソフトとしての連携機能No.1!MFクラウド確定申告

MFクラウド確定申告
株式会社マネーフォワード
参考価格1,280円(税別)
事業形態
個人事業主
利用形態
クラウド型
簿記知識
あまり無くても使える

※価格は月額利用料になります。

MFクラウド確定申告の特徴

一番の特徴として、データ連携機能が優れています。金融機関やクレジットカードの情報との連携はもちろんのこと、電子マネー等も多くの種類に対応できます。

個人事業主専用ソフトとなりますが、法人専用のMFクラウド会計とほとんど使い勝手も変わらないです。法人成りにもスムーズに対応できるでしょう。

価格はクラウド型なのでで毎月の負担が必要ですが、月額1,280円からと抑えめでこれだけの機能はオススメできます!

MFクラウド確定申告の口コミ

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クラウド型会計ソフトのおすすめの使い方は!

クラウド型・インストール型のそれぞれのいいとこ取りをして効率化をはかりたい人におすすめの使い方をご紹介します。

対象者は、昔ながらのインストール型に慣れていて「すぐにはクラウド型に移行できない」「移行したくない」という人です。

クラウド型のおすすめの使い方
  1. クラウド型の会計ソフトで連携機能を使い、金融機関・クレジットカード情報を取り込み
  2. 取り込んだ金融機関・クレジットカード情報をエクスポート(出力)
  3. エクスポートしたデータをインストール型の会計ソフトにインポート(取り込み)

クラウド型の会計ソフトの長所の一つとして、金融機関やクレジットカード情報との連携機能があります。

この連携機能を利用してデータをインストール型の会計ソフトに移すことで、インストール型の動作の軽さとクラウド型の長所を活かせます!

ただし、クラウド型、インストール型のどちらも用意する必要がありますのでご注意ください。

会計ソフトについてのよくあるQ&A

では、最後に会計ソフトを使う上での気になるQ&Aをご紹介していきます。

フリーソフトもあるようですが、有料の会計ソフトを購入した方が良いのでしょうか?

できれば有料の会計ソフトが理想です。フリーソフトは、有料ソフトのようにサポートが充実しているわけではないためです。

ですが、フリーソフトでも唯一「フリーウェイ経理Lite」でしたら、実用に耐えうるレベルでおすすめできますよ。サポートがなくてもマニュアルが非常に充実しています。

弥生会計にはクラウド型としての会計ソフトはないのでしょうか?

あります。「弥生会計オンライン」という会計ソフトになります。インストール型で断トツのシェアを持つ弥生会計のオンライン型ソフトです。

弥生会計というブランドの安心感と、その資本力による電話サポートの素晴らしさは他社には真似できない強みがあります。

ただし、クラウド型ということで取引データの取り込み機能はあるのですが、freeeやマネーフォワードと比べて直感的に操作ができない点は今後の改善に期待です。

まとめ

クラウド型の会計ソフトの台頭が著しい近年、従来からあるインストール型が目立たなくなってきました。12選でもトップ2はクラウド型になっています。

しかし、クラウド型もインストール型もそれぞれで強みがあり、おすすめの会計ソフトの使い方でお伝えしたような使い方もできることが分かりましたよね。

事業をしていたら嫌でも毎年やらなければいけないことです。どうせなら少しでも楽しんで作業したいですよね。そのためにもお伝えした内容を参考に、自分に合った会計ソフトを見つけましょう!

おすすめの会計ソフトTOP3をもう一度チェックする!