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退職代行利用者が語る失敗談7つと実際に利用した私のトラブル体験談!

退職代行サービスは退職成功率100%と謳ってますが、実は裏では失敗やトラブルが発生している業者があるのはご存知ですか?

退職はすべての労働者に与えられた権利なので、退職成功率が100%になるのは当たり前で、”退職”自体が成功しても円満に退職できたかはまた別の話。

もちろん中には、依頼者を助けたいという想いで退職代行サービスを行っている優良業者もあるのですべてが悪いわけではありませんが、失敗やトラブルが起きている現実を知っていれば、自分がそうならないようにあらかじめ対策もできます。

私自身も退職代行サービスの利用経験があり、実際にトラブルを経験していますが、その経験からこんな業者は選んではいけなかったなと気づいたことがありました。

本記事では、退職代行サービス選びで失敗しないためにチェックしてほしいポイントと実際にあった退職代行の失敗事例7つを紹介します。

この記事を書いた人
nanako
2児のママで育児と仕事の両立がうまくいかず、産後うつを発症して退職代行を使って会社を辞めた経験あり。会社にお世話になったのにお礼も言わずに退職代行を利用するのに抵抗はあったけど、精神的負担が少なくなるなら"言いづらい"だけでもお金を払って代行するのは悪いことじゃないと友人に言われ納得。言いづらいが理由だけで退職代行を利用するのに迷ってる方でも気軽に利用できるように退職代行の良さを発信していきます。

退職代行サービス利用者の失敗・トラブル事例7つ!

退職代行サービスを利用して失敗した事例やトラブルにあった事例を実際の利用者の口コミからご紹介します。

退職の連絡をしてくれた直後、連絡が途絶えた…

「”退職”はできたんだから問題ないでしょう。あくまでも退職代行サービスだから…」と言わんばかりの対応ですが、実はこのようなケースは他にもあるようでした。

確かに退職代行サービスは退職の意思を伝えてくれるだけのサービスではありますが、「会社との連絡は不要!」と謳っておきながらこの対応はひどいですね。

同じサービスで同じような口コミがありましたが、担当によって対応が代わるようでした。

退職代行サービスの中でも大手で、良い評判もいっぱいある分、一人の担当の悪評でサービス全体のイメージが悪くなるのは残念ですね。
この辺は改善してもらいたいところです。

退職に必要な書類が送られてこない…

退職代行サービスはあくまでも退職の意思を伝えるだけなので、未払い賃金までは対応することができません。

未払い賃金もどうにかすると退職代行サービス側が言っていたなら大問題ですが、ほとんどの退職代行サービスは法律行為はできないと記載してあるので、しっかり確認してから依頼しましょう。

ただ、退職の必要な書類を郵送してこないのに退職代行サービス側が何もしないのは怪しいですね…。

退職代行サービスに依頼したのに結局自ら交渉する羽目になった…

上司は老齢の母親とたまたま帰省していた姉を軟禁した上、自分と母・姉が写った写真を高田さんの携帯に送ってきたという。動揺した高田さんは退職代行業者に連絡するも、「私たちの業務範囲外です」との返答。止むを得ず高田さんは実家に急行し、上司と対面せざるを得ず、警察にも通報することになった――。

退職代行サービスの欠点である、”交渉できないこと”が原因で起きたトラブルです。

退職はすべての労働者に与えられた権利だから辞められる!を強引に突き通し依頼を受ける業者も多いですが、就業規則の内容が妥当だと判断されれば法律よりも有効になるケースもあります。

会社側もいきなり他人から電話が来て「そうですか。わかりました。」と納得してくれるところばかりではないので、事前にどこまで対応してくれるのかは確認しておいた方が良いです。

退職代行サービスに扮した詐欺業者にお金だけ騙し取られた…

どんなサービスも話題になると悪用し始める人がいるので、怪しいサービス名のしれないサービスに依頼するのは避けた方が得策です。

ある程度知名度の高いサービスであれば、少なくとも金銭だけを騙し取るような詐欺行為は行わないので、これから退職代行サービスに依頼する予定の方は気をつけてください。

引き継ぎをしなくて良いと言われて従ったら損害賠償請求された…

当時、A社で公共工事の入札手続きを担当していた内藤さんは、ネットで目にした退職代行業者に依頼をした。業者はすぐに内藤さんの勤務先に電話をし、退職の意思を伝達。内藤さんは「今後、会社からの連絡には一切応じなくていい」と告げられたという。

しかし当時は人手不足もあり、入札業務に関わっていたのは内藤さんただひとり。内藤さんの携帯には会社から1日に数十件近く着信が残るようになった。

「電話、本当にでなくていいんでしょうか……」

不安になった内藤さんは依頼した退職代行業者に相談をした。だが、回答は「(電話には)出なくていい」の一点張り。

たしかに退職の意思は伝えられたものの、引き継ぎはまったくできていない。このままでは公共工事の入札に参加できず、A社に巨額の損失が発生してしまう──。

退職代行サービスは「引き継ぎはしなくて大丈夫!」と案内するケースが非常に多いですが、仕事内容も聞かずにマニュアルのように回答しているだけなら要注意。

仕事内容によっては引き継ぎをしてから退職しないと損害賠償請求が認められるケースも実際にあります。

「売上に直結するような仕事を任されている場合」や「会社内であなた以外にできない仕事をしている場合」はとくに注意しましょう。

法的問題に発展したら知らぬ存ぜぬな対応をされた…

ある相談者は、退職届を出した後にさらに退職を早めようと考え、非弁業者の「希望する退職日での退職は可能」という言葉を信じて依頼した。しかし、その後会社が損害賠償請求をちらつかせると、非弁業者は「金銭問題になったら、労基署か弁護士に相談してください」とさじを投げたという。

退職代行サービスは損害賠償請求について「損害賠償請求をするぞと脅してくる会社もありますが、費用や労力を考えると何もしないので大丈夫です」と案内しているケースが多いです。

確かに労働法は働く人を守るための法律が多いですが、さきほども言ったようにあなたに責任がある場合はしっかり損害賠償請求をされます。

損害賠償請求されそうな問題を抱えている場合は、弁護士に相談するか、万が一の際には弁護士が対応してくれるサービスを選ぶと安心です。

和解のための弁護士費用を追加で要求…

「業者に任せたから安心と思って、会社側からの連絡を無視していたら、会社側の弁護士から損害賠償請求の訴えを起こされたというケースの相談も出てきています。すると今度は、『では和解のための弁護士を紹介しましょう』と言って、新たにカネを要求してくる業者もいるようです。これも『非弁提携』といって、れっきとした違法行為。最近はこうした悪質業者に引っかかった被害者からの相談も増えていますね」

提携する弁護士を紹介する行為は非弁提携といい、弁護士法違反となります。

それを知っていて提携する弁護士は信用できませんし、退職代行サービス自体が違法営業をしている可能性もあるので、この場合は全く別の労働問題に強い弁護士に依頼してください。

実際に退職代行を利用した私のトラブル体験談!

私も実際に退職代行サービスを利用して退職していますが、最終的に退職はできたものの有給になる予定の日が無断欠勤として処理されるトラブルを経験しています。

そのときの体験談をお話するので、同じような目に合わないよう気をつけてください。

某有名退職代行サービスにサイトから申し込みをするも2日間音沙汰なし…


色んなサイトを見ながら退職代行サービスを探して、最終的にはどのサイトでもおすすめされていた某サービスに依頼をすることを決意。サイトの問い合わせフォームから退職したい旨を入力し、申込みをしました。

連絡をしたのが平日でしたが、申込みのあとの自動メールが届くだけで担当からの連絡は一切こず…。
この時点でやめればよかったと今では思いますが、また探し直すのもめんどくさくて2日後にもう一度問い合わせをしました。

メールで退職届を送るよう指示される!


するとすぐに、「大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした」と返信が(多分気づいてなかったのかも…)。

返事が来たのがちょうど金曜日だったので、週末の連休中に依頼しようと思っていたこともあり、そのままお願いすることに。

ヒアリングシートに内容を記載して、料金を支払い、実行日を決め…と比較的スムーズにやりとりは行われたのですが、返事が少し遅いかな?と気になってはいました。

このとき、本人からの申し出ということがわかるように事前にメール(もしくはFAX)にて退職届を送るように言われていたので、担当者のメールにPDFで退職届を送付しています。

連休中に会社と連絡がつかず会社に問い合わせして別の番号を聞くよう指示される…


そして、退職代行サービスには「会社側に連絡するのはいつでも良いけど、連休中に片付けて連休明けには出勤しなくて済むように話を進めてほしい」とだけ念入りに伝えていました。

しかし、会社側の人事担当と連絡がとれなかったようで、退職代行サービスの担当から「他に連絡先はわからないか?」「わからないなら会社に問い合わせして聞いてほしい」との連絡が。

退職代行サービスを利用しているのに自分で会社に問い合わせして他の連絡先を聞くってちょっとおかしいですよね…。(他の連絡先は知らないし、会社に問い合わせるのも嫌なので断りました。退職届をメールで送ってるのに問い合わせたらバレる…)

なので、退職届を送ったメールに返信が来たときに電話お願いできますか?と確認し、それでOKとのことだったので、会社の担当者からの連絡を待つことに。

退職代行サービスと会社が話す前に私の方に連絡が来てしまう…


そうこうしている間に連休最終日になり、夕方に会社から電話が来ました。
会社から連絡が来たら無視するよう言われているので、電話には出ていません。

すぐに退職届サービスの担当者に連絡しましたが、返事がなく…。数時間後に返事が来たかと思ったら、「順番に連絡しているので、予約しないと対応できません。明日電話しますので」とのこと。

え???

そんなこと、一言も聞いてません。そもそも即日対応って書いてあるのにこんなにも連絡が遅いっておかしいです。

もうこの辺りでどうでも良くなって退職届サービスの担当者のタイミングに任せました。

ようやく退職できたものの無断欠勤扱い処分に…


連休が明け、「その日は休んでも大丈夫ですか?」と退職代行サービスの担当者に確認すると「伝えておくから大丈夫」とのことだったので会社には行きませんでした。

その日夕方に退職代行サービスの担当者から「退職の承諾がいただけたので、退職書類の郵送をお願いします」と連絡が来てやっと安心したのを覚えています。

しかし、約2週間後に会社から送られてきた書類には、「退職代行サービスが電話した当日は朝の時点で出欠の連絡もしていないし、無断で休んだから欠勤扱いにします」と書いてありました。

退職代行サービスの指示に従って休んで連絡も出ないようにしていたので、「こんな風になるなら連休明け出勤しておくべきだったかな…」と未だに後悔しています。

結果的に退職できたのは良かったですが、納得いく結果ではありませんでした。

体験から学んだ退職代行サービス選びで失敗しないための3つのチェックポイント!

退職代行サービスを選ぶ際の3つのポイント
  • どこまで対応してくれるかチェック!
  • ヒアリングを丁寧にしてくれるかチェック!
  • 適正業務を行なっているかチェック!

他の方の失敗事例に比べたら私のトラブル事例はまだまだ可愛いものですが、上記の3つを事前にチェックしていればトラブルも防げただろうなと思ったので、これから退職代行サービスを利用する方はぜひチェックしてみてください。

どこまで対応してくれるかチェック!


民間の退職代行サービスは、弁護士資格を持たないものが運営しているため、”できること”の範囲が非常に少ないです。
そもそも交渉ができないので、確実にできることはあなたの退職の意思を会社側に伝えるだけ。

それなのに、「有給取得できます!」「即日対応です!」「会社との連絡不要!」など、確実にできないことがアピールされていることが多いので気をつける必要があります。

有給取得で退職代行サービスが力になれるのは、「〇〇さんは有給取得を希望しています」と伝えるか「退職届に書いておいてください。」というだけで、有給を取得するための交渉はしてくれません。

退職代行サービス側の即日対応が可能でも、会社がその日から来なくていいというかは別です。

会社との連絡は不要とは言っても、退職代行サービスが会社側に連絡をしないでくださいと伝えるだけで強制力はありません

このように交渉せずにできることは限られているので、確実に実行してほしいことがあれば、どこまで対応してくれるのかを事前に確認しておいてください。

ヒアリングを丁寧にしてくれるかチェック!


退職はすべての労働者に与えられた権利ではありますが、それぞれ退職事情が異なるので、皆が同じように退職できるとは限りません。

重要な引き継ぎ任務を抱えている人には引き継ぎの指示をした方が良いですし、すでにバックレてしまっている人はまず会社に連絡するよう指示した方がいいですし、守らなければいけない就業規則があればそれに従って退職する必要があります。

このような事情はしっかり依頼者へヒアリングしないわからない部分なので、ヒアリングを丁寧にしてくれるのかはとても重要です。

細かい事情をヒアリングせず、個人情報や会社情報、実行希望日のような事務的な連絡だけをして依頼を受ける場合は、ただ依頼をこなせばいいだけと考えている可能性が高いので要注意です。

適正業務を行なっているかチェック!


退職代行サービスの中には、あまり法律知識を持たないまま話題に乗っかって儲けるためにサービスを始めた業者もいるので、適正業務を行っているかは必ずチェックしてください。

適正業務を行っているかを判断するには、以下の3つが重要です。

  • 顧問弁護士が指導しているか
  • 弁護士が対応しているか
  • 退職代行サービスにはできないことが明確に記載されているか

ただ、適正業務を行っている=失敗やトラブルが起きないわけではなく、あくまでも違法営業をしていない判断をするためのチェック項目です。

失敗やトラブルのリスクを下げるには、適正業務を行っていることは大前提として上記の2つをクリアしているサービスを選んでください。

退職成功率100%!失敗しないおすすめ退職代行サービス

サービス名 料金 おすすめポイント 評価
SARABA(サラバ)
28,000円
  • 労働組合が運営していて対応が丁寧!
  • 揉めた際には交渉で対応できる!
  • 対応範囲を明確に伝えてくれる!
  • 退職に関する知識が豊富で相談しやすい!
4.8
サービス名 料金 実績 訴訟リスク
対策
Jobs(ジョブズ)
29,800円
  • 顧問弁護士が指導していて適正業務を行っている!
  • 顧問弁護士によるカウンセリング特典あり!
  • 対応が丁寧で事前のヒアリングもバッチリ!
4.6
サービス名 料金 実績 訴訟リスク
対策
汐留パートナーズ
55,000円
    • 弁護士が対応するから訴訟リスク対策バッチリ!
    • 引き継ぎ交渉も可能でトラブル回避!
    • 正式に退職するまで完全サポート
4.5

失敗しないための退職代行サービス選びのポイントをクリアしている3ヶ所をまとめました。

退職代行SARABA(サラバ)は労働組合が運営、退職代行Jobs(ジョブズ)は顧問弁護士が指導、汐留パートナーズは弁護士が運営していて、それぞれ適正業務を行なっていることがわかります。

どのサービスもヒアリングは丁寧ですし、対応範囲も明確に記載しているのでサービス内容も問題ありません。

それぞれ異なる特徴があるので、自分に最適なサービスを選んで相談してみてください。

その他、以下の記事で退職代行サービス全43社を比較して本当ににおすすめの退職代行サービスを紹介しています。他のサービスもよく見てから決めたい方はぜひ参考にしてください。

【全43社比較】おすすめの退職代行サービスランキングTOP10!

万が一トラブルが起きてしまったら?労働問題に強い弁護士へ相談を!


もし、もうすでに失敗やトラブルに遭ってしまっていてその原因が会社側にある場合は、無料で相談に乗ってくれる労働基準監督署に相談するのもおすすめです。

ただ労働基準監督署でも、担当者によってはまともの取り合ってくれない人もいるので、その場合は担当者を変えてもらって別の方に相談してください。

それでも解決しない場合は追加費用はかかってしまいますが、労働問題に強い弁護士に相談しましょう。
退職代行サービスを運営していて業界の裏側を知っている労働問題に強い弁護士事務所については、以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

間違ってもトラブルのもととなった退職代行サービスが紹介する弁護士に依頼してはいけません。

まとめ

退職代行の失敗談まとめ
  • 退職代行サービスの欠点である交渉できないことが原因で起きるトラブルが多い
  • 対応範囲とヒアリングの丁寧さをチェックして退職代行サービスを選ぶ
  • 適正業務を行っていることが大前提!
  • 会社側に問題がある場合は労働基準監督署に報告・相談するのもおすすめ!
  • 解決が難しい場合は労働問題に強い弁護士に相談を!

実際にあった退職代行サービスの失敗談トラブルをまとめました。

紹介したような失敗談やトラブルはたくさんの依頼の中のほんの一部ではありますが、退職代行サービスを利用して辞める人が増えてきた分、企業も対策を始めているので、退職代行サービス選びは慎重に行ってください。

失敗の話をすると退職代行サービスを使うことに罪悪感を持ってしまいますが、退職代行のおかげで命を救われるようなケースもあるので、自分ではどうしようもないと思ったら他人に頼ることも大切です。

退職代行サービスの選び方を参考に優良なサービスを見極め、正しい使い方で利用してください。

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