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複数のマットレスや素材

【全7種】マットレスの種類を解説!それぞれのメリット・デメリットを検証

マットレス研究家hiroshi
こんにちは、「BIGLOBEレビュー」編集部のhiroshiです。
高反発マットレス歴11年で、これまで8種類のマットレスを使ってきました。

マットレスを新しく買おうとしたとき、種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からない・・・となりませんか?私がまさにそうでした。

マットレスは素材によって特性が異なり、腰痛や肩こりに効くものもあれば、逆に悪化させてしまうものもあります。

この記事では、マットレスの種類を解説し、それぞれおすすめできる人とできない人に分けて解説していきます。

この記事を書いた人
【腰痛マットレス歴11年】マットレス研究家
hiroshi
腰痛マットレス歴11年のマットレス研究家です。デスクワークで腰痛が辛すぎて、これまで高反発&低反発マットレスを8個試してきました。安いものから50万円以上するものまで様々なものを試しましたが、値段が高ければ良いというわけでも無いことを知り、マットレスの奥深さについて日々研究しています。おかげでここ数年ではすっかり腰痛を改善することができましたが、正しい寝具を選べば疲れもとれやすくなるので、本当に良いマットレスを選ぶための手助けができれば幸いです。

【種類1】高反発ウレタンマットレスのメリット・デメリット

マットレスのウレタン

高反発ウレタンを使用したマットレスは、腰痛や肩こりにおすすめで、しっかりしたものを選べば身体の筋肉をじっくり休ませることができます。

高反発マットレスは、何といっても身体への負担が非常に少ないことです。身体全体を均等に支える体圧分散に優れ、肩こりや腰痛を解消しやすい寝具です。

また、他の素材に比べて非常に軽いためメンテナンスが楽で、長年使えることも特徴です。

身体のことを考えるとおすすめの寝具ですが、しっかりしたものを選ぶと価格が高いのがネックです。

ただ、高いといってもシングルサイズで3~5万円が一般的で、長年使えることを考えると悪くない投資ではあります。

しっかりしたものを選ぶポイントとしては、厚さが10cm以上で密度がしっかりしていて、通気性の良いものを選ぶことです。

高反発マットレスの選び方と有名12商品の比較をこちらの記事でしていますので、参考にしてみて下さい。

高反発ウレタンマットレスのメリット

  • 体圧分散に優れ腰痛や肩こりにおすすめ
  • 軽くてメンテナンスが楽
  • 通気性が良く寝心地がばつぐん

高反発ウレタンマットレスは、体圧分散に優れていてメンテナンスが楽です。

通気性が良いためカビも生えにくいですし、とてもおすすめのマットレスです。

高反発ウレタンマットレスのデメリット

  • 2週間に1度くらい立て掛けてあげる必要がある
  • 丸洗いできるものが少ない
  • 商品によっては布団カバーのサイズが合いにくい

高反発ウレタンマットレスは、2週間に1度ほど立て掛けてメンテナンスしてあげる必要があります。

しかし、軽いため一人でも楽に立てかけることが可能です。

【種類2】低反発ウレタンマットレスのメリット・デメリット

低反発マットレス

低反発ウレタンは、いわゆる「低反発マットレス」と呼ばれるもので、寝るとじっくり沈み込むのが特徴です。

柔らかいため寝心地が良さそうに思えますが、身体の重い部分、つまり腰を中心に沈んでしまうため、腰痛の方にはおすすめできない素材です。

ベッドの下に敷くもので、ウッドスプリングというものがありますが、これは背骨の形を整えてくれるものです。

低反発マットレスを選ぶのであれば、このウッドスプリングと併用することで身体への負担を軽くすることができます。

低反発ウレタンマットレスのメリット

  • 寝心地がやわらかい
  • ウッドスプリングがあれば身体にやさしい
  • 軽くてメンテナンスが楽

低反発ウレタンマットレスは、寝心地がやわらかいのが特徴です。

こちらも高反発と同じように軽いためメンテナンスは楽です。

低反発ウレタンマットレスのデメリット

  • 単体で使うと腰痛や肩こりを悪化させる恐れがある
  • 床に敷くと硬さを感じやすい
  • ウッドスプリングが必要で高くつく

低反発ウレタンマットレスのデメリットとして、単体で使うと腰痛を悪化させてしまう可能性があるということです。

専用のウッドスプリングがついているベッドなら良いですが、通常のベッドでの使用はおすすめできません。

特に腰痛マットレスを選ぶのであれば、低反発以外をおすすめします。

【種類3】ポケットコイルマットレスのメリット・デメリット

ポケットコイルのマットレス

ポケットコイルを使用したマットレスは、一般的に昔から見かけるベッドに使用されています。

金属のコイル(ばね)を使用しており、特にポケットコイルは1つ1つのばねが独立しているためそれぞれの点で身体を支えることができます。

ウレタン素材のマットレスが開発される前は、こちらのポケットコイルのマットレスは身体全体をうまく支えやすいので重宝されていました。

しかし、金属のばねを使用しているため、経年劣化でギシギシと音が鳴りやすく、重量も重いためメンテナンスが大変という難点があります。

例えば、天日干しにすることもできなければ、汗が溜まりやすいのでカビが生えやすくなったりもします。

また、スプリングを使用しているマットレスは、処分する際に粗大ごみの料金が上がるため、多くのお金がかかる場合もあります。

もし今から新しくマットレスを買うのであれば、メンテナンスが楽なウレタン素材をおすすめします。

ポケットコイルマットレスのメリット

  • 点で身体を支えることができる
  • 適度に硬い(畳+布団に近い)
  • 昔ながらのベッド感がある

ポケットコイルは、それぞれのコイルが独立しているので点で体を支えることができます。

適度に固いため、畳+布団の感覚が好きな方にはおすすめです。

ポケットコイルマットレスのデメリット

  • 重いためメンテナンスが大変
  • 通気性が悪いものが多い
  • 処分する際は多額の費用がかかる

ポケットコイルのデメリットとして、金属を使用しているため処分に費用がかかります。

また、移動も一人では難しいため、2人以上での運搬が必要です。

【種類4】ボンネルコイルマットレスのメリット・デメリット

スプリングマットレスの素材

ボンネルコイルのマットレスは、コイル(ばね)が連結されています。点ではなく面で支えるような構造で、ポケットコイルに比べて耐久性があります。

その反面、寝心地は硬いため、よほど硬めの寝具が好きな方でないとおすすめはしません。

また、ポケットコイルと同じように経年劣化によってギシギシと音が鳴りやすく、捨てる際は非常に手間と料金がかかります。

重量もありメンテナンスも大変なので、よほどこだわりがなければボンネルコイルのマットレスはおすすめできません。

ボンネルコイルマットレスのメリット

  • 耐久性がある
  • 価格が安い
  • 硬い寝心地が好きな方におすすめ

ボンネルコイルマットレスは、ポケットコイルよりも安価です。

コイルが独立していないため、寝心地は非常に硬めです。

ボンネルコイルマットレスのデメリット

  • 2人で寝ると横揺れが伝わる
  • 方やおしりに荷重がかかりやすい
  • 経年劣化でギシギシ音がしやすい

ボンネルコイルは体に負担がかかりやすく、経年劣化によってギシギシ音が鳴りやすいです。

安価ではありますが、正直なところおすすめできないマットレスです。

【種類5】ラテックスマットレスのメリット・デメリット

ウレタンマットレス

ラテックスとは、いわゆる「ゴム」の素材です。寝心地としては高反発マットレスに近い形で、比較的腰痛や肩こりの方へおすすめできます。

ネックとしては、ラテックスのマットレスは非常に通気性が悪いため、カビが生えやすく衛生面が気になります。

また、非常に重いため、気軽に干したり立てかけたりすることができないのが難点です。

例えば、シングルサイズで比べた時に、高反発ウレタンのマットレスが5~8kgなのに対し、ラテックスのマットレスは25~30kgと重いです。

ゴムアレルギーがある場合も使用ができないので、特徴をよく理解した上で検討することをおすすめします。

ラテックスマットレスのメリット

  • 腰痛や肩こりの方におすすめ
  • 価格が比較的安い
  • 寝心地がいい

ラテックスのマットレスは、価格が安い上に寝心地が比較的良いです。

腰痛などに優しいのが特徴です。

ラテックスマットレスのデメリット

  • 通気性が悪くカビが生えやすい
  • 非常に重い
  • メンテナンスが大変

ラテックスのマットレスのデメリットとして、非常にメンテナンスが難しいという点が挙げられます。

通気性が悪いためカビが生えやすいのですが、立てようにも30キロ近い重さがあるのでメンテナンスが非常に厳しいです。

安いといってもこのデメリットは非常に大きいため、おすすめできないのが現状です。

【種類6】ウォーターベッドマットレスのメリット・デメリット

ウォーターマットレス

ウォーターベッドは、1990年~2000年頃非常に人気のあったマットレスです。

寝心地は独特ですが、一部の方には根強い人気があります。

近年開発されているウォーターベッドは、昔のものに比べ沈み込みが少ないため、比較的腰にも優しいです。

しかし、メンテナンスが面倒なことと、非常に重い(軽くて170kg!)ため、なかなかおすすめしにくい寝具です。

また、ダブルサイズともなると重さは450kgとなり、木造&鉄骨マンションや通常の一軒家では設置が難しいことが多々あります。

よほどのこだわりがなければ選ばないほうが無難なマットレスです。

ウォーターベッドのメリット

  • 寝心地がよい

ウォーターベッドは寝心地は良いです。

しかし、下記に挙げるデメリットが大きすぎておすすめできません。

ウォーターベッドのデメリット

  • 非常に重い
  • 置ける家に限りがある
  • メンテナンスが大変

ウォーターベッドは前述した通り非常に思いです。鉄筋コンクリートのマンションや1階でないと設置が難しいため、基本的には推奨できません。

【種類7】エアーベッドマットレスのメリット・デメリット

エアーマットレス

エアーベッドは、電動で中に空気を送り込んで使うタイプのマットレスです。ウォーターベッドでは水を使いますが、エアーベッドでは代わりに空気を入れます。

私も一時期使っていましたが、数年使っていると空気が漏れるようになってきます。

だんだんと空気を入れるのがおっくうになり、腰が沈み込むようになり、腰痛が悪化し、、、という悪循環になってしまいました。

空気を抜けば畳めるため、収納性はばつぐんなので、キャンプやアウトドアに使うと快適な寝心地を得ることができます。

価格も比較的安いため、遊び用のベッドとしてはありですが、メインで使うマットレスとしてはあまりおすすめできません。

エアーベッドのメリット

  • 軽くて運びやすい
  • 折りたたんで収納できる
  • アウトドアに最適

エアーベッドは軽くて運びやすいです。

空気の抜けがどうしてもあるため、毎日使うというよりは、アウトドアなどに持っていくのが最適です。

エアーベッドのデメリット

  • 空気が抜けやすく入れるのが面倒
  • ゴム臭さがある
  • メインとしては使いにくい

エアーベッドはどうしてもゴム臭さや空気の抜けがデメリットです。

アウトドアで使用するなら便利ですが、日常使いにはおすすめできません。

マットレスの種類についてまとめ

まとめ
  • おすすめは「高反発ウレタンマットレス」
  • 次におすすめは「ポケットコイルマットレス」
  • ラテックス素材は重くてカビが生えやすいので避けたほうが無難

マットレスの種類について上記にまとめました。

全部で7種類あり、メーカー毎の名称によってはさらに細かく分けられます。

腰痛や肩こりを解消しつつ身体を休め、コストパフォーマンスが良い・・・ということを考えるとおすすめな種類は「高反発ウレタンマットレス」です。

高反発マットレスに関しては、下記の記事で人気の10商品を徹底的に比較しています。少しでもマットレス選びの参考になれば幸いです。