高反発マットレス歴11年で、これまで8種類のマットレスを使ってきました。
腰の痛みを感じているあなた、辛いですよね。私も寝具を変える前まではずっと腰痛に悩まされていたので、とても気持ちが分かります。
腰痛をなんとか改善したくて、色々なことを試したのですが、私が効果を感じたのがマットレスを変えるということでした。
ただ、マットレスといっても色々な種類やメーカーがあり、正直どれを選んだらいいか分かりませんでした。
そこで、このページでは、私が実際に腰痛マットレスを買う時に、腰に優しいマットレスをどのように選んだか、おすすめランキングを交えて解説しています。
あなたの腰の痛みが改善されれば幸いです。参考にしてみて下さい。

もくじ
腰痛対策マットレスの選び方を3つのポイントで解説!
ここでは、腰の痛みを改善するためのマットレスを選ぶ際に、特に気をつけたいポイントを3つに分けて解説しています。
腰痛マットレス選びのポイント1:返金保証がついているか
私の経験上でもそうですが、腰に優しいマットレスを選ぼうとしたときに実際にお店で寝てみて「良いかも!」と思って購入しても、家で使い始めると身体に合わなかった…ということがあります。
マットレスは安い買い物ではないので、可能ならば実際にしばらくの期間使用してから、もし身体に合わなければ返金してもらえるような商品を選ぶ必要があります。
腰痛マットレス選びのポイント2:体圧分散に優れた高反発を選ぶ
マットレスによって身体を均等に支えて理想の睡眠姿勢を保つことを、「体圧分散」とよびます。体圧分散が優れているマットレスは、負荷が身体の全体に分散するため、胸や腰に負担がかかりづらくなります。このため、筋肉をうまく休ませることができ、腰痛の解消に繋がります。
体圧分散に優れていれば、寝返りをうつのも楽になるため、起床時に疲れを感じることが少なくなるのも特徴です。買おうとしている腰痛マットレスが体圧分散に優れているのかどうかは、必ずチェックするようにしましょう。
腰痛マットレス選びのポイント3:通気性が良いか
腰痛対策のマットレスでも、素材や構造によって非常に通気性が悪いものがあります。寝具の風通しが悪いと、背中が睡眠中に蒸れることになり安眠の妨げになります。
腰の痛みを緩和させるには、腰の筋肉を休ませることが重要なので、ぐっすり眠れるかどうかは非常に重要になってきます。通気性に優れた腰痛マットレスなのかを確認するようにしましょう。
人気の腰痛対策マットレス12商品を3つの項目で徹底比較!
メーカー | 返金保証 | 体圧分散 | 通気性 |
---|---|---|---|
モットン | あり | ![]() |
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雲のやすらぎプレミアム | あり | ![]() |
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エムリリー | なし | ![]() |
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マニフレックス | なし | ![]() |
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スリープマジック | なし | ![]() |
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西川(AiR) | なし | ![]() |
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エアウィーヴ | なし | ![]() |
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エイプマン | あり | ![]() |
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アイリスオーヤマ | なし | ![]() |
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ニトリ | なし | ![]() |
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イオン | なし | ![]() |
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ブリヂストン | なし | ![]() |
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【2020年】腰痛対策マットレスのおすすめランキングBEST12!
ここでは、腰痛マットレスで有名な10商品を、私が購入した経験や調査からランキング形式にして解説しています。
「腰痛マットレスを買ってみたいけどどれを選べばいいのか分からない!」という方の参考になれば嬉しいです。
1位:モットン
価格 | 39,800円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 腰痛対策に特化 / 返金保証あり / 密度30D以上 / 体圧分散に優れた設計 / 通気性が良く蒸れにくい / ダニを寄せ付けずホコリがでない/ 自然な寝返りをしやすい反発力 / 8万回の試験に耐える耐久性 / 厚みが通常マットレスの2.5倍 / 赤ちゃんにも使える低ホルムアルデヒド |
モットンのおすすめポイント
モットンは、腰痛を解消するために研究を重ねて作られた高反発マットレスです。
自然な寝返りをうてるように反発力を計算し、寝返りに必要な力を最小限にできるように設計してあります。また、体圧分散に非常に優れており、モットンを使用した場合は睡眠時の姿勢が身体の負担にならない理想的な状態を保つことができます。
モットンの厚さは10cmあり、他のマットレスの平均の2倍の厚みがあります。ベッドの上に乗せてベッドマットレスとしても使用できるため、ベッドマットレスの代わりに購入する方も多いです。素材は高級ウレタンを使用しているため通気性が良く、密度は30D以上であるため耐久性がしっかりしています。
また、モットンには90日間の返金保証があり、実際に90日使ってから身体に合わなければ返品することが可能です。それに加え、実際に使ってみてマットレスの硬さが合わないようであれば、好みの硬さに変更してもらうことができます。
2位:雲のやすらぎプレミアム
価格 | 39,800円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 100日間の返金保証あり/ 日本製 / 密度30D以上 / 8万回の試験にクリア / 体圧分散に優れた設計 / 厚み17cm / 両面使用可能 / 防ダニ・防臭・防菌素材を使用 / ホルムアルデヒド基準値クリア / 復元率100%で高耐久性 |
雲のやすらぎプレミアムのおすすめポイント
腰痛対策のマットレスとして、次に人気なのがこちらの「雲のやすらぎプレミアム」です。日本国内の工場で製造されており、80,000回の繰り返し圧縮試験に耐えるほどの高品質ウレタンを使用しています。
厚みが17cmもあり、身体の重量がかかりやすい箇所もうまく負荷を逃してあげられるように設計されています。
また、ウレタンの密度は30D以上あるため耐久性に優れており、日本製の高級ウレタン+フランス産の羊毛を使用しているため、通気性がよくカビが生えにくいです。
楽天ランキングでは463日間1位になり続けるほどの人気で、腰痛に効くマットレスとしては非常に評判が高いです。
こちらの雲のやすらぎプレミアムは、100日間の返金保証がついているので、実際に100日間使った後に身体に合わなければ返品することもできます。
3位:エムリリー
価格 | 17,980円~29,980円 |
評価 | ![]() |
備考 | 通気性の高いエアースルー構造 / 気泡が動いて湿気が溜まらない / カビが生えにくい / 人肌のような優しい感触 / 重心がまっすぐになる体圧分散 / 二層構造 / 厚みが選べる |
エムリリーのおすすめポイント
エムリリーは、腰に優しい優反発とよばれるシリーズを販売しています。
エムリリーのマットレスは、寝姿勢を追求した二層の構造になっており、上層部の柔らかいウレタンと、下層部の反発力の高いウレタン2つをうまく組み合わせることで身体を均等に持ち上げます。
ウレタンフォームは「オープンセル」と呼ばれる通気性の良い構造を採用しており、湿気がウレタンの中に溜まることがないのでカビが生えにくいです。
今使っているマットレスの上に乗せるだけで寝心地が改善する「マットレストッパー」という製品もあるため、安価に腰への負担を減らせるのも特徴です。
4位:マニフレックス
価格 | 32,670円~475,200円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 高級ウレタン素材使用 / 12年間の修理保証(芯材故障のみ) / 表参道に店舗あり / 木製ファイバー使用 |
マニフレックスのおすすめポイント
マニフレックスは、有名サッカー選手が多数宣伝していて、看板などでよく見かけることが多いです。
価格が中堅の「フラッグFXモデル(88,000円)」はクオリティが高く腰痛にもおすすめです。また、低価格帯の「モデル246(30,250円)」などは、マニフレックスの中でも硬い種類になるため、アスリートの方におすすめです。
もし腰の痛みを考えて選ぶなら「フラッグFXモデル(88,000円)」や「モデル ローマ(143,000円)」をおすすめですが、価格が安いモデルでも腰には非常に優しいため店頭で試してみるのもおすすめです。
商品としての質は非常に高いため、マニフレックスはとてもおすすめです。
5位:スリープマジック
価格 | 14,990円~39,900円 |
評価 | ![]() |
備考 | ウェーブ構造かブロック構造か選択可能 / 男性向けモデル・女性向けモデルあり / 厚さが3種類から選べる / 耐久試験クリアで高い復元力 / 給水速乾のカバーつき / 寝汗を逃す通気構造 |
スリープマジックのおすすめポイント
スリープマジックは、マラソン選手の高橋尚子選手が監修しており、アスリートの方にもおすすめのマットレスです。
ウェーブ構造とブロック構造の2種類から選ぶことができ、筋力が多めな方向けや女性向けなど、硬さを選ぶことができます。
寝ていても、立っている時と同じように背骨がS字を描くように設計されており、身体への負荷を和らげます。
公式サイトでは時々セールをやっており、人気モデルが安く買える場合もあるため、気になる方はチェックしてみて下さい。
6位:西川AiR(エアー)
価格 | 41,040円~142,560円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 4種類のモデル / 2種類の硬さ / 2種類の厚み / ネイマール氏が広告塔 / グッドデザイン賞受賞 |
西川のおすすめポイント
西川のマットレスは、「西川AiR(エアー)」というブランド名になっています。ネイマール氏や大谷翔平選手が広告塔になっていて有名です。
マットレスの種類は、厚みが8cmのタイプと14cmのタイプがありますが、腰や身体への負担を考えると14cmの厚みのものをおすすめします。
厚みが14cmのものだと、特に安い「エアー01モデル」で61,560円になります。
マットレスとしての質は高いですが、どうしてもネイマール氏などの広告料があるために金額は高めになってしまいます。
もし腰痛対策として西川AiRのマットレスを選ぶ場合は、どのモデルでも厚みが14cmの「ベッドマットレス」タイプを選ぶようにして下さい。
7位:エアウィーヴ
価格 | 42,120円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 厚さ9cm / 3年間の修理保証 / 分割払い可能 / 丸洗い可能 / 重さ8.5kg |
エアウィーヴのおすすめポイント
エアウィーヴは、3年間の修理保証がついています。厚さが9cmで比較的腰には優しい設計になっています。
硬さの記載がないため、どの程度の硬さなのか不明ですが、1種類しかないため、身体に合わなかったことを考えると若干のリスクはあります。
丸洗いが可能なので、衛生面を特に気にする方にはおすすめできます。
8位:エイプマンパッド
価格 | 10,800円~15,800円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 厚さ5cm~10cm / 密度30D / 丸洗いOK / 反発力170Nのみ |
エイプマンパッドのおすすめポイント
エイプマンパッドは比較的コストパフォーマンスは高いマットレスです。密度は30D以上あり、お試し後に返品が可能という商品になっています。
デメリットとしては、硬さが「170D」という硬めのモデルしかないため、腰痛持ちの方には合わない可能性もあります。
エイプマンの価格で硬さが選べれば悪くないマットレスなのですが、やはり安い分だけこういった制限は出てきてしまうようです。
9位:アイリスオーヤマ
価格 | 17,064円~62,727円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | ポリエステル100% / 硬度保持率85% / 厚さ5cm~9cm / 重量4.5kg~11kg / 3次元スプリング構造 |
アイリスオーヤマのおすすめポイント
アイリスオーヤマのマットレスは、価格帯によって厚さが全く異なります。腰痛が気になるのであれば、一番厚いモデル(9cm)を選ぶようにしましょう。
9cmのモデルだと、62,727円となり少し割高になってしまいます。また、硬度保持率が85%なので、使っているうちにだんだんヘタってきてしまう可能性が考えられます。
あまり長い間使わない状況であれば、アイリスオーヤマを選ぶのも有りですが、長年使いたいようであれば他のマットレスも検討すると良いです。
10位:ニトリ
価格 | 29,900円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | ラテックス(ゴム)素材 / 重さ26.5kg / 密度不明 / 硬さ不明 |
ニトリのおすすめポイント
ニトリのマットレスは、色々な素材のものがありますが、比較的腰に優しいモデルとしては「ラテックス」と記載のある商品が良いです。
ラテックスとはゴムのことですが、いわゆる高反発マットレスと同じようなはたらきをするため、身体への負荷をやわらげてくれます。
難点として、ラテックスは通気性が悪いため、カビが生えやすかったり衛生面が気になることがあります。
11位:イオン
価格 | 15,800円~39,800円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 厚さ11cm~22cm / 硬さ不明 / 密度不明 |
イオンのおすすめポイント
イオンのマットレスは厚みがありますが、硬さと密度が不明なため、腰や身体への負担を考えると難しい点があります。
価格は安いため、はじめてのマットレスには良さそうに感じられますが、マットレス自体は買い換えるのも手間がかかるため、最初に買う時でもよく吟味する必要があります。
店舗に行って実際に触ってみるのもアリですが、数日寝てみないと腰にどのような負担がかかるのか分からないため、慎重に選びましょう。
12位:ブリヂストン
価格 | 4,990円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 価格が安い / 日本製(側地は中国製) / 厚さ4cm / 硬さ180N / 密度不明 |
ブリヂストンのおすすめポイント
ブリヂストンのマットレスは、amazonなどで良く売れていますが、腰や首などの負担を考えるとおすすめできません。
価格が安いですが、その分厚みが4cmと薄く、身体を支えきることができないため睡眠時に大きな負荷がかかります。
また、硬さも180Nとかなり硬めなため、身体を休めるマットレスとしては選ばない方が無難といえます。
腰痛マットレスを購入するならモットン!おすすめの3つの理由とは?
- 理由1:無料で交換OK!さらに90日間返金保証つき
- 理由2:密度30D以上で耐久性と反発力に優れている
- 理由3:体圧分散に優れ、腰や身体への負担をなくせる
腰痛対策ならモットンがおすすめのマットレスです。
実際に使ってみて硬さが合わなければ無料で交換してもらうことが可能で、さらに90日間の全額返金保証がついています。
ウレタン密度も30D以上で耐久性があり、体圧分散に優れているので腰痛が気になる方には非常におすすめです。
全額返金保証つきで試したい場合は下記のページから申し込めますので、気になる方はチェックしてみて下さい。
腰痛マットレスには低反発と高反発どちらがおすすめ?
マットレスには低反発の沈み込むタイプと、高反発でしっかり体を支えてくれるものがあります。
腰痛が気になる方であれば、おすすめは高反発のマットレスです。
というのも、低反発のマットレスは柔らかすぎるため、寝ている際に腰がどんどん沈み込んでいきます。
腰が沈んだ状態だと、腰回りに常に負荷がかかる状況になってしまい、腰痛や肩こりを悪化させてしまう可能性があるのです。
そのため、腰痛をラクにしたいのであれば高反発マットレスを選ぶことをおすすめします。
腰痛の場合はベッドにもマットレスを使った方が良い?
ベッドの上にそのまま布団を敷いて寝ている方もいらっしゃるようですが、ベッドにもマットレスは使用した方が良いです。
というのも、ベッドはそもそもマットレスを敷く前提で設計されているものがほとんどだからです。
また、スプリングマットレスに脚がついているようなタイプはマットレスがなくても大丈夫ですが、スプリングマットレスは硬いため、上にウレタンマットレスを敷くとさらに腰痛には優しくなります。
私は脚付きのスプリングマットレスの上にウレタンマットレスを敷くことで腰痛が非常にラクになりました。参考になれば幸いです。
腰痛マットレスの硬さはどれくらいが最適?
硬さ | |
---|---|
やわらかめ | 100N |
ふつう (腰痛におすすめ) |
140~170N |
かため | 300N |
マットレスの硬さは、上記のように「N(ニュートン)」という単位で表されます。
腰痛対策のマットレスとしては、おすすめは140~170Nの硬さです。
やわらかすぎてしまうと腰が沈み込みやすく、硬すぎると全く沈み込まないため、どちらも腰痛にはおすすめできません。
腰痛には140Nから170Nを目安に選ぶのが良いですよ。
腰痛対策のマットレスについてまとめ
- 体圧分散に優れたマットレスを選ぶ
- 高反発がおすすめ
- 硬さは140~170Nが最適
- 返金保証のあるものを選ぶと良い
腰痛マットレスについてまとめると上記のようになります。
腰の痛みは、日常生活の姿勢も大きく関係していますが、それ以上に睡眠時の姿勢や寝具に大きく影響を受けます。
マットレスを腰痛対策のものに変えることで、腰痛が大きく改善される可能性は高いです。
これは多くの医師や整体師も認めており、色々な先生が睡眠時の姿勢や寝具についての重要性を語っています。
適度な反発で耐圧を分散させることで、睡眠時の負担を軽減させることができれば、腰痛の原因である腰への負担をやわらげることができます。
ご自身に合ったマットレスはどれなのか、参考にしてみて下さい。