最近ではグランピングやブッシュクラフト、キャンプなど人気のアウトドアですが、アウトドアに欠かせないのがナイフですよね。
また、アウトドアだけに限らず、時にはいざというときの災害時にも使う用途の幅が広がるものだと思っていますが皆さんはどのようにお考えでしょうか。
私の場合は、調理にこだわった部分がありアウトドアナイフといえばフランスのメーカーでもあるオピネルを使って調理しています。
オピネルは、番号によって用途も違いますが#12が個人的にはおススメです。その他、薪割や各種工具に使うものもあり種類は様々なのでございますので一度参考にしていただければ幸いです。

おすすめのアウトドアナイフの選び方
初めての方にもおススメできるアウトドアナイフをどう選んでいいのかわからないところがあると思いますので、ここでは選び方を3つのポイントに絞ってご紹介したいと思います。
自分にぴったりのアウトドアナイフをゲットしてくださいね!
ナイフのタイプを選ぶ
タイプ | シース | フォールディング | ツール | マルチ |
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構造 | ブレードとハンドルが一体になったつくり | ブレードをハンドル内に折りたためるタイプ | フォールディングの一種 | プライヤーをベースに各種ツールを備えている |
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特徴 |
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プライヤーを始め、ハンドル内へナイフをはじめ各種工具を装備 |
アウトドアナイフを選ぶ際は、まずナイフのタイプを決めましょう!ブレード(刃先)とハンドル(柄・グリップ)が一体になったシース・タイプはちょっとした巻割りや料理に使うのがおススメ。
フォールディングナイフはブレードをハンドルに収納できるタイプでデザインや素材にこだわったものが多く、ちょっとした料理にも使えます。多くは折りたたみタイプです。
ツール・ナイフはその名の通り各種工具を装備した多目的設計のナイフになります。マルチツールはプライヤーをベースに、ハンドル内へナイフをはじめとする各種ツールを装備しています。
安いナイフを選ぶ!
項目/タイプ | シース・タイプ | フォールディング・ナイフ | ツール・ナイフ | マルチツール |
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価格帯 | 1,760円~ | 1,738円~ | 980円~ | 398円~ |
アウトドアナイフは安いものを選びましょう。高級なナイフはたくさんありますが、特に初心者の場合は気軽にキャンプを楽しんでほしいからです。
低価格であっても「ツール・ナイフ」や「マルチツール」を持っていれば、薪割りや調理でも使えるため不自由さは一切ありません。
私は何度もキャンプをしていますが、日帰りキャンプ・オートキャンプ・グランピングなどの気軽なキャンプなら安いもので十分ですよ!
回数を重ねて本格的なソロキャンプやブッシュクラフトをされるときに、ランクを上げていくのがおすすめです。
なのでまずは、安いナイフからチャレンジしてみてくださいね!
用途に応じて選ぶ
選ぶポイント | 薪割り | 調理用 | 各種工具など |
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タイプ | シース・タイプ | フォールディング・ナイフ | ツール・ナイフ |
アウトドアナイフを選ぶ際は、ナイフの用途を比較しておきましょう!用途に合わないナイフを使用すると、とても使いずらかったりするからです。
私の経験上「シース・タイプ」なら、ちょっとした薪割や調理にも使えるため用途が広くておすすめです。また調理メインなら「フォールディング・ナイフ」が使いやすいですよ!
もし工具が必要であればツール・ナイフやマルチツールを1つ持っていると「いざ」という時に役立ちます。
あなたのアウトドアライフでどのように使うかを考え、用途に応じたものを選んでくださいね。
おすすめのアウトドアナイフランキングTOP12
アマゾンでも使えるブッシュナイフのヴァレステレカ テラバ スクラマ カーボンスチール
ヴァレステレカカ テラバ スクラマ カーボンスチールの特徴
スクラマは多目的大型ブッシュナイフです。シェルター作りや薪割りからノッチを刻んだりと幅広く使用できます。
基本的には精密な作業をこなすためのナイフではではありませんが、フィールドに1本の刃物だけを持っていくのであれば、とても頼りになります。
ヴァレステレカ テラバ スクラマ カーボンスチールの口コミ
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アウトドアで折りたたみできる通販でおなじみのウェーブ プラス 17機能マルチツール
ウェーブ プラス 17機能マルチツールの特徴
ハンドルを閉じた状態からでも、直刃・波刃・のこぎり・ヤスリをワンハンドで即座に取り出すことが可能です。
プライヤー使用時のグリップ感に優れ、大小のビットドライバーを装備しドライバー作業の汎用性が広がります。
全てのツールにはロック機能を装備しながら、折畳めば10cm/241gに収まるWAVE PLUSは「手の平サイズの工具箱」と喩えられます。
ウェーブ プラス 17機能マルチツールの口コミ
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アウトドアで持ち歩きできるVICTORINOX アーミーナイフ 0.6221.26 クラシック AL
VICTORINOX アーミーナイフ 0.6221.26 クラシック ALの特徴
ハンドル部には、凹凸模様を施したアルミハンドルを採用していますす。
耐久性、装飾性とともに握った時のグリップ感を高めており、サイズもコンパクトなためキーホルダー感覚で持ち運びができます。
58mmの軽量ボディの中に、ブレード、はさみ、爪ヤスリなど必要最小限の機能が入っています。 小型で軽量なので、女性の方にもおすすめです。
VICTORINOX アーミーナイフ 0.6221.26 クラシック ALの口コミ
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持ち運びに便利なモーラナイフ アウトドアナイフ Pinpack コンパニオン ステンレス鋼
モーラナイフ アウトドアナイフ Pinpack コンパニオン ステンレス鋼の特徴
アウトドアやキャンプなどで便利なMORAKNIV(モーラナイフ)社のナイフがおすすめです。
ブレードにはサビに強く耐久性に優れたステンレススチールを使用し、ハンドルには滑りにくくグリップ力の高いラバー製を使用しています。
付属としてベルトクリップ付きのプラスチック製シースがついており、ナイフの持ち運びに便利です。
モーラナイフ アウトドアナイフ Pinpack コンパニオン ステンレス鋼の口コミ
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アウトドアで火起こしもできるナイフブランドのMテック カランビット MT-665BK
Mテック カランビット MT-665BK
東南アジアで農業用の道具として生まれ、大きく湾曲したブレードが特徴的なM TECH(Mテック)のカランビットです。
ブレードは440ステンレス鋼を使用しており、錆に強い特徴を持っており、表面はブラックコーティング加工を施したブラックブレードとなっています。
ハンドルは、ガラス繊維をエキポシ樹脂で固めた高強度素材のG10を使用しています。また、人差し指を入れ固定するためのグリップエンドリングが付いています。
ブレードからグリップエンドリングまで一つの素材でできたフルタング構造となっており、丈夫で強度も優れた仕様です。
Mテック カランビット MT-665BK
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アウトドアで料理を調理するならOPINEL 折りたたみナイフ No12
OPINEL 折りたたみナイフ No12の特徴
オピネルは1890年のフランス山村で誕生してから登山家やキャンパーに愛用され、ナイフ部品はフランス国内で作られ、熟練した職人の精密な手作業で作られています。
炭素鋼タイプ(カーボンナイフ)ではなくステンレスタイプになります。
炭素鋼に比べ錆びや刃こぼれしにくく、メンテナンスにかかる手間が少なく耐久力もあるため熟練のキャンパーから初心者キャンパーまで幅広く愛される1本になります。
OPINEL 折りたたみナイフ No12の口コミ
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アウトドアの定番!通販でバトニングにもおすすめ土佐鍛ダマスカス豆山遊鉈 bip-802
土佐鍛ダマスカス豆山遊鉈 bip-802の特徴
ダマスカス鋼でできた刃は、厚さ4ミリと頑丈です。側面下部に鋼材特有の模様が現れ、側面は槌目という凸凹仕上げで磨き込んでいます。
樫の木の丈夫な柄はチェッカリング仕上げで滑りにくく確実に握れます。鉄、鋼の板材を順番に7層重ねて加工されている刃は頑丈で、側面の積層模様も美しいです。
軽く丈夫な樫の木でできたハンドルは握りやすく、チェッカリングという細かな刻み目が手に程よく食い込みます。
土佐鍛ダマスカス豆山遊鉈 bip-802の口コミ
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ビギナーの方向けのIt’s my knife Folding スターターセット
It’s my knife Folding スターターセットの特徴
ビギナーの方向けに、セーフティガードつきの持ち手を削るナイフと、補強、防水効果を発揮するくるみオイルをセットにしたIt’s my knife Folding スターターセット ブナです。
セットの中には制作に必要なものが全て入っているので初心者の方でもすぐ完成させることができます。
アウトドアでの調理シーンを想定して開発されたこのナイフ、 ハンドルを作り上げる楽しさはもちろん、使い勝手も細部まで工夫が施された 本格派の折りたたみナイフです。
It’s my knife Folding スターターセットの口コミ
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素材の力を発揮させるハンドメイドナイフ 播州三木打刃物
ハンドメイドナイフ 播州三木打刃物 の特徴
素材の力をいかに発揮させるかを心掛けています。鋼の色、面を見て切れ味を確認し、しっかりと刃がついたかを確認しています。
商品開発はユーザー要望に一番多い耐久性、切れ味を追求しつつその素材のパフォーマンスが一番ベストなコンディションになるよう常に心掛けています。
ハンドメイドナイフ 播州三木打刃物 の口コミ
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フルタング構造で丈夫な作りのSCHRADE アウトドアナイフ SCHF36
SCHRADE アウトドアナイフ SCHF36 の特徴
キャンプでの雑用から狩猟まで幅広く仕様できるフルタングヘビーデューティーナイフです。
SCHF36はフロンティアシリーズのなかでは中型サイズで、分厚いブレードは”切る”だけでなくこじたり、ねじったりといった使い方も想定して設計されています。
タング後方はハンドルより突出した構造になっているので、杭を打ったり、木をたたき割ったりもできます。
SCHRADE アウトドアナイフ SCHF36 の口コミ
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アウトドアで火起こしからバトニングまでこなすステンレスナイフの仁作(富田刃物) ステンレス製 陸刀S No.811
仁作(富田刃物) ステンレス製 陸刀S No.811 の特徴
電解研磨仕上で耐腐食性を向上させています。
一体成形で仕上げた堅牢なグリップは縦方向だけでなく、横方向にも力を入れやすい形状。機能的な刀身に高い作業性を与えます。
刀身は全体焼入れ製、頑強で鋭い切れ味です。電解研磨仕上で耐腐食性を向上させています。
一体成形で仕上げた堅牢なグリップは縦方向だけでなく、横方向にも力を入れやすい形状。機能的な刀身に高い作業性を与えます。
仁作(富田刃物) ステンレス製 陸刀S No.811 の口コミ
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調理から薪割もこなすダマスカス山遊鉈 全曇 snata-001
ダマスカス山遊鉈 全曇 snata-001 の特徴
フィールドの達人に欠かせない、本格的な道具です。ダマスカス剣鉈は野外活動がより愉しく便利になり、道具としても美しいと雑誌等でも評判の高いシリーズです。
今作は日本製でも自信がうかがえる15層のダマスカス材を全曇りという上品な艶消しで仕上げました。
ブレードは周囲へ威圧感を与えないよう、突き刺さるイメージも抑えました。樫の木の柄は握りやすい形状に変更し黒仕上げになりました。
グリップ力が高まるチェッカリング加工は職人による手彫り。進化した和式刃物の使い心地をぜひお試しください。
ダマスカス山遊鉈 全曇 snata-001 の口コミ
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アウトドアナイフの正しい使い方
アウトドアナイフでは用途によって正しい使い方を知っておくことが必要です。ここでは正しい使い方をご紹介します。
調理に使う
アウトドアナイフで調理に使う場合の使い方をご紹介します。
肉を切る
肉などの切りにくい素材もオピネルなどのナイフでスッっと軽やかに切れるナイフがおススメです。
- 牛肉(オピネル カーボン#9かステンレス#7がおすすめ)
- 豚肉(クッキングナイフや包丁がおすすめ)
- 鳥肉(ログ オークナイフがおすすめ)
- その他(ジビエなど)(モーラナイフなどおすすめ)
調理だけじゃなく薪割にも使うのならダマスカス山遊鉈 全曇 snata-001などがおすすめです。
魚をさばく
さばき方を覚えてしまえば案外簡単に魚をさばくことができます。釣りをしてその場で新鮮な魚を調理できるのは非常に贅沢。
- 鱗を落とす
- 内臓を取る
- 3枚におろすく
簡単にさばく工程は3つあります。上記、3つの工程をスムーズに行うならオピネルのナイフで作業するのがおススメです。
果物・野菜をさばく
アウトドアで果物・野菜を切るのであればペティナイフタイプがおススメです。小型で小回りが利くので果物・野菜を切るには最適です。
- ブレードとハンドルが同じ高さのものは避ける
- 千切りやザク切りに適しているミニ包丁がおすすめ
- 調理内容によってナイフは使い分ける
野菜を千切りやザク切りにしやすいナイフがおすすめで、オピネルのようなブレードとハンドルが同じ高さのものは避けましょう。
薪割に使う
アウトドアにおける火の重要性は皆が知るところですが、薪が無ければ火は維持できません。
- 垂直に鉈やナイフをふり下ろす
- 木を用いてバトニングにする
- 細かい作業はナイフで行う
その薪をナイフで裂く行為の事をバトニングと呼びます。
着火しやすいよう薪にささくれを作る
薪を手に取り、ささくれのようなものをナイフで作っていきます。気にささくれのようなものをいくつも作り萌えやすくする下準備をするのがコツです。
- 薪から細いたきつけを作る
- ブレードを浅く斜めに切り入れて作る
- 薪を手前に引いて削っていく
バトニング向けのナイフもございますのでよく選んでください。
アウトドアナイフのお手入れ
使っていないときのアウトドアナイフのお手入れ方法をご紹介します。
- 汚れを落とす
- 洗い流す
- 乾燥させる
- 防錆用のオイルを塗る
汚れを落とした後に、中性洗剤等で洗い流し60度のお湯で3分から5分ほど流したら乾いた布で水分を拭き取ってください。
最後に次回、ナイフを使うために椿油やサラダ油などを薄く塗り込んで保管してください。
アウトドアナイフについてのよくあるQ&A
アウトドアナイフの研ぎ方は特殊なのですか?
すぐに取り出せるような場所に刃物を置いた場合は。また、アウトドアナイフを日常持っていると銃刀法違反になりますか?
キャンプに行かない日は、車に置きっぱなしにしとくべき?
6cm以下でも携帯していたら・・・?
ブレードで素材別の研ぎ方を教えてくださいの研ぎ方は?
#1000前後の中砥石を利用することで十分研ぐことが可能。基本、水を使うことが大多数ですがオイルストーンと呼ばれる油を含ませて使う手作業用の砥石を使うこともあります。
ブレードで鋼(はがね)の場合
硬いブレードなので硬度の高い#500前後の荒砥石を選ぶことが短時間で効率良く研ぐポイントで、硬い素材のセラミック砥石との相性が良いです
チタン製の場合
硬度が低く柔らかい金属です。そのため#1200から#3000までの柔らかい仕上げ砥石との相性が良いです。
まとめ
今回はアウトドアなどに欠かせないナイフに注視しランキングにして紹介しました。
どのメーカーもいろいろなタイプのナイフを販売していますが、ナイフの用途によってのポイントを参考にしてもらえたら嬉しいです。
ここではランキング形式で紹介してきましたが、どれも口コミの評価も高いナイフばかりです。ぜひ用途にあったアウトドアにふさわしいナイフをしてください。