キャンプやアウトドアで大活躍のバーベキューコンロは、一台あるとバーベキューのときに重宝しますね!
でも、色々なメーカーがあり機能も多種多様…大きいもの・小さいもの・折りたたみやそうでないもの等、どれを選べばいいのか分からなくなりませんか?
そこで今回は、バーベキューコンロ初心者の人でも分かりやすいように一定の基準を設けて、バーベキューコンロを選ぶときのポイントとおすすめ12選をご紹介します。
自分の目的に合ったバーベキューコンロはどれなのか、是非参考にしていただければ幸いです。

バーベキューコンロを選ぶ6つのおすすめの選び方!
バーベキューコンロを選ぶときのポイントは全部で6つ。耐風性、利便性、携帯性、熱源、使う人数、耐久性等が判断基準になります。
バーベキューコンロの耐風性で選ぶ!
バーベキューコンロの選ぶときの一つのポイントが耐風性です。
火を起こした後に、風で火が消えてしまわないように工夫がされているものです。バーベキューコンロを買うときに強風対策も一緒にしたい方は耐風性に優れた物がおすすめです。
バーベキューコンロの利便性(手入れの楽さ等)で選ぶ!
バーベキューコンロを選ぶ一つのポイントが、使いやすいかどうかです。例えば、網を乗せる台の高さが調節できる・火力の調節ができる・炭を入れる場所が出し入れしやすい等です。
コンロを買ってみたけど、火力の調節ができずに焦げてしまった…というのは嫌ですよね。自分にとって、使いやすいかどうか?が一つのポイントです!
購入前には使い勝手が良さはわかりませんので、なるべく多くの口コミをチェックして判断するのがおすすめですよ!
バーベキューコンロの携帯性(折りたたみ等)で選ぶ!
バーベキューコンロを選ぶときは、携帯性も気にするのうにしましょう。携帯性とは、持ち運びがしやすいかどうかです。軽さも一つのポイントになります。
重くて車に運ぶのも精一杯…という感じだと、後々バーベキューに行くときに腰が重くなってしまいますよね。
力に自信のない女性なら、携帯性や軽さも重視しておきましょう
バーベキューコンロの熱源で選ぶ!
バーベキューコンロを選ぶときは熱源も一つの判断基準にしてみましょう。火を起こす仕組みによって使いやすさや後片付けの仕方等が異なるからです。
バーベキューコンロで使われる熱源には、炭・ガス・電気の3つがあります。
炭は遠赤外線でじっくりと焼ける為、素材の旨味を存分に活かす事ができます。その反面、火力調整や使い終わった後の後片付けは若干面倒に感じてしまうかもしれません。
ガスは火が付けやすく火力調整も簡単で、持ち運びもしやすいです。使い終わったガス缶の処理には注意しましょう。
電気式は電源が確保できるのであれば、すぐに火が付けられ火力調整もしやすいです。炭やガスのように後片付けの面倒さはありませんがアウトドアの醍醐味を感じにくいです。
火力や片付けなど、好みにより自分に合った熱源を選んでみてください!
バーベキューコンロを使う人数で選ぶ!
バーベキューコンロを使う人の数は重要です。大勢で使う予定がないのに大きめのバーベキューコンロを買っても、持ち運びが大変だし重いし使い勝手が悪いからです。
2~3人で使うのか、大勢でアウトドアキャンプをするのか?あらかじめ使用する人数を考えておきましょう!
バーベキューコンロの耐久性で選ぶ!
バーベキューコンロに使われる素材によって、耐久性が変わります。一度買い物をしたら、できるだけ長く使いたいならバーベキューコンロの素材による耐久性も気にしておきましょう。
バーベキューコンロで使われる素材は主に、スチールとステンレスの2種類があります。稀にアルミ製のバーベキューコンロも売っている事がありますが、数が少なく希少な存在です。
ステンレス製は耐久性が高く、手入れもしやすく錆びに強いのですが、重くて価格帯は6000円以上と高めになります。
スチール製は価格帯が4000円前後と手頃で買いやすいですが、重い・錆びに弱い・手入れが大変になります。
アルミ製は錆びに強く重量も軽めですが、スチールより熱が伝わりやすく、出回っている数が少なめで手に入れるのは難しいと思います。
できるだけ長く使いたいならばステンレス製、使い捨てでも構わないならスチール製を選ぶと良いでしょう!
素材ごとにメリットやデメリットがあるので、自分が納得できる素材を選ぶと良いですよ!
おすすめのバーベキューコンロランキングTOP10!
おすすめの選び方で解説したポイントを元に厳選した商品を10個ご紹介します。参考になれば幸いです。
コスパ抜群!大人数におすすめのバーベキューコンロ・サンフィールド G900




サン・フィールド 大型バーベキューコンロ G-900の特徴
ホンマ製作所のサンフィールドG900は、会社やイベント等大人数でのバーベキューに最適な一台です。
縦60cm、横約90cmという大きなサイズなので10人以上の人が集まるときに大活躍!
日本製で作りがしっかりしているので、頑丈です。付属しているのは焼き網なので、鉄板を使いたい場合は別途クッキングプレートを購入する必要があります。
会社の飲み会やオフ会等、大人数でのバーベキューを行う予定がある方におすすめな商品です。
サン・フィールド 大型バーベキューコンロ G-900の口コミ
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組み立て簡単!コンパクトなバーベキューコンロ・ロゴス ピラミッドグリルコンパクト




ピラミッドグリル コンパクトの特徴
ロゴスのピラミッドグリルコンパクトは、1人キャンプが好きな方に最適なバーベキューコンロです。
焚き火台タイプのコンパクトな大きさで、組み立ても簡単。慣れれば10秒で組み立てられると言われています。
主な素材がステンレスでできている為、錆びにくく長く使うことができますね。
持ち運びに便利なポーチもついているので、携帯性抜群!重量も1.16kgなので登山などでも気軽に持って行きやすい重量です。
小さくて手軽に持ち運べるバーベキューコンロをお探しの方は、一度試してみては如何でしょうか。
ピラミッドグリル コンパクトの口コミ
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灰受けが付いているので、テーブルの上にも置けるのは良かったです。
火が起こしにくいときがあるので、別途火起こしの道具は持っていた方がいいかもしれません。
ガスで火加減楽々!コールマンのおすすめバーベキューコンロ『ロードトリップグリル』




ロードトリップ グリル LXE-JⅡの特徴
コールマンのロードトップグリルLXE-JⅡは、炭で焼くことにこだわりがなく、すぐに火が付けられるバーベキューコンロをお探しの方におすすめのバーベキューコンロです。
イグナイターと呼ばれる着火装置が内蔵されているので、ガス缶を装着すればすぐに火が付けられます。調理面のテーブルが幅広いので、沢山の食材を一気に焼くことができます。
切った食材を置いておくのに便利なスライド式のテーブルも付いているので、別途テーブルを用意する必要がありません。パーツの取り外しが可能なので掃除も楽々。
温度計が付いているので、火加減の調節もしやすいですね。多少値が張りますが、使い勝手や手入れの楽さを求めている方におすすめです。
ロードトリップ グリル LXE-JⅡの口コミ
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炭だと火がつくまでに何時間かかるか分からないですが、ガス式なので瞬時に火をつけることができ、鉄板は焦げにくく、後片付けも簡単!
10人くらいでバーベキューをやりましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。横長で幅がけっこうあるので収納が少し大変ですが、素人の私でも使えたので満足しています。
火をつけるのもボタンを押すだけでいいので、分かりやすいですね。これからアウトドアで大活躍しそうです。
1台2役のバーベキューコンロ!キャプテンスタッグ カマド・スマートグリルUG-43




カマド スマートグリル UG-43の特徴
キャプテンスタッグのバーベキューコンロ、カマド スマートグリルは1人キャンプが多い方におすすめのコンパクトなバーベキューコンロです。
上段の網とゴトクを変えて使えるので、食材を焼く以外に鍋を置いたりすることもでき、小さいながらも使い勝手の良い構成になっているのが特徴ですね。
収納時は折りたたんでB6サイズまで縮める事ができるので、携帯性も抜群。重量も760gと1kgに満たない為、女性でも持ち運びしやすいと思います。
カマド スマートグリル UG-43の口コミ
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別に風よけのような物があった方がいいかもしれません。1人で出歩く分には十分役目を果たしてくれるので、重宝しています。
これなしでのツーリングは考えられないですね。高さ調節ができますが、一番下だと熱の通りが弱いので上の方に持ってきた方が熱は通りやすかったです。
3人以上で使うなら、これの一回り大きいのがおすすめです。
大火力のツーバーナー!コールマンのバーベキューコンロ『パワーハウスLPツーバーナーストーブ』




パワーハウスLPツーバーナーストーブの特徴
パワーハウスLPツーバーナーストーブはガスで着火するタイプのバーベキューコンロで、2つのガス缶による大火力が特徴となっています。
厚めの肉を焼きたいなど、高火力を必要とされる方におすすめです。
大きな風防が付いているので、少し強い風が吹いても大丈夫。安心して調理に集中することができます。
横幅が広いので、お湯を沸かしながらもう反面で食材を焼くといった使い方もでき、使い勝手のいいバーベキューコンロです。ステンレス製ではないので、錆びに注意が必要です。
パワーハウスLPツーバーナーストーブの口コミ
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家族でキャンプに行くときに持っていって楽しく使っています。一つ難点があるとすれば、着火のしにくさですかね。スイッチの押す方向が片手だとやりにくく、両手で何とかやれる感じです。それ以外は満足しています。
塗装が剥げやすいので、そこだけ注意ですね。
温度計で管理が楽々!ウェーバー バーベキューコンロ『オリジナルケトル ケトルプラス』




オリジナルケトル ケトルプラス(Original Kettle Kettleplus) 47cmの特徴
ウェーバーのオリジナルケトル ケトルプラスは、通常の焼き方とインダイレクト調理法という2つの調理方法が楽しめるバーベキューコンロです。
インダイレクト調理法とは、間接的な熱で蒸し焼きのように調理する仕組みの事。鶏の丸焼きなど、中までじっくり火を通したい場合に便利な調理法です。
温度計が付いているので、火力調節や温度管理が簡単なのもいいですね。灰の受け皿が深いので、風が吹いても安心です。
掃除もしやすいですが、組み立てが大変なので持ち運びには不向きとなります。自宅の庭などで人を招いてバーベキューをしたい方などにおすすめです。
オリジナルケトル ケトルプラス(Original Kettle Kettleplus) 47cmの口コミ
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大人数での使用を考えている方は、一回り大きい57cmの方がいいかもしれません。
自宅で簡単バーベキュー!コールマン クールステージテーブルトップグリル




クールステージテーブルトップグリルの特徴
コールマンのクールステージテーブルトップグリルは、家庭での使用にも適したコンパクトサイズのバーベキューコンロです。
ボディがメッシュになっているので通気性が良く、火力ムラが起こりにくい構造になっています。
メッシュ構造な事もあり、本体重量は2.5kgと軽めなので持ち運びにも便利ですね。足の高さが低いので、子供が届かないといった心配もありません。
金網の部分と炭を入れる部分が別になっているので、炭の後片付けも簡単にできます。卓上サイズの手軽なバーベキューコンロを探している方におすすめです。
クールステージテーブルトップグリルの口コミ
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網までの距離も遠すぎることなく、適切な距離感で使いやすかったです。グリル周りも熱くなりにくい構造になっているので、このくらい手軽にできるならいいのではないでしょうか。
炭を入れる場所にアルミホイルを敷いておけば、後で炭を出すときのめんどくさい片付けがかなり楽になります。低いテーブルのバーベキューコンロを探している方におすすめです。
コンセントで簡単!電気式バーベキューコンロ スマートガーデン(Smart Garden)エレグリル




スマートガーデン(Smart Garden)エレグリルの特徴
ロゴスのスマートガーデンは、コンセントを差すだけで気軽にバーベーキューが楽しめる電気タイプのバーベーキューコンロです。
温度調節のダイヤルが付いているので、火力調節しやすいのが特徴。キャスター付きなので収納もしやすく、プレート部分は取り外し可能なので掃除も楽チンです!
電源を入れてから約5分で調理を開始できるので、自宅の庭でバーベーキューをしたい人・バーベーキューを初めてやる人等におすすめです。
スマートガーデン(Smart Garden)エレグリルの口コミ
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炭に比べて煙も出にくいので、換気や近所への迷惑を気にしなくて済みました。
鉄板が取り外せるので後片付けもしやすいです。
初心者におすすめ!100%天然素材の使い捨てバーベーキューコンロ




クラフトグリルの特徴
カサスグリルのクラフトグリルは、全ての素材がリサイクルできるエコ仕様のバーベーキューコンロです。
使用時間は60分。使い終わった後は本体を燃やす事でゴミを心配する必要がなく、有害物質も残りません。
火力面で少し物足りない面はあるかもしれませんが、掃除やメンテナンスといった煩わしさから解放されるといったメリットがあります。
バーベーキュー初心者の方や、使い捨てのバーベーキューコンロを探している方におすすめです。
クラフトグリルの口コミ
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燃料が燃え続ける時間がけっこう長いので、気軽にバーベーキューを楽しむにはいいアイテムだと思います。
後片付けがとにかく楽なので、外で手軽に炭焼きバーベーキューがしたいときに重宝しています。
着火剤がなくても簡単!Lixada バーベキューコンロ(ウッドストーブ)




Lixada バーベキューコンロ(ウッドストーブ)の特徴
Lixadaのバーベキューコンロ(ウッドストーブ)は、バーベキューコンロとしての使い道の他に木や薪などを焚べてストーブとして暖をとるといった使い方もできる商品です。
着火剤がなくても木の枝をある程度詰めて、紙を燃やして入れるだけで簡単に着火させる事ができます。分解すると5枚の板になるので携帯性が良く、持ち運びも簡単。
材質はステンレス製とチタン製の2種類なので、耐久性も期待できます。携帯性の高いバーベキューコンロをお探しの方におすすめです。
Lixada バーベキューコンロ(ウッドストーブ)の口コミ
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バーベキューコンロの下準備の3つのポイント
バーベキューを始める前に準備しておくと、後片付けがかなり楽になる3つのポイントがあります。ポイントを抑えて、後片付けを簡単に済ませてしまいましょう。
下準備の際のポイントをお伝え致します。
食材を焼く前に、網に酢や油を塗っておく
食材を焼く前に、網に酢や油を塗っておきましょう。
酢には熱凝着(ねつぎょうちゃく)を防ぐ為の成分が含まれている為、こびりつかせずに焼く事ができます。(肉などのタンパク質が網にくっついてしまう現象の事を熱凝着と言います。)
食材を焼く前の準備をしっかりしておく事で、後片付けが楽になりますよ!
炭をくべる場所に、アウトドア用のアルミホイルを敷いておく
炭をくべておく場所には、アウトドア用のアルミホイルを敷いておきましょう。
アウトドア用のアルミホイルは家庭用アルミホイルより厚みがある為、熱による穴あきなどが起こりにくく、燃やし終わった後にアルミホイルを引き出すだけで片付けが完了します。
鉄板が熱いうちに、鉄板に水をかけておく
バーベキューが終わったら、鉄板が熱いうちに水をかけておきましょう。
鉄板が熱いうちに水をかけておくことで、鉄板に食材がこびりつくのを防げます。(台所の食器を水につけておくのと同じ)
掃除が楽になる!バーベキューコンロの後片付け・洗い方のポイント
楽しいバーベキューの時間が終わった後、面倒くさいのが掃除や後片付けですよね…でも、バーベキューコンロの網や鉄板を使うときにポイントを抑えておくとだいぶ楽になるんです。
セスキ炭酸ソーダを使う
バーベキューコンロの後片付けには、セスキ炭酸ソーダを使いましょう。
セスキ炭酸ソーダは、重曹と炭酸水素ナトリウムからなる粉末のアルカリ剤です。油汚れやタンパク質汚れに強い為、肉や魚の油を焼いた後の掃除にとても適しているのです。
併せて、ダイソー等100均ショップに売っている焼き網鉄板クリーナーを使うと効率良く汚れを落とすことができます!
炭に水をかけず、蓋をして自然に鎮火するのを待つ
バーベキューが終わった後の炭にはすぐ水をかけず、蓋をして鎮火するのを待ちましょう。水をかけて鎮火する方法だと、水圧で灰が舞い上がり、周囲の場所が汚くなってしまうからです。
蓋をしてしばらく待っていれば自然に鎮火していきますので、焦らずじっくり消えるのを待ちましょう。
バーベキューコンロについてのよくあるQ&A
では、最後にバーベキューコンロを使う上での気になるQ&Aをご紹介していきます。
バーベキューコンロと七輪の違いってなんですか?
一般的な七輪とバーベキューコンロは、素材による違いがあります。
バーベキューコンロが鉄やステンレス等で構成されているのに対し、七輪は珪藻土(けいそうど)と呼ばれる化石の一種が元となって作られています。
珪藻土は断熱性が高く、遠赤外線を発するのが特徴です。
なので炭が長時間燃え続きやすく、炭と珪藻土の2つの遠赤外線効果で『食材の旨みが増す』という理由で七輪を使う人もいるようです。
七輪はけっこう重量があるので、携帯性が高いとは言えないかもしれません。用途によって、バーベキューコンロと七輪を使い分けると良いですよ!
バーベキューコンロのレンタルってありますか?
バーベキューコンロだけではなく、キャンプ用品全般をネット上でしているサイトがありますので、一時的に使いたい方はレンタルのバーベキューコンロがおすすめです。
レンタルを申し込むと、配達圏内のエリアまで各キャンプ用品一式を配送してくれる為、便利なサービスですよ!
まとめ
バーベキューの醍醐味はやはり外で食べる開放感です。限られた条件でアナログな調理法を楽しむのもいいと思います。なにより、天気のいい屋外で楽しく食事ができるのは最高ですね!
バーベキューコンロには様々なものが出ていますが、自分の目的にあったものを使いたいですね。
一度買ったらなるべく長く使いたいのか、使い捨てでゴミにならないものがいいのか、ここで紹介したバーベキューコンロを参考にお気に入りのバーベキューコンロを見つけてみてくださいね!
おすすめのバーベキューコンロTOP3をもう一度チェックする!