いまではすっかり知名度が広まった山ガールですが、つまり山登りする女子のことを指しますよね。
岳(ガク)の映画化で小栗旬さんや長澤まさみさんの出演によって山ガールの人気が高まったのは間違いないでしょう(^^)
そんな山ガールも気になる山登りに欠かせない必需品の登山靴に今回はビギナーズにもおすすめの商品をピックアップしてみたいと思います。
「キャラバン」「スカルパ」「モンベル」などのメーカーがどの程度人気が高いのか、そして選び方やメンテナンス方法など様々な情報をご紹介しています。
登山靴の選び方とランキング12選も掲載していますので是非参考にしてください。

初心者におすすめの登山靴3つの選び方
初心者には登山靴をどうやって選んでいいのかわからないところがあると思いますが、ここでは選び方を3つのポイントに絞ってご紹介したいと思います。
自分にぴったりの登山靴を手に入れてくださいね!
足首の高さで選ぶ
項目/足首の高さ | ハイカット | ミッドカット | ローカット |
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対象 | 標高差の大きなコースなど | 整備された登山道や日帰り登山など | 標高差の少ない自然歩道など |
ビジュアル |
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特徴 |
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登山靴を選ぶ際は、まず足首の高さを決めましょう!足首の高さにはハイカット(足首が高い)、ミッドカット(足首が中程度)、ローカット(足首が低い)の3種類があります。
本格的な登山向けにはハイカット、日帰り登山向けならミッドカット、ハイキングや自然歩道の散策向けにはローカットシューズがおススメです。
登山道は歩きづらい傾斜や泥・土・砂あるいは岩などがむき出しになっていることもあり、足場が常に不安定です。
木々の切れや切り株・植物のつるなどでけがをする場合もあり、登山靴は足を守るための重要なアイテムとなります。
なので、本格的でほとんど整備されていない山で標高差の大きいコースなら、くるぶしをしっかりホールドしてくれるハイカットが安定感があり一番安全です。
また、整備された登山道なら歩きやすさと足首の保護をしてくれるミッドカット。そして標高差が少ない自然歩道の散策には足首を動かしやすくて軽量なローカットが良いでしょう。
登山のシチュエーションをあらかじめ情報収集した上で、どのタイプをチョイスすれば良いかを決めましょう!
登山靴メーカーで選ぶ
項目/メーカー | コロンビア | キャラバン | シリオ | モンベル |
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価格帯 | 5,520円~ | 4,800円~ | 12,453円~ | 10,000円~ |
主な特徴 | 防水透湿機能を採用 | 幅広ラストを採用モデル | ハイキング入門者向け | 軽快な山歩きに適したモデル |
登山靴は専門のメーカーを選びましょう。特に上記ブランドメーカーは多くの登山愛好家が幾度となく体験してとても高い評価をしています。
上記の表にもまとめていますが、コロンビア、キャラバン、シリオ、モンベルがおすすめの登山靴メーカーです。
コロンビアは水を防ぐが汗などの湿気は通す素材のシューズでいつでも快適に保てる靴です。キャラバンは幅広を採用したシューズで、日本人向けの足のタイプを数多く販売しているメーカーです。
シリオはハイキング入門者向けのシューズで、初めてシューズを購入するならシリオがおススメ♪モンベルは軽快な山歩きに適したシューズに特化しており見逃せないメーカーです。
防水性の生地を使ったシューズは、どのメーカーも備えています。特に注力しているメーカーや、日本人向けに幅広シューズを販売しているメーカーを選ぶことがおすすめです。
ソールの硬さで比較する
選ぶポイント | ソールが硬い | 硬さが中間 | ソールが柔らかい |
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足首の高さ | ハイカット | ミッドカット | ローカット |
登山靴はソールの硬さもチェックしておきましょう。
ソールが硬いのはハイカットモデル、ソールが柔らかいのがローカットモデル、その中間の硬さがミッドカットモデルとされています。
重い荷物などを背負う場合に、しっかりと地面にグリップするハイカット。足首を適度に保護してくれ、ソールが柔らかなミッドカット。足首が自由に動くので比較的軽いローカットがあります。
平らな砂利道などには柔らかめのソールが適していますが、傾斜のある道は硬めのソールがおすすめです。
傾斜の山道に柔らかいソールだと下り坂で滑って捻挫してしまったり、ひどい時には骨折につながることもあります。
ソールの硬さは荷物の重さと登山のシチュエーションに合わせて選びましょう!
おすすめの登山靴ランキングTOP12
日本人に合わせたオリジナルのラストを採用!ノースフェイス






ノースフェイス トレッキングシューズ GORE-TEX NF51620の特徴
足裏全体を1枚のプレートで仕上げたフルレングスラスティングボード構造により、ボトムユニットの剛性を強化しています。
凹凸の多いの路面でもフラットな着地ができ、重い荷物を背負っていても安定した歩行が可能です。
滑りにくいラグデザインのエクスクルーシブ・ビブラム ラバーアウトソールを配備。日本人に合わせたオリジナルのラストを採用し、快適さを高めています。
ノースフェイス トレッキングシューズ の口コミ
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WXL木型を採用しているローバー タホー プロ ゴアテックス GT WXL L010612-4564






ローバー タホー プロ ゴアテックス の特徴
ドイツ信頼のシューズブランド LOWA(ローバー)のタホープロゴアテックスWXLは、日本人の足型に合わせて理想的な足幅を実現したWXL木型を採用しています。
ゆとりある甲の高さと、アッパーには良質なヌバックレザーを採用し、一枚革でできているため、堅牢性・防水性に優れています。
ベロを好きな位置で固定するXレーシングや、岩場でのグリップ力の強さ、よりバックパッキング向けになったビブラムソールなど、機能面でも大変優れています。
ローバー タホー プロ ゴアテックス の口コミ
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マウンテンハイキングブーツのマムート Trovat Guide High GTX






マムート Trovat Guide High GTXの特徴
GORE-TEX Performance Comfort Footwearメンブレンが水の侵入を防ぎ、快適な履き心地をキープできます。
二重スライディングバンドと3ゾーンレーシングを備えた、特許取得済みのBase Fit 2.0ヒールストラップシステムが、ヒール部をしっかりとサポートします。
伸縮性のあるGORE-TEXタン構造とメモフォームがさらなる快適性を実現します。定評のあるVibram MT Traction IIソールが、どのような足場でも優れた安定性を確保します。
マムート Trovat Guide High GTXの口コミ
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バックパッカー向けのスポルティバ TX5 GTX






スポルティバ TX5 GTXの特徴
ヘビーな道を行くハイカーやバックパッカーに向け開発されたハイカットアプローチシューズです。
GORE-TEXを使用することで防水性・通気性にすぐれ、トランコファミリーから受け継いだカフとシューレースシステムは安定感と安心感を保証してくれます。
ソールは衝撃吸収EVA+STBコントロール/ビブラム メガグリップ+インパクトブレーキシステムを採用。3D Flexシステムも搭載しています。
スポルティバ TX5 GTXの口コミ
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優れた防水透湿性を誇るコロンビア Saber IV Lo Outdry YM7462






コロンビア トレッキング セイバー4ロウアウトドライの特徴
優れた防水透湿性と安定したホールド感でアクティブに過ごせるハイキングシューズ。アウトドライの防水メンブレンを内側にあしらうことで水の浸入をブロックします。
通気性の高いメッシュ素材は内部の蒸れを軽減。ミッドソールには軽量でクッション性のあるテックライトを使用しています。
グリップの効いた底は安定感があり、ハイキングやフィッシングなどのアクティビティにも最適なシューズです。
コロンビア トレッキングシューズ セイバー4ロウアウトドライの口コミ
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【フィット感】幅広タイプなので助かってます。
【履き心地】実際に履いて歩きましたがジャストフィットしました。
GORE-TEX採用のサロモン ミッドカット レディース Xウルトラ3ワイドミッド






サロモン トレッキングシューズ ゴアテックス ミッドカット レディース Xウルトラ3ワイドミッドの特徴
X ULTRA 3 MID GTXにWIDEモデルが登場。あらゆる足型の方に履いていただけます。Descent Control 技術が足を適切にホールドするため、ダウンヒルを果敢に攻めることができます。
シューレースと連動してフィット感を高めるアッパーパネル、歩行をサポートし疲労軽減効果をもたらすシャーシ内蔵ミッドソールを搭載しています。
そして抜群のグリップ力を提供するContagripアウトソール。これらを繋ぎ合わせるのではなく、一体成形によって構造することで、より軽く、より安定した履き心地生み出します。
サロモン トレッキングシューズ ゴアテックス ミッドカット レディース Xウルトラ3ワイドミッドの口コミ
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WXL木型を採用のLOWA ローバー タホープロGT WXL






LOWA ローバー タホープロGT WXLの特徴
日本人の足型に合わせたバックパッキングモデルです。チベットGTよりも高さを抑え、足首周りの動きが軽快になるようにすることで歩行時の快適性を高めています。
ゆとりある甲の高さと、アッパーには良質なヌバックレザーを採用し、一枚革でできているため、堅牢性・防水性に優れています。
ベロを好きな位置で固定するXレーシングや、岩場でのグリップ力の強さ、よりバックパッキング向けになったビブラムソールなど、機能面でも大変優れています。
LOWA ローバー タホープロGT WXLの口コミ
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ユニークなデザインのスカルパ ハイドロジェンハイク GTX






スカルパ ハイドロジェンハイク GTXの特徴
ナイロンメッシュを熱溶着TPUで補強したユニークなデザインにより、抜群の軽さを誇るハイキングブーツです。
透湿性を大幅に高めたゴアテックス® サラウンド を採用しつつ、お求めやすい価格を実現しています。
アッパーは、ナイロンメッシュ/TPU。ライニングは、ゴアテックス サラウンド。ソールが、ビブラム・サリックスを採用しています。
スカルパ ハイドロジェンハイク GTXの口コミ
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山歩きハイキングに最適!シリオ PF441 ライトトレック トレッキング シューズ






シリオ PF441 ライトトレック トレッキング シューズの特徴
日本人足型を研究、企画、開発。これらをもとにイタリアで設計、メイン生産を行っています。
日本のニーズに応え、イタリアの技術と伝統が靴に命を吹き込む、それが「シリオ」です。
ライトトレッキングに最適なモデルです。足首の動きやすさサポート性を両立、防水・透湿性に優れたGORE-TEXライナーを採用し雨でも快適です。
シリオ PF441 ライトトレック トレッキング シューズの口コミ
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高いグリップ力を発揮するサレワ ワイルドファイヤー GTX 0979






サレワ ワイルドファイヤー GTX 0979の特徴
クライミングパフォーマンスと高いグリップ力を発揮するPomocaアウトソールを採用した、フィット感の良いハイテクアプローチシューズです。
ヒールから足裏、甲に向かってY字ラインに特殊ワイヤーを埋め込み、ヒール、ソール、甲の部分の快適なバランスを保ちます。
特徴的な格子状のパーツは、衝撃から足を守ると共に、優れたフィット感とバランス感を実現しています。
サレワ メンズ ワイルドファイヤー GTX 0979の口コミ
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軽快な山歩きに適したモンベル mont-bell アルパインクルーザー 2000






モンベル mont-bell アルパインクルーザー 2000の特徴
春から秋にかけての縦走、冬の低山ハイクなどオールラウンドに使用できるブーツです。小屋泊まりの登山やトレッキングなど、軽快な山歩きに適したモデルです。
足首部は、左右方向には高いサポート力を持ちながら、前後方向には自由度が高く、歩きやすいデザインです。
足首の屈曲を妨げないパターンで仕上げているため、硬い登山靴に不慣れな方でも足運びがスムーズに行えます。
モンベル mont-bell アルパインクルーザー 2000の口コミ
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防水・透湿性に優れた安いおすすめ登山靴!キャラバン






キャラバン C1-02Sの特徴
登山入門者が使いやすいように設計された、キャラバンシューズの代表的なモデルです。履き口まわりに柔らかな生地やクッション材を採用し、足首を優しくホールドします。
アキレス腱部分は足首が動きやすいよう浅めにカットするなど、入門者向けの登山靴になります。つま先部分にはTPU樹脂カップを採用し、指先をしっかりと保護しています。
足形が細めの入門者のために、スリムな2Eラストで仕立てたモデルで、アッパーには軽量で柔軟性に優れたナイロンと合成皮革を使用しています。
キャラバン C1-02Sの口コミ
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登山靴のおすすめ手入れ方法
正直、登山靴の手入れ方法がわからないとか手入れの仕方がわからない方にご紹介したいと思います。
ヌバックレザー登山靴のお手入れ
ヌバックレザー(オイルレザー)は表革を起毛させ、WAX(オイル)の浸透性を良くしています。WAX加工をしてから、定期的なお手入れをすれば劣化もおさえ、キズも入りにくいです。
下記を参考にお手入れをしてみてください!
- 泥汚れをクリーニングブラシでソール&アッパーをブラシで水洗いしシッカリ落とす。
- 靴が湿った状態でレザージェルをアッパーに塗りこみ、馬毛ブラシで馴染ませる。
- レザージェルが馴染んだところでヌバックローション、アクティブレザーWAXを薄く塗り、ブラシと素手で馴染ませる。また、防水スプレーも忘れずに対応ください。
- ワックスが馴染んだらベタベタ感が消えるまで磨きナノクリームを塗りその後数日乾燥させます。
定期的にお手入れしていることで、いつまでも履き心地がフィットできる状態に保てますので使い終わったときはお手入れを忘れずにしてください。
コロニル クリーニングブラシでのお手入れ
靴磨きセットなど用意しておくことで容易にお手入れできます。手順は以下のようにします。
- チューブ式のWAXの場合、指で塗り込んでいくこともおススメです。
- コロニルのブラシでWAXをしっかりブラッシングしていく。
- その後、素手で馴染ませることもありますがブラッシングで終了しても問題ありません。
ワックスを塗り終わったら通気の良いところで陰干しして保管いただくことをおすすめします。
トータルのお手入れ
しっかりと汚れを落とし、WAXを擦り込み、陰干しして保管しましょう。下記の手順で行います。
- すでに使用済みの靴の汚れを乾いた布やスポンジなどで取り除く。
- 靴からインソール(中敷き)を外し陰干ししましょう。
- 靴には撥水スプレーやWAXなどを塗り防水処理を施してください。
- 靴の中に新聞紙を詰め、できるだけ箱に入れず、通気の良いところ(陰干し)で保管しましょう。
登山靴はゴアテックス込みで水洗いOKの靴ですのでメンテナンス(手入れ方法)にて所有している靴を長持ちさせましょう。
登山靴についてのよくあるQ&A
登山靴のサイズの測り方を教えてください。
足囲(ワイズ)は第一趾(親指)と第五趾(小指)の付け根の、骨の張り出した部分の周囲をメジャーで測ります。
登山靴の場合は厚手の靴下を履いた状態で測定するのが好ましいです。
登山靴の修理・寿命を教えてください。
登山靴のレンタルはありますか。また靴紐の結び方を教えてください。
また、ほどけにくい靴紐の結び方としてモンベルで記載していますので下記リンクよりアクセスし参照ください。
まとめ
今回は登山・ハイキングなどに欠かせない登山靴に注視しランキングにして紹介しました。
どのメーカーも撥水性に長けていて軽量化にもこだわっているため選ぶことが悩みどころですが、登山靴選びのポイントを参考にしてもらえたら嬉しいです。
ここではランキング形式で紹介してきましたが、どれも口コミの評価も高い登山靴ばかりです。ぜひ自分にあった登山やハイキングにふさわしい登山靴を履いてENJOYしてください。
【履き心地】ソフトな足首周りのホールド感あり疲れにくい特徴でGOOD。
【動きやすさ】軽量で試しに一日街歩きしましたが軽く疲れにくい。