寒い季節になると鍋物や焼肉など、体が温まる料理が恋しくなりますよね!そんな時、温かい料理を美味しいまま、卓上で食べるのに活躍するのがホットプレートです。
ただ昔に比べて焼肉に使う鉄板タイプだけでなく、鍋タイプなどさまざまな料理に使える多くの種類のホットプレートが販売されています。
インスタ映えする、おしゃれで可愛いホットプレートも大人気です。「どのホットプレートを購入したらいいの?」と購入前に迷ってしまいますよね。
こちらでは「ホットプレートの選び方」と「おすすめのホットプレート12選」を紹介していきます。
あなたの目的にあったホットプレートを見つける参考にしてください。

もくじ
ホットプレートを選ぶ5つのおすすめの選び方!
ここではホットプレートを選ぶ時のおすすめの選び方を、5つのポイントに分けて紹介します。
どんな料理を主に作るのか、どれぐらいの人数で使うのかなど、あなたの目的に合ったホットプレートを選ぶ参考にしてください。
「普通のホットプレート」か「グリル鍋」かの種類で選ぶ
まず市販のホットプレートを選ぶときは「普通のホットプレート」か「グリル鍋」かを選びます。この2タイプは形状が大きく異なり、料理の目的も違ってくるからです。
「普通のホットプレート」は文字通り普通の鉄板タイプで、焼肉やお好み焼き、焼きそばやホットケーキなど、焼き物調理メインで使う機会が多いなら選択してください。
「グリル鍋」は、すき焼きなどのなべ物、蒸し料理メインで使いたい場合に選択します。高機能な「グリル鍋」には、穴あき焼肉プレートやたこ焼きプレートが付属する商品もあります。
まずは焼き物、鍋、どちらの用途で使うことが多いかで、「普通のホットプレート」か「グリル鍋」かの形状を決定してください。
「加熱方式」で選ぶ
加熱方式 | ヒーター式 | IH式 |
---|---|---|
加熱スピード | 普通 | 早い |
安全性 | ![]() |
![]() |
掃除のし易さ | 機種による | ![]() |
価格 | 安い | 高い |
その他 | 鉄板や鍋など形状によって用途が変わってくる | 鉄板・鍋などIH専用の調理用具が使用可能(別途購入する必要あり) |
ホットプレートの加熱方式として「ヒーター式」か「IH式」かを選びましょう。加熱方式によって、使い勝手や価格が違うので、あなたの目的に合わせて選んでください。
一般的なのは「ヒーター式」で、プレートの下にヒーターが設置されていて、このヒーターを通電した時の熱で加熱する方式です。
一方で「IH式」は、内部のコイルに高周波電流を流して、調理器自体を発熱させる方式になります。
主な違いについては、上の表にまとめました。本体の価格に加えて、専用調理用具が必要になる「IH式」の方が費用は高めです。ですが、使い勝手で多くのメリットがあります。
表を参考に「ヒーター式」と「IH式」のメリットを理解して、お好きな方を選んでくださいね。
「プレート」の種類と枚数で選ぶ
特定の料理の調理に使いたいなら、ホットプレートに付属する(鉄板)プレートの種類や数で選んでみましょう。追加でプレートを購入できる商品もありますが、割高になるからです。
本格的なホットプレートには、定番の3種類のプレートが付属しています。
焼肉を焼く時に余分な油を落としやすい「穴あき・波型プレート」お好み焼きなどに使う「平面プレート」たこ焼き用の「たこ焼きプレート」がそのラインナップです。
作る料理の種類・レシピに応じて、プレートの種類と数が充実した商品を選びましょう。
「大きさ」「形状」で選ぶ
ホットプレートを購入する時は、「大きさ」と「形状」にも注意して選んでください。
サイズや重量などの「大きさ」長方形か丸形かの「形状」は、使い勝手や使う人数に関係してくるからです。
例えば5人以上の大人数で使う場合は、長方形で大きなサイズを選ぶといいですが、重量も大きくなるため、運んだり洗ったりするのが少し大変です。
1人暮らしで食卓で使いたい場合は、丸形でコンパクトなタイプがおすすめになります。あなたの生活スタイルや、使う状況に合わせて、大きさ形状を選んでください。
「機能性重視」かインスタ映えなどの「オシャレ重視」かで選ぶ
その他、ホットプレートの「機能性重視」か「オシャレ重視」かで選ぶ必要もあります。
最近のホットプレートには、インスタ映えする可愛いホットプレートも多いですが、「オシャレ重視」の場合「機能」についての優先度は低くなるからです。
また「機能性重視」の機種でも、たこ焼き・焼肉などに使える多機能タイプだけでなく、特定の機能に特化したホットプレートも販売されています。
例えば、キャンプなどのアウトドアや災害時にも使いたいなら「カセットガス式」のホットプレート。焼肉専門で、焼肉後のニオイを抑えたいなら「減煙機能」が付いたホットプレートがおすすめです。
これらの商品は「特定の機能重視タイプ」として、個別に紹介していきます。特定の目的があるなら「特定の機能重視」のカテゴリから選んでください。
「おしゃれ度」と「機能性」は各ホットプレートごとに比較しているので、参考にして選んでくださいね。
「普通のホットプレート」「グリル鍋」「特定の機能重視タイプ」別のおすすめホットプレート12選
「普通のホットプレート」「グリル鍋」「特定の機能重視タイプ」別の、おすすめホットプレートを紹介していきます。
焼肉やお好み焼きに!「普通のホットプレート」おすすめ人気ランキングTOP7!
焼肉やお好み焼き、焼きそばなどに使いやすい、鉄板形状の「普通タイプのホットプレート」のおすすめ商品から紹介していきます。
オシャレでコンパクト!プリンセスのホットプレート
2.4 kg


プリンセス TableGrillMiniPure 103035の特徴
人気のテーブルグリルビュアのコンパクトタイプが登場。純白プレートと天然竹の台座の組み合わせは「オシャレ過ぎる」と話題です。
夫婦2人や、1人でカウンターで食事するのに便利なサイズと言えます。
セラミックコートの平面プレート1枚のみ付属ですが、機能より、オシャレな見た目を重視するタイプの人にオススメの機種です。
プリンセス TableGrillMiniPure 103035の口コミ
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小さめで多機能!アイリスオーヤマの小型ホットプレート
6.2 kg


アイリスオーヤマ APA-137の特徴
「網焼き風焼き肉プレート」「平面プレート」「たこ焼きプレート」の3種類のプレートが付属。フッ素コーティングやヒーターの着脱が可能で、手入れもしやすい機種です。
人気の機能重視タイプですが、売れ筋よりもサイズが少し小さく、女性でも楽に持ち運べます。小さい分、価格も安いのがメリットです。
アイリスオーヤマ APA-137の口コミ
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たこ焼きパーティーにおすすめ!パナソニックのホットプレート
8.8 kg


パナソニック NF-W300の特徴
「ダイヤモンドハードコート」搭載で、フッ素コーティングの耐久性が約2倍。調理や手入れが楽にできるのが特徴です。
「平面プレート」「穴あき焼肉プレート」「たこ焼きプレート」の他に、焼き上がった食材を置ける「保温ネット」が付属します。
4~5人で使いやすい大型サイズなので、たこやきパーティーでも使えます。収納ホルダーが付属で、使わない時もスペースを取りません。
パナソニック NF-W300の口コミ
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高性能IHホットプレート パナソニック KZ-HP1100
3.5 kg


パナソニック KZ-HP1100の特徴
IH加熱方式で余熱時間が短く省エネ、突起物がないので掃除・手入れが楽など、多くのメリットがあります。
付属するのは「平面プレート」のみですが、IH対応の鍋やたこ焼きプレートなどを使えば、さまざまな料理に利用できます。
価格は少し高いですが、ホットプレートとしてだけでなく、毎日の料理に利用したい場合には、おすすめの機種です。
パナソニック KZ-HP1100の口コミ
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おしゃれで2人用におすすめ!BRUNO(ブルーノ)ホットプレート
6.2 kg


イデアインターナショナル BRUNO BOE021-RDの特徴
ホーロー鍋のようなホットプレートには見えない高級感で、インスタ映えするおしゃれなデザインの人気機種です。
A4スペースに置ける大きさなので、2人でも1人暮らしの毎日のご飯に使っても、ちょうどいい大きさです。
フッ素樹脂コートの「平面プレート」と「たこ焼きプレート」の2枚のプレートが付属します。
イデアインターナショナル BRUNO BOE021-RDの口コミ
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ハーフプレートで2料理を同時に!象印の大型ホットプレート
8.5 kg


象印 やきやき EA-GW30の特徴
「遠赤平面プレート」「遠赤穴あき焼肉プレート」「大たこ焼きプレート」。そして「遠赤平面ハーフ」の4枚のプレートが付属。
「遠赤穴あき焼肉」と「遠赤平面ハーフ」の2枚を組み合わせれば、焼肉といっしょに別のメニューが楽しめます。
付属の「樹脂製収納ホルダー」で収納も便利で、機能面でバランスが取れた、象印の人気機種です。
象印 やきやき EA-GW30の口コミ
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3枚のプレートが付属でおすすめ!タイガーの大型ホットプレート
8.6 kg


タイガー これ1台 CRV-G300の特徴
油を落としやすい「穴あき・波型プレート」、そして「平面プレート」「たこ焼きプレート」の3種類のプレートが付属。
焦げつきにくい「ハードフッ素コーティング」を採用。ヒーターが外せて本体丸洗いOKなど手入れがしやすく、タイガーの上位機種ですが人気があります。
4~5人でも使いやすい大きめのサイズなのに、「自立式縦置き収納」で狭い場所にも収納できるなど、機能性に優れた機種です。
タイガー これ1台 CRV-G300の口コミ
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すき焼きなどの鍋物に!「グリル鍋」おすすめ人気ランキングTOP3!
すき焼きなどの鍋物、蒸し料理メインで使う場合は「グリル鍋」を選択します。「グリル鍋」のおすすめ人気商品を紹介していきます。
1人暮らしにおすすめの鍋!アビテラックスのミニホットプレート
1.16 kg


アビテラックス APN-16Gの特徴
容量が0.7リットルの小型グリル鍋。一人で使う機会が多い人におすすめの機種です。
小型ですが着脱式の「アルミ鍋」「焼きプレート」の2種類のプレートが付属。煮る、焼くの2機能で、日々の料理に利用できます。
外形が200mm弱の丸形なので、食卓に並べてもスペースを取らず、おしゃれなグリル鍋として人気があります。価格も手ごろです。
アビテラックス APN-16Gの口コミ
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深なべ大容量5Lで高機能!タイガーのグリル鍋型ホットプレート
7 kg


タイガー CQD-B300の特徴
グリル鍋タイプですが「穴あき・波形プレート」「深なべ」「たこ焼きプレート」の3枚のプレートが付属。鍋物だけでなく、焼き物、蒸し料理に幅広く使えます。
深なべ容量は5リットルの大容量サイズ。4人以上の大人数でも使えます。
セラミックを含んだフッ素加工コートや、本体ガードがヒーターと分離できて丸洗い可能などお手入れもしやすく、機能性に優れた機種です。
タイガー CQD-B300の口コミ
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小さめでも3役で価格が安い!象印のグリル鍋型ホットプレート
3.4 kg


象印 あじまる EP-SA10の特徴
焼く、煮る、炒めるの3つの機能が1枚のプレートで可能。土鍋プレートは本体と着脱して丸洗いできるので、手入れが楽です。
大きさは比較的コンパクトですが、火力が強いので2~3人の小人数家族でも利用できます。
焼肉やお好み焼きなどの「焼く」にも使えますが、すき焼きなどの鍋物に利用する機会が多い場合に、おすすめの機種です。
象印 あじまる EP-SA10の口コミ
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「特定の機能重視タイプ」ホットプレートおすすめ人気ランキングTOP2!
「アウトドアで使うので、カセットガス式を使いたい…」「焼肉の煙を極力抑えたい」などの特定の機能を重視したおすすめのホットプレートを、ここでは紹介します。
強力ファンで煙を吸い込む!焼肉用におすすめのホットプレート
4.5 kg


シナジートレーディング スモークリーン DSK2002の特徴
強力なファン付きで煙を吸い込まれる構造で、焼肉時の臭いを大幅に軽減。余分な油が油受けに落ちてヘルシーに焼肉を楽しめるので、焼肉専門としておすすめの機種です。
ファンを含めた本体は、部品単位で分解して水洗いが可能。フィルターなどの消耗品もありません。メンテナンスしやすいのがメリットです。
また別売りの平面プレートを使えば、焼きそばやお好み焼き、ホットケーキを作ることができます。
シナジートレーディング スモークリーン DSK2002の口コミ
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カセットガス用ホットプレート!イワタニ 焼き上手さんα
4.1 kg


イワタニ 焼き上手さんα CB-GHP-Aの特徴
カセットガス燃料のホットプレート。電源不要でアウトドアの利用はもちろん、災害時でも活用できます。カセットボンベ1本で、約120分の連続燃焼使用が可能。
手入れしやすいフッ素コート加工プレートは大判サイズ。火力も2.1kWと高いので、大量の食材を一気に焼くことが可能です。
ごとく付きなので、プレートを外せばカセットコンロとしても使えます。土鍋や別売りの「たこ焼きプレート」も使用できます。
イワタニ 焼き上手さんα CB-GHP-Aの口コミ
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ホットプレートのおすすめの使い方は!
本格的なホットプレートを使えば、さまざまな料理が楽しめます。ここではおすすめの料理と、ホットプレートを長持ちさせる使い方について紹介します。
ホットプレートの意外なおすすめ料理「チーズフォンデュ」
本格的なホットプレートでは、油を落としながら焼肉したり、平面プレートでお好み焼きや焼きそば、餃子などの定番料理は簡単に作れます。
また付属の「たこ焼きプレート」で「たこ焼きを作る機会が増えた!」という口コミも多く見られますね。
さらにホットプレートを使ったレシピや料理としておすすめなのが「チーズフォンデュ」です。
おしゃれ系のホットプレートと組み合わせれば「インスタ映え」するし、とても美味しいので「繰り返し作るのにハマった!」という人も多いです。
他にも「パエリア」や「ピザ」など、オーブンで作るイメージの料理もホットプレートで卓上で作ることができます。
あなただけのレシピ探しを、楽しんでみてください。
ホットプレートを長持ちさせる掃除方法
最近のホットプレートの鉄板にはフッ素加工がしてあります。フッ素加工によって、食材がプレートに焦げ付くのを防止しているのです。
ですので、ホットプレートをストレスなく使い続けるには、このフッ素加工を剥がさないように掃除することが重要です。金属たわしなどでゴシゴシするのは厳禁ですね!
ここではホットプレートの汚れを上手に落とすための、掃除方法を簡単にまとめておきます。
- 使用後、鉄板が熱いうちに掃除を開始。スイッチを切った後に、キッチンペーパーを使って鉄板上の油汚れをふき取る。割りばしなどを使えば、手を汚さず汚れが拭き取れます。
- 鉄板の表面に、軽く水を注ぎます。余熱で水がふつふつして汚れが浮き立ってきます。
- 汚れが浮き立ってきたら、ヒーター本体からプレートを着脱して、シンクで水洗いしていきます。中性洗剤をスポンジに含ませて洗浄してください。
上記を参考に、掃除してみてくださいね!
ホットプレートの焦げ付き防止方法
フッ素加工を剥がさないように掃除するコツを紹介しましたが、汚れや焦げ付きを防止すれば、ゴシゴシする必要もありません。
そこで役立つのが「クッキングシート」です。焼肉の時などに「クッキングシート」を敷けば、焦げ付きは防止できます。
焼いているうちに破れたり焦げることもあるので、こまめに交換してください。あらかじめ何枚か用意しておくとよいでしょう。
ホットプレートについてのよくあるQ&A
では、最後にホットプレートを使う上での気になるQ&Aをご紹介していきます。
ホットプレートを収納するのに邪魔になりませんか?
1人暮らしで使えるホットプレートはありますか?
小さくても火力が弱い、壊れやすいなどのデメリットはないので、この記事を参考に自分にあった機種を選んでみてください。
ホットプレートでチーズフォンデュは作れますか?
ホットプレートで餃子は作れますか?
ホットプレートのプレートのみの購入はできますか?
プレートは消耗品なので、追加で購入して交換できますが、メーカーから直接購入すると高価です。気になる方は、交換プレートの価格を調べてから購入してください。
ふるさと納税でホットプレートは購入できますか?
まとめ
「(普通の)ホットプレート」「グリル鍋」に分けて、市販のおすすめホットプレートを紹介しました。
ホットプレートで作りたい料理と使う人数に応じて、ヒーターの種類や大きさを決めるのがポイントでした。
ここで紹介した方法を参考にして、あなたが料理を楽しめるホットプレートを見つけてくださいね。