愛猫ちゃんが外で遊んで汚れて帰ってきたり、フケやノミが出た時は毛づくろい(グルーミング)をするのを見かけますよね?
長毛の猫ちゃんなどは汚れが奥や毛先に「ベタッ」とついて、自分ではおそうじできない場合もあるんですよね。そんなとき、使ってあげたいのが猫用シャンプーです。
猫のシャンプーには「ドライシャンプー」をはじめ「アミノ酸配合」「薬用」などたくさんの種類があります。種類が豊富だと、本当に愛猫に合ったシャンプーを選ぶのは難しいですよね。
そこで今回は、種類や成分がわかりにくい「猫用シャンプーおすすめの選び方」と「おすすめの猫用シャンプー12選」をお伝えしていきたいと思います♪
大切な猫ちゃんに合ったシャンプー選びのお手伝いができればうれしいです!

猫のシャンプーを選ぶ3つのおすすめの選び方!
猫のシャンプーにはたくさんの種類がありますが愛猫ちゃんの性格に合うものや、健康上の悩みを解消できるものを選ぶようにすると失敗がありません。
とくに多い悩みをピックアップして猫のシャンプーを選ぶポイントをまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね!
水を嫌がる猫にはドライシャンプーがおすすめ!
「水を怖がる猫ちゃんにもシャンプーしてあげたい!」そんなときには、ドライシャンプーを使うことをおすすめします!
ドライシャンプーは水で洗い流す必要がなく、シャンプー後はタオルで拭き取ってあげるだけでOKなんです♪
そもそも猫は本能的に「水が怖い」というイメージを持っています。お風呂や雨が嫌いな猫が多いのはそのためなんですね。
慣れれば平気な場合もありますが極度に水を怖がるようであればストレスになってしまうので、水で流す必要のない「ドライシャンプー」や「ウォーターレスタイプ」を選んであげましょう。
フケが気になるなら低刺激のシャンプーがおすすめ!
フケが多い猫ちゃんには刺激の少ないシャンプーや、保湿成分の入ったシャンプーを選ぶのがおすすめです!
フケは皮膚が生まれ変わるときに出てくるものなので、少ない量であれば健康なので心配いりません。ですが、たくさんフケが出てしまう場合は、皮膚が乾燥している可能性が高いです。
猫は元々皮膚が弱い生き物なので、刺激を受けやすいし乾燥もしやすいんです。フケが気になるときには皮膚がより過敏になっているので、肌への優しさを第一に考えたシャンプーがいいですよ!
猫カビ(真菌)やノミが気になるなら薬用シャンプーがおすすめ!
「薬用」と書かれたシャンプーには抗菌作用や消臭作用などの効果がある薬用成分が配合されているので、皮膚疾患に悩む猫ちゃんにはぴったりです!
円形脱毛やかゆみを伴う猫カビやノミが気になるときには、しっかり殺菌して皮膚を清潔に保ってあげることがなによりも大切です。
薬用成分も様々な種類があって、効果も少しずつ変わってきます。ですので、薬用シャンプーを選ぶときには、どんな効能や効果があるのかもしっかり見ておくとさらに良いですよ!
おすすめの猫用シャンプーランキングTOP12!
ここからは、口コミで人気の高い猫用のシャンプーをランキング形式でご紹介していきます!
どんな猫ちゃんに合うのかという情報もしっかり盛り込んでありますので、お気に入りの猫シャンプーを見つけてくださいね!
成猫も優しく洗える♪ ペットキレイ低刺激シャンプー子犬・子猫用



ペットキレイ低刺激シャンプー子犬・子猫用の特徴
植物生まれのマイルドな洗浄成分を使用しているため、肌が弱い子猫にも使えるくらい低刺激のシャンプーです。
泡立ちがとても良いので長毛にもひっかかりにくくてシャンプーしやすく、汚れだけをやさしく取り除いてくれます。
ワンコインで買えるのでコスパ重視の方にもおすすめです!ほのかにせっけんの香りがするのも口コミで好評ですよ♪
ペットキレイ低刺激シャンプー子犬・子猫用の口コミ
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食品成分100%だから安全!JOYPET(ジョイペット) 水のいらない泡シャンプー猫用



JOYPET(ジョイペット) 水のいらない泡シャンプー猫用の特徴
猫はグルーミング(毛づくろい)で自分の毛をなめますが、このシャンプーは食品成分でつくられているので猫ちゃんの口に入っても安全です♪
洗い流し不要なドライシャンプータイプでシャンプー嫌いの猫にもぴったりです!ヒアルロン酸配合でうるつやの仕上がりですよ。
無香料なので香りに敏感な猫ちゃんにもおすすめしたいシャンプーです!
JOYPET(ジョイペット) 水のいらない泡シャンプー猫用の口コミ
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消毒成分で猫カビすっきり!薬用ヨードシャンプー犬猫用



薬用ヨードシャンプー犬猫用の特徴
こちらのシャンプーは人間用のうがい薬などでおなじみの「ヨード」を配合しています。動物病院で処方されるシャンプーにも使われている成分です。
殺菌力に優れているので猫カビや皮膚炎に悩む猫にぴったりですし、ヨードには消臭効果もあるので体臭もスッキリします♪
ヨードシャンプーを使うときには猫がなめないように注意して、使用後はしっかりと洗い流してあげてくださいね!
薬用ヨードシャンプー犬猫用の口コミ
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ノミにお困りなら迷わずコレ!ペットキレイ薬用ノミ取りリンスインシャンプー



ペットキレイ薬用ノミ取りリンスインシャンプーの特徴
このシャンプーに使われている「フェノトリン」という薬用成分は、ノミやダニに効果的な成分です。シャンプーしながらしっかりノミを取り除きます!
口コミでは泡立ちの良さに感動する飼い主さんが続出で、グリーンフローラルの香りもとても良いと高評価です♪
リンス入りなので、洗い上がりの被毛はずっと触っていたくなるほどさらつやになりますよ!
ペットキレイ薬用ノミ取りリンスインシャンプーの口コミ
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シャンプー嫌いな猫もおまかせ♪JOYPET(ジョイペット) シャンプータオルペット用



JOYPET(ジョイペット) シャンプータオルペット用の特徴
シャンプーやお水が大嫌いな猫ちゃんには、こちらのシャンプータオルがおすすめです!大判なので猫なら1枚で全身キレイになります。
洗浄成分や保湿成分が入っているので、ぬれたタオルで拭くよりも汚れやニオイは段違いにすっきりします!
大容量でこの値段なのでコスパも最高です♪タオル型なのでちょっと汚れが気になるときにもすぐ使えてとっても便利ですよ!
JOYPET(ジョイペット)シャンプータオルペット用の口コミ
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消臭もできるおすすめ猫用ドライシャンプー♪A.P.D.C.キャットフォーミングシャンプー



A.P.D.C.キャットフォーミングシャンプーの特徴
軽くなじませるだけで、毛や皮膚の汚れを浮き上がらせてくれる泡タイプのドライシャンプーです。もちろん、すすぎは不要なのでシャンプー嫌いにはうれしいですね♪
天然成分100%なので猫がなめてしまっても大丈夫です!匂いに敏感な猫ちゃんでも、無香料なので安心できます。
除菌や消臭効果もあるので室内で飼っている猫なら、このドライシャンプーだけで十分キレイになりますよ♪
A.P.D.C.キャットフォーミングシャンプーの口コミ
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被毛ふわふわのアミノ酸シャンプー♪ペッツスマイルド肌に優しいアミノ酸配合シャンプー



ペッツスマイルド肌に優しいアミノ酸配合シャンプーの特徴
猫の被毛や皮膚に優しいアミノ酸を洗浄成分として使っているので、低刺激なシャンプーです!肌の弱い猫でも安心して使えます。
保湿成分やトリートメント成分がたっぷり含まれているので、猫の毛をフワフワに仕上げたいときにもおすすめできます!
とってもプチプラなのに優秀なシャンプーなので、リピート買いする人が多い人気のシャンプーなんですよ♪
ペッツスマイルド肌に優しいアミノ酸配合シャンプーの口コミ
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長毛猫をワンランク上の毛質へ!クイック&リッチトリートメントインシャンプー愛猫用



クイック&リッチトリートメントインシャンプー愛猫用の特徴
汚れを優しく落としつつ、うっとりするような手触りに仕上げてくれるのがこちらのシャンプーです!とくに長毛猫の被毛が見違えるほどキレイになると口コミで話題になっています。
また、トリートメント成分には毛をコーティングして水切れを良くしたり、乾きやすくしたりする効果もあるので面倒なドライヤー時間もぐっと短縮できます!
人間用と見間違えるほどオシャレなパッケージも人気です♪無香料なので香りが苦手な猫ちゃんにもおすすめですよ!
クイック&リッチトリートメントインシャンプー愛猫用の口コミ
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カビや真菌をやっつける薬用シャンプー!ノルバサンシャンプー0.5



ノルバサンシャンプー0.5の特徴
「酢酸クロルヘキシジン」という薬用成分はカビや細菌に効果を発揮してくれるので、皮膚を清潔にさっぱりと洗い上げてくれます。
薬用シャンプーですがコンディショナー成分も入っているので、洗い上がりもふんわりします♪低刺激な成分なので子猫や肌が弱い猫にも使えますよ!
薬用成分特有のキツい香りもなくとても使いやすいシャンプーです!皮膚トラブルにお困りならぜひ1度使ってみてください♪
ノルバサンシャンプー0.5の口コミ
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アレルギー持ちの猫にもおすすめ!オーツシャンプーエクストラペット用



オーツシャンプーエクストラペット用の特徴
こちらのシャンプーはオーツ(カラス麦)が主成分の自然派シャンプーです。人工着色料や粘着剤は不使用なので、アレルギーや皮膚炎など敏感肌の猫におすすめなんです!
皮膚の油分を取り過ぎない保湿重視のシャンプーなので、乾燥によるフケやかゆみが気になる猫ちゃんにも最適です♪
傷んだ被毛を修復してくれる効果もあるので、シャンプー後は毛つやも手触りも最高になりますよ!
オーツシャンプーエクストラペット用の口コミ
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お店でシャンプーしたあの仕上がりに!ゾイックキャッツシャンプー



ゾイックキャッツシャンプーの特徴
動物用のシャンプーメーカー「ゾイック」の猫用シャンプーはアミノ酸ベースの低刺激処方が特徴です。洗浄力にも優れているので、低刺激でも汚れ落ちバツグンなんです!
植物エキスを使ったリンスインシャンプーで仕上がりはふわっと軽く、まるでサロンでシャンプーしてもらったようなつやつや毛並に♡
速乾性が高いのでドライヤーの手間も省けるのも人気の秘密ですよ♪
ゾイックキャッツシャンプーの口コミ
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猫の消臭から抗菌までできる優秀シャンプー!薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー



薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプーの特徴
猫の皮膚疾患の原因菌はたくさんありますが、酢酸クロルヘキシジンは幅広い菌に対して殺菌作用があるので薬用シャンプーの中でもイチオシです!
洗浄力・殺菌力が強いですが低刺激にもこだわって作られているので、猫に過度なストレスを与えず優しく洗えます。
保湿剤が配合されているので、シャンプーするだけでふわっとした毛になるのも魅力なんですよ♪
薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプーの口コミ
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猫のシャンプーおすすめのやり方は!【動画付き】
猫のシャンプーはどんな種類のシャンプーを使うかによって、やり方も変わってきます。
ここでは「ドライシャンプー」と「洗い流すシャンプー」に分けて、動画付きでシャンプーの方法をご紹介していきますね!
ドライシャンプーを使った猫のシャンプーのやり方
水のいらない「ドライシャンプー」はシャンプー嫌いな猫ちゃんでもOKですし、場所を選ばないので飼い主さんの負担も少ないです♪動画の手順をもう一度おさらいしておきましょう!
- 蒸しタオルで汚れを浮かせる
- ドライシャンプーをたっぷりとって、優しくマッサージしながらなじませる
- 乾いたタオルでしっかり拭き取る
- 仕上げにブラッシングで完了
とっても簡単ですよね!余裕があればドライヤーで仕上げてあげると、さらに毛がフワフワになるのでおすすめです♪
洗い流すシャンプーを使った猫のシャンプーのやり方
お風呂でのシャンプーはドライシャンプーより手間がかかりますが、しっかり洗えるのでよりキレイになります!最初は難しいかもしれませんが、慣れるまで頑張りましょう♪
シャンプー前の下準備も含めて、動画の中で紹介されているシャンプーのやり方を書いておきますね!
- 毛が絡まっている猫ちゃんはブラッシングをしておく
- 液体シャンプーは先に泡立てて準備しておく
- シャンプーの泡が混ざったお湯を猫全体にかける
- 背中→お尻→尻尾→顔まわりの順番で優しく洗う
- シャンプーが残らないように地肌からしっかり洗い流す
動画にもありますが、顔周りは無理に洗わなくても大丈夫です。もし洗う場合は、目に入らないように注意してくださいね。
シャンプー後はタオルでしっかりと水気を拭き取って、ドライヤーで乾かして完成です!
ドライヤーを使うときにはブラシやコームでとかしながら乾かすと、早く乾いて仕上がりもキレイになりますよ♪
猫のシャンプーについてのよくあるQ&A
では、最後に猫のシャンプーを使う上での気になるQ&Aをご紹介していきます。
猫にシャンプーは必要ですか?
ただし、長毛種の場合は汚れがたまりやすいので、シャンプーしてあげた方が皮膚や毛を清潔に保つことができます。
猫のシャンプーの頻度はどれくらいですか?
短毛種は1年に1回でも良いですし、汚れや体臭が気にならないならシャンプーしなくても良いです。
猫をシャンプーするときの適切な温度は?
猫の皮膚は弱いので、熱くても冷たくても敏感に反応します。人が触ってみて「ぬるいかな」と感じる35度くらいの温度だとちょうど良いです。
猫のシャンプーをお店でしてもらうと料金はいくらかかりますか?
具体的には短毛種なら3,000円~5,000円、長毛種なら5,000円~8,000円くらいの料金を考えておくと良さそうです。
猫のシャンプーは抜け毛に効果がありますか?
猫のシャンプーは頻度を守って行い、それ以外は毎日のブラッシングで抜け毛ケアをしてあげましょう。
猫用のシャンプーハットってありますか?
ただ、中には猫用のシャンプーハットを手作りしたり子供用のシャンプーハットを猫に使っている方もいるようですので、気になる方は調べてみてくださいね。
マラセブシャンプーは猫に使っても大丈夫ですか?
「犬猫用」または「猫用」と表記のあるマラセブシャンプーは猫に使っても大丈夫ですが「犬用」とだけしか表記のないものはむやみに使わない方が良いです。
でもまずは診断が先です。マラセチア皮膚炎かもと思ったら、動物病院で診察を受けて獣医さんの治療方法に従いましょう。
猫のシャンプーを人間用で代用してもいいですか?
人間用のシャンプーには猫にとって有害な成分が入っていることもあり危険ですので、猫のシャンプーを人間用のシャンプーで代用するのはやめましょう。
猫をシャンプーすると必ず暴れるのですが、何かコツはありますか?
シャンプーする際のコツとしては、猫を水でぬらすときに顔を避けシャワーの水圧を弱くすると良いです。
また、おやつを与えながらシャンプーすると大人しくする猫ちゃんもいるようですので、試してみてくださいね。
もしドライシャンプーでも嫌がって暴れるようであれば、ペットサロンでプロにお任せした方が猫にも飼い主にもストレスはかからないと思います。
まとめ
シャンプーをして毛がツヤツヤになったり、ノミやフケがなくなって清潔になったら猫も飼い主もうれしいですよね♪
猫のシャンプーといっても、その数は本当にたくさんあります。どのシャンプーも成分や仕上がりが違うので、愛猫ちゃんが困っていることに合わせて選んであげるのがおすすめですよ!
猫のシャンプーを選ぶときには、ここでお伝えした人気アイテムもぜひ参考にしてみてくださいね!