登山やキャンプなどで大活躍してくれるアイテム「寝袋」ですが、どれを選んでも同じと思っていませんか?
寝袋はシュラフとも呼ばれますが「モンベル・コールマン・ロゴス」などの有名メーカーをはじめ、リーズナブルな品などさまざまな種類が展開されています。
そのためいざ購入しようと思ってお店に行っても、たくさんの種類があり迷ってしまうという場合も多いのではないでしょうか。
そこで今回は寝袋の選び方とともに、おすすめの寝袋を紹介していきます。アウトドアレジャーで大活躍してくれる寝袋を見つけてくださいね。

もくじ
寝袋を選ぶ4つのおすすめの選び方!
寝袋はキャンプなどアウトドアの時に役立ってくれるアイテムです。「モンベル・コールマン・ロゴス」などの有名メーカーをはじめ、さまざまなメーカーからたくさんの種類が販売されています。
なので、こちらでは寝袋を選ぶ際のポイントを4つと、おすすめの寝袋を紹介していきます。
形状で選ぶ!
寝袋には大きく分けると「封筒型・マミー型」に分けられます。それぞれ特徴が違うのでまずはどちらのタイプにするか選びましょう。
ゆったりした寝心地の「封筒型」
長方形の筒型をした寝袋が「封筒型」と呼ばれるタイプです。
側面にはチャックが付いており、広げると布団の様に使うこともできます。中には連結させて使うことができるタイプもありますよ。
布団に近い感覚で使えて違和感が少なく、家族で使う場合にもぴったりです。ただし隙間があることからマミー型と比べると保温性は下回ります。
さまざまな使い方ができ、価格もリーズナブルな製品が多いのであまり寒くない時期の使用に適しています。
家族でキャンプに行く際などに活躍してくれますが、収納サイズは大き目なので注意してくださいね。
コンパクトで保温性の高い「マミー型」
まるでミイラのような形状をしている寝袋が「マミー型」と呼ばれるタイプです。
頭まですっぽりかぶり身体にフィットするため隙間ができにくく、保温性がとても高いことが特徴です。冬山など寒さが心配な場所に持っていきたいならばマミー型がおすすめです。
たたむとコンパクトになるため、できるだけ荷物を減らしたい場合にもぴったりです。ただし封筒型のように身体の自由は効かないので、慣れるまで注意が必要です。
素材で選ぶ!
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
化学繊維 |
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|
ダウン |
|
|
寝袋の素材としては「化学繊維」と「ダウン」の2種類があります。上の表で簡単にメリットとデメリットをまとめましたので、確認してくださいね。
化学繊維はダウンより保温性が低いものの汚れても丸洗いができる手軽さが魅力的です。ただしダウンよりも重くかさばる点は注意が必要です。
ダウン素材は保温性が高いので冬山登山など寒い時期の使用に向いています。軽くてコンパクトなこともメリットですが、価格の面や手入れの難しさなどがあります。
夏に使用したい場合は化学繊維、冬に使用するならばダウンがおすすめです。
使用温度で選ぶ!
寝袋には「快適使用温度」と「限界使用温度」が設定されています。メーカーによって表示方法や温度の算出方法に違いはあります。
快適使用温度は使用シーンにプラス5℃以上!
快適使用温度は、この気温であれば快適に使用することができる目安の温度です。ただし快適に感じるかどうかは個人差もありますし、天気予報などが大幅に外れることなどもあり得ます。
そのため使用シーンからプラス5~10℃程度のものを選ぶと安心です。
使用シーンに合う限界使用温度対応のものを選ぼう!
限界使用温度はウエアを着こむなどして工夫をすることで一晩過ごすことができる温度です。季節に合った寝袋を選びたいときにはこの温度をチェックすることが大切です。
夏用は5~10℃、春夏秋の3シーズン用はマイナス5~5℃が目安です。冬山で使用する場合はマイナス5℃以下に対応している寝袋がおすすめです。
対応できる寝袋を使わないと快適に過ごすことができません。
- 夏用・・・5~10℃
- 春夏秋3シーズン用・・・マイナス5~5℃
- 冬用・・・マイナス5℃以下
間違った対応温度の寝袋を選んで寒さに震えてしまったりということがないようにしましょう!
コンパクトさで選ぶ!
家族そろってキャンプなどに出かける場合、寝袋は家族分必要になります。そのためなるべくコンパクトな寝袋の方が荷物を少なくすることができます。
寝袋にコンパクトさを求めるならば、中綿にダウンを使ったマミー型がおすすめです。
最近ではコンパクトさにこだわった寝袋も多くあり、例えばペットボトル程度の大きさにできるものなどもありますよ。
持ち運びやすさにこだわったコンパクトな寝袋も増えてきているので、できるだけ荷物を減らしたい場合はチェックしておくことをおすすめします。
目的別におすすめの寝袋を見つける!
それでは目的別におすすめの寝袋を紹介していきます。
【ゆったりした封筒型】おすすめの寝袋TOP7!
それではまずはゆったりとした使い心地が魅力の封筒型の寝袋を紹介していきます。
肌触りの良さが抜群!Mozambique(モザンビーク) 寝袋
- 収納時:41×22cm
- 使用時:84×190cm
Mozambique(モザンビーク) 寝袋の特徴
裏面にフランネル綿生地を使用しており、とても肌触りが良い寝袋です。キャンプなどでの快適な睡眠をサポートしてくれますよ。
連結が可能なので大人2人、もしくは大人1人に子供2人まで一緒に使うことができます。
ダブルジッパになっており、足元を開けて使うなど温度調節が可能です。3シーズン対応の寝袋になっており、ファミリーキャンプなどにももってこいですよ。
Mozambique(モザンビーク) 寝袋の口コミ
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コスパ抜群!Cozyone 寝袋
- 収納時:
- 使用時:150×210cm
Cozyone 寝袋の特徴
この価格では信じられないくらい暖かいと評判の寝袋です。表地は防水性に優れた生地を使用し、裏側は肌触りの良さにこだわっています。
中綿はホローファイバーを使うことで保温効果が格段に高く、封筒型ですが頭部をすっぽり覆うことができるので暖かさをキプできます。
マミー型のフィット感と封筒型の解放感を組み合わせたハイブリッドタイプです。
Cozyone 寝袋の口コミ
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これからキャンプデビューするなら!スノーピーク 寝袋 エントリーパックSS
- 収納時:49×38×20cm
- 使用時:78×196cm
スノーピーク 寝袋 エントリーパックSSの特徴
これからキャンプデビューする場合におすすめの寝袋です。春夏のキャンプに最適で、キャンプ場での眠りを快適なものにしてくれます。
2枚を連結して大きなシュラフとして使用することもでき、収納ケースに入れるとクッションとして使える汎用性の高さもポイントの一つです。
2点セットなのでコスパも良いです。まずは手ごろな寝袋を探しているならばぴったりです。
スノーピーク 寝袋 エントリーパックSSの口コミ
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家族全員で揃えておきたい!LICLI 寝袋
- 収納時:約直径18×35cm
- 使用時:約75×210cm
LICLI 寝袋の特徴
およそ8色もの豊富なカラーリングが特徴の寝袋です。肌触りがよく保湿性や吸湿性などに優れているか繊維を使用しています。
ゆったりサイズになっているので足を曲げたり寝返りもうてて、布団と同じような間隔で使うことができます。
手ごろな値段でしかもコンパクトなので、万が一の時用などに家族全員分揃えておくこともおすすめですよ。
LICLI 寝袋の口コミ
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春秋の過ごしやすい季節に!キャプテンスタッグ 寝袋
- 収納時:約直径22×38cm
- 使用時:約75×185cm
キャプテンスタッグ 寝袋の特徴
春秋などの季節の良いころの使用にぴったりの寝袋です。撥水加工がほどこされている表地は丈夫で軽いポリエステル生地なので扱いやすいですよ。
ファスナーを上下から開閉できるので温度調節もできます。また同タイプの寝袋と連結することができるのも便利です。
真冬での使用は難しいですが、コンパクトに収納もできるので車の中などに備え付けておくと活躍しますよ。
キャプテンスタッグ 寝袋の口コミ
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ミニバンのための寝袋!ロゴス ミニバンぴったり寝袋
- 収納時:約49×24×36cm
- 使用時:約142×190cm
ロゴス ミニバンぴったり寝袋の特徴
ミニバンの中で使用することに合わせた専用寝袋です。ミニバンの車内サイズに合わせてあるのでぴったり使うことができますよ。
分離すれば2つの寝袋として使用することもでき、また敷物代わりに使うこともできます。
もちろんキャンプでもその実力を発揮してくれます。丸洗いできたり通気性と拡散性のバランスが良いなど、使い勝手も抜群です。
ロゴス ミニバンぴったり寝袋の口コミ
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4シーズン対応!コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
- 収納時:約52×29×38cm
- 使用時:約90×200cm
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグの特徴
3つのレイヤーを組み合わせることで春夏秋冬の4シーズンに対応できる寝袋です。
それぞれの組み合わせによって快適使用温度と限界使用温度が違うのでシーンに合わせた使い方ができますよ。
ゆったりとしたサイズで寝心地も抜群です。
汎用性の高い寝袋を探しているならばこの寝袋がおすすめですよ。特にご家族などでのおでかけで重宝するモデルです。
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグの口コミ
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【暖かさ重視のマミー型】おすすめの寝袋TOP5!
それでは暖かさ重視のマミー型のおすすめの寝袋を紹介していきます。
カラーバリエーション豊富!ホークギア シュラフ
- 収納時:直径22×40cm
- 使用時:145×210cm(開放時)
ホークギア シュラフの特徴
黒をはじめグリーンやブルーなど6色などがあり、豊富なカラー展開が特徴的なシェラフです。
価格は安いですが、新素材の中空ホローファイバーを採用しています。ホローファイバーは中が空洞になっている繊維で、その中に空気を保つことで保温性が高いことが特徴です。
その結果とても暖かい寝袋になっていますよ。手ごろな価格で暖かい寝袋を探しているならおすすめです。
ホークギア シュラフの口コミ
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コスパ良好!YOGOTO ダウンシュラフ
- 収納時:記載なし
- 使用時:80×210cm
YOGOTO ダウンシュラフの特徴
高品質ダウンを1kgも詰め込んでいるにもかかわらず1万円を切るコスパの良い寝袋です。できるだけお手頃な価格でダウン製の寝袋を探している場合におすすめです。
撥水性に優れ破れにくく肌に優しい素材を使用していて、また丸洗いできることも便利に使えますよ。
冷たいジッパーが身体に接触しないように、断熱ヒート繊維を使用するなど工夫をしている点も高ポイントです。
YOGOTO ダウンシュラフの口コミ
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保温性重視モデル!イスカ スーパースノートレック1500
- 収納時:直径23×48cm
- 使用時:85×220cm
イスカ スーパースノートレック1500の特徴
たっぷり1500gもの中綿を使用した保温性を重視したモデルです。とにかく暖かい寝袋を探している場合におすすめです。
保温性を高めるために細部に工夫を施していて、暖まった空気を逃さない様にショルダーウォーマーやドラフトチューブを配しています。
ジッパーフルオープン設計になっていたり、足元からも開く点も便利です。冬の車中泊や冬キャンプなどでその実力を発揮してくれます。
イスカ スーパースノートレック1500の口コミ
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トータルバランスが抜群!モンベル アルパイン ダウンハガー650
- 収納時:約直径16×32cm
- 使用時:記載なし(~183cmまで使用可)
モンベル アルパイン ダウンハガー650の特徴
優れた保温力とコスパの良い良質なダウンを使っている寝袋です。表地にスーパーマルチナイロン・タフタを使用することで、高い強度としなやかさを併せ持っています。
モンベル独自のストレッチシステムを採用しているので、緩やかに身体の動きに生地が追随してくれるので窮屈感がありません。
夏の高山から冬の低山キャンプまで1年通して使えるトータルバランスの良さも魅力的な寝袋です。
モンベル アルパイン ダウンハガー650の口コミ
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保温性と快適性を両立!コールマン タスマンキャンピングマミー L-15
- 収納時:約直径31×49cm
- 使用時:約83×2203cm
コールマン タスマンキャンピングマミー L-15の特徴
マミー型の寝袋ですが、足元が比較的広めに作られています。そのため寝返りを打つことができ、快適性と保温性を両立させたモデルになっています。
素材はポリエステルなので、丸洗いできて便利です。ファスナー部内側に中綿がしっかり詰まった3インチのチューブを配置し、冷気をしっかりシャットアウトしてくれます。
コールマンはアメリカ生まれのキャンプ用品メーカーとして100年以上の歴史を誇っています。
キャンプ用品に抜群の信頼感があるので、信頼性の高い寝袋を探しているならばおすすめです。
コールマン タスマンキャンピングマミー L-15の口コミ
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【ユニークタイプ】おすすめの寝袋TOP3!
それでは最後にユニークタイプの寝袋を紹介していきます。
スポーツ観戦や釣りなどでも大活躍!KingCamp 人型寝袋
- 収納時:23×37cm
- 使用時:155~165cm
KingCamp 人型寝袋の特徴
釣りなどの際にも大活躍してくれる人型寝袋です。手足を出すことができるのでシェラフを着たまま動くことができます。
ホローファイバーをたっぷり詰め込んでいるので極寒にも耐えられます。
適応温度が広いのでキャンプだけでなく、冬のスポーツ観戦や釣りなどにもおすすめです。肌触りもよく持ち運びも便利ですよ。
KingCamp 人型寝袋の口コミ
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ハンモック派にぴったり!OneTigris ハンモック式寝袋
- 収納時:直径17×33cm
- 使用時:記載なし
OneTigris ハンモック式寝袋の特徴
キャンプでハンモックで寝ることが大好きという場合におすすめできる寝袋がこのタイプです。
ほとんどのハンモックに取り付けることができる汎用性が高いタイプなので、ハンモックだけではちょっと肌寒い季節などにも対応可能です。
ハンモックで寝る時にも寒さを感じたくないならばこれを試してみるとより楽しめること間違いなしです。
OneTigris ハンモック式寝袋の口コミ
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動ける寝袋!Ladia Fox 動けるあったか寝袋
- 収納時:記載なし
- 使用時:適応身長165~180cm
Ladia Fox 動けるあったか寝袋の特徴
寝袋としての機能はそのままに、人型にデザインしたことで動ける寝袋になっています。
手足を独立させることができるので、普通の寝袋のような圧迫された状態が苦手という場合にぴったりです。
キャンプなどのアウトドア時だけでなく、家の中などでも暖房代節約で使用するなどもできます。
コンパクトに折りたためるため持ち運びにも困りません。寝袋を着用したまま動きたい場合に活躍してくれますよ。
Ladia Fox 動けるあったか寝袋の口コミ
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寝袋のおすすめの使い方は!
寝袋を使う上でおすすめの使い方を紹介します。
地面にはマットやコットを引こう!
キャンプ時などに使う際に気を付けたいのが、寝袋だけで使うことはやめましょう。
それというのも寝袋を直接地面の上に置くと地面は想像以上に冷たくなります。また石などでデコボコしていると背中が痛くなって眠ることができません。
そのため必ずマットやコット(簡易ベット)を引いてから使うようにしましょう!
使った後はしっかりメンテナンス!
寝袋を使った後は、しっかりメンテナンスをしてあげることが長く使い続けるコツです。
中に使われている素材によってメンテナンス方法が異なるので、しっかりと説明書を読んでから行ってくださいね。
特にダウンを使っている寝袋は、定期的に風通しをしてあげないとカビが発生してしまうこともあります。
長く使うためにも、定期的なメンテナンスを忘れないようにしましょう。
寝袋についてのよくあるQ&A
では、最後に寝袋を使う上での気になるQ&Aをご紹介していきます。
寝袋のたたみ方は?
できるだけ小さくした後は収納袋に入れ、直射日光を避けた風通しの良い場所に保管しましょう。
ダウン素材の場合は、足元の部分から収納ケースに押し込んでいきましょう。たたんでいれなくてOKです。とにかく袋に押し込んでいくだけで大丈夫ですよ。
よりコンパクトに収納するには?
そこでおすすめなのが寝袋用の圧縮袋を利用する方法です。圧縮袋を使うことでよりコンパクトに保管することができますよ。
まとめ
キャンプなどのアウトドアだけでなく、災害時などにもとても役立つ寝袋は家族分揃えておきたいアイテムです。
ここではランキング形式で紹介してきましたが、どれも口コミも優秀な使える寝袋ばかりです。
ぜひ自分の使い方に合う寝袋を見つけて、いろいろなシーンで便利に活躍させてくださいね。