口臭や味覚障害などの口腔内トラブルは、舌苔と呼ばれる舌の表面についた古い粘膜や食べ物のカスが原因のひとつだと言われています。
そんな舌苔のケアに便利なのが「舌ブラシ」です!歯磨きだけではケアできない舌の汚れを効率よく取り除くことができますよね。
でもいざ選ぶとなると種類も多く、値段もいろいろでどれを選んだらいいのか迷ってしまうことありませんか?
そこで今回は舌ブラシの選び方やおすすめのアイテムを12個紹介します。使いやすくてお手入れが楽な舌ブラシ選びの参考にしてくださいね!

舌ブラシを選ぶ3つのおすすめの選び方!
使用感や耐久性など自分の好みに合う「舌ブラシ」を見つけるにはコツがあります。ここでは舌ブラシを選ぶときに外せない3つのポイントをまとめているので参考にしてくださいね。
舌ブラシは「形状」で選ぶ
形状 | 特徴 | こんなときおすすめ |
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ブラシタイプ![]() |
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ヘラタイプ![]() |
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スクレーパータイプ![]() |
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舌ブラシは形状で選びましょう。一般的なのは「ブラシタイプ」と「ヘラタイプ」です。
「ブラシタイプ」は繊維が舌の溝に入り込み、細かい汚れまでしっかりかき出してくれます。
「ヘラタイプ」は舌表面の汚れを優しく取り除いてくれます。ゴムやシリコンで出来ているものが多く痛みや刺激もほとんどありません。
このように舌ブラシを選ぶときはお手入れの仕方や使い心地を考えて形状で選びましょう。
舌ブラシは「素材」で選ぶ
素材 | 特徴 | こんなときおすすめ |
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ゴム (エラストマー) |
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金属・ ステンレス |
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ナイロン |
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舌ブラシは素材で選びましょう。素材の違いで使用感や耐久性などが異なります。
舌のケア初心者には、「ゴム(エラストマー)」などのやわらかく舌にフィットしやすい素材が使いやすいです。
「金属・ステンレス」は消毒しながら長く使えるので、小まめに舌苔をケアしたいときにはおすすめです。
このように舌ブラシを選ぶときは素材を考えて選びましょう。
舌ブラシは「長さ」で選ぶ
舌ブラシを選ぶときは「長さ」で選びましょう。
舌ブラシの長さは使いやすさに直結する部分です。舌ブラシが無理なく舌の奥まで届くものがおすすめです。長さが十分でないものは余計な力がかかったり、えづきの原因になることもあります。
大人の場合は15cm前後のものを目安に選ぶのがおすすめです。このように舌ブラシを選ぶときには「長さ」で選びましょう。
おすすめの舌ブラシランキングTOP12!
ここではおすすめの舌ブラシをランキング形式で12個紹介します。どれも選び方のポイントを押さえた優秀アイテムばかりです!
最初に使ってみるならコレ!100均の舌ブラシ ダイソー舌クリーナー
ダイソー舌クリーナーの特徴
100均で人気のダイソーの舌ブラシです。プラスチックの持ち手にゴムヘラがついたシンプルな作りになっています。
持ち手がやわらかくよくしなるので、お手入れのときに過度な力がかからないようになっています。
耐久性はそこまで期待できませんが、ヘラタイプの舌ブラシを手軽に使ってみたいときにはおすすめですよ。
ダイソー舌クリーナーの口コミ
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ブラシとゴムが舌にフィット!しなるネックも人気のエビスグランツ舌クリーナー
グランツ舌クリーナーの特徴
ブラシとヘラで舌の汚れを取り除くエビスの舌クリーナーです。
ブラシ部分は高密極細毛で舌の溝の汚れもしっかりキャッチします。また3枚仕立てのヘラ部分は舌表面の舌乳頭のすき間の汚れもかきだしてくれます。
ネック部分が適度にしなるため、余計な力がかからずえづきにくいので使いやすいですよ。
グランツ舌クリーナーの口コミ
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ステンレス製で耐久性抜群!IKOTE舌ブラシ 持ち運びケース付き
IKOTE 舌クリーナーの特徴
持ち運びできるステンレス製の舌クリーナーです。収納ケースに舌クリーナーが2つセットになっています。
ステンレス製なのでサビの心配もなく長く使えますね。適度な硬さと重さのあるスプーンのような形状で、舌の汚れをそぎ落としやすいです。
あまりしなりませんが長さは15cmとちょうどよく使いやすいです。
IKOTE 舌クリーナーの口コミ
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好みの硬さが選べるシリコン舌ブラシ!小林製薬舌クリン
ブレスケア 舌クリンの特徴
ブラシとヘラが1つになった小林製薬の舌ブラシです。ブラシもヘラもエストラマーで出来ているので弾力があり舌にフィットしやすいです。
「かき出しブラシ」が舌乳頭にたまる舌の汚れをかき出し、「取り除きヘラ」で汚れを取り除きます。
ヘッドがコンパクトで長さも十分にあるので舌の奥まで楽に届きますよ。「ふつうタイプ」と「かためタイプ」の2通りあり、好みの硬さで選べます。
ブレスケア 舌クリンの口コミ
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ブラシが苦手な人におすすめ!弾力性のあるゴムがやさしいゼクリン舌ブラシ
ゼクリンの特徴
特許取得のソフトエラストマーで舌苔をソフトに取り除く舌ブラシです。舌の味蕾にダメージを与えないやわらかい作りで安全性も高いです。
段差のある3枚のエラストマーブレードは舌の根元までしっかりクリーニングしてくれます。ボディもやわらかくしなるので好みの角度に曲げて使いやすいですよ。
使用後のお手入れも簡単な水洗いで済むので手軽です。
ゼクリンの口コミ
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ドラッグストアでも人気の舌ブラシ!高密度微細毛のジャックスデンタルプロ
デンタルプロの特徴
歯科医推奨のデンタルプロ舌ブラシです。
1束あたり約150本の高密度植毛で舌の汚れを残さずにからめとります。やわらかい用毛を使ったブラシは舌を傷めにくく、やさしい使い心地です。
薄くて丸いヘッドは口内に当たりにくく、えづきにくいのも人気です。ハンドル部分も持ちやすく、すべりにくいラバー仕様になっています。
デンタルプロの口コミ
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オーラルケアの決定版!電動歯ブラシと舌ブラシがセットになったパナソニックドルツ
パナソニック ドルツの特徴
タテ・ヨコ・斜めの3方向から同時に高速微細振動するパナソニックの音波振動ハブラシです。
歯茎にやさしくあてるだけで自宅で本格的な歯垢のケアもできます。また、舌クリーニングブラシをセットすれば舌苔や細菌もきれいに取り除くことができますよ。
約15時間のフル充電で約40分間使用できます。携帯ケースも付いているので外出先でも使えますよ。
パナソニック ドルツの口コミ
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ブラシとシリコンのW効果で舌苔を除去!バトラー舌ブラシ
バトラーやさしい舌ブラシの特徴
やわらかい毛とラバーのダブル効果で効率よく舌の汚れや粘膜のカスを取り除く舌ブラシです。ブラシでかき出した汚れをヘラで一気に除去します。
ブラシもラバーもやわらかいので舌を傷つける心配もなく、安心してお手入れできます。
ヘッドが小さく、15度の傾斜がついているのでブラシが口内や歯に当たらないようになっています。
バトラーやさしい舌ブラシの口コミ
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舌クリーニングジェルが口臭に効く!ライオン舌ブラシNONIO
NONIO 舌クリーナーの特徴
舌ブラシとクリーニングジェルがセットになったライオンの舌クリーナーです。
口臭にとくに効果的な舌みがき専用ジェルは、無色透明で落とした汚れがひと目で分かるようになっています。
斜めに植毛された高密度毛束は舌の溝にも入り込み、汚れをきれいに浮かせてくれます。またラバースクレーパーもソフト設計で舌にやさしいですよ。
NONIO 舌クリーナーの口コミ
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舌の汚れが一気に取れて気持ちいい!タングスクレーパー抗菌舌ブラシ
lobon舌クリーナーの特徴
舌の汚れを一気に絡めとるスクレーパータイプの舌クリーナーです。
グリップ部分を握り、口の奥から手前へやさしく引き出すだけで舌苔や汚れがきれいに取れます。舌の全面に沿うので1度で広範囲の汚れを取り除くことができますよ。
スクレーパーの幅は自由に変えられるので子供も使えます。使用後は水で洗い流し、軽くふき取るだけで半永久的に使えます。
lobon舌クリーナーの口コミ
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えづきにくく気持ちいい舌ブラシ!ピジョンリクープグリーン2本セット
リクープ 舌ブラシの特徴
舌を傷つけない極字の超極細で気持ちよくお手入れできる舌ブラシです。
独自のRカット植毛でブラシ部分が舌の表面にぴったりフィットするので汚れを絡めとりやすく、ブラッシングの回数も少なくて済みます。
舌の毛乳頭に埋もれている汚れもかきだすので磨き残しがほとんどありません。歯ブラシと同じくらいの長さの持ち手部分には、指当てもついていて握りやすい仕様です。
リクープ 舌ブラシの口コミ
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amazonでも人気の歯科医おすすめ舌ブラシ!シキエン W-1(ダブルワン)
舌ブラシ W-1 (ダブルワン) の特徴
新潟大学大学院の井上教授との共同研究で開発されたW-1 舌みがきスムーザーです。ブラシでもヘラでもない新しい舌クリーナーは国内特許を取得しています。
やさしく短時間でケアできるように、極細ナイロン繊維をループ状に編み込んでいます。クリーナーの表面が凸凹仕様なので細かい汚れも一気にからめとることができます。
こすらず、やさしくなでるだけなので痛みもまったくありません。ブラシのように細かい汚れを取りたいけれど、ヘラのような使い心地が好みの方にはとくにおすすめです。
舌ブラシ W-1 (ダブルワン) の口コミ
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舌ブラシのおすすめの使い方は!
舌の表面には「舌乳頭」や「味蕾」など大切な器官があります。デリケートな舌を傷つけないためにもここでは正しい舌ブラシの使い方をまとめています。
磨く前に舌の状態を鏡でチェック
舌ブラシを使う前に鏡で舌をチェックします。まずは朝起きてから鏡で舌の状態をチェックするのを習慣にしましょう。
舌苔がついていればそのままお手入れをスタートします。舌苔がほとんど付いていない場合は別のタイミングでお手入れします。
舌苔はその日の体調や時間帯などによっても付き具合が違います。お手入れの前に必ず舌の状態をチェックするようにしてくださいね。
口の中を水でしめらせておく
口の中が乾いた状態でお手入れすると舌を傷つけてしまうこともあります。舌ブラシを使う前に、口に水分を含んでやわらかくしておきます。舌ブラシも水に軽く浸しておくといいですね。
やさしく丁寧に洗う
舌ブラシが奥まで届くように舌を前に出します。舌ブラシを一番奥に当て、やさしく手前に引いていきます。舌ブラシを手前に引くごとにブラシを水で洗うと、汚れが再付着することがありません。
数回この動作を繰り返すと舌ブラシに汚れがつかなくなります。お手入れの最後はうがいをして舌苔を口から出すようにしましょう。
舌ブラシについてのよくあるQ&A
では、最後に舌ブラシを使う上での気になるQ&Aをご紹介していきます。
舌ブラシの効果は?
口臭の原因は複数あるものの、舌の汚れや細菌が舌表面に残ったままになると臭いが発生します。舌ブラシやヘラを使って定期的に汚れをかき出すと口臭ケアになりますよ。
舌ブラシを歯ブラシや電動歯ブラシで代用できますか?
舌ブラシの毛は歯ブラシよりも柔らかく繊細な毛が使用されています。舌苔を取り除くときには必ず舌ブラシを使いましょう。
舌ブラシはいつ、どれくらいの頻度で使うのがいいですか?
頻度は舌苔の量にもよりますが週2~3回、または1日1回が目安です。
舌ブラシを交換するタイミングは?
舌ブラシを交換するタイミングは使用頻度によって変わります。一般的には1日1回お手入れしている場合、1か月に1回ブラシを交換するのがおすすめですよ。
まとめ
舌ブラシの選び方やおすすめのアイテムを12選紹介しました。
口臭対策や口内環境の改善につながる舌のお掃除には使いやすい舌ブラシやヘラ選びが大切です。
繊細でデリケートな舌の表面を傷つけないためにも、自分に合う専用クリーナーでお手入れしてすっきりした毎日を送りたいですね。