高反発マットレス歴11年で、これまで8種類のマットレスを使ってきました。
マットレスを選ぶ時に、価格重視で選ぼうと思って調べてみると、色々なものがあり迷ってしまいませんか?
私もかつては安さ重視でマットレスを探しており、厚さや硬さや素材など様々なものがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまいました。
そこでこのページでは、安いマットレスを選ぶ際に気をつけたいポイントと、7商品のスペックを徹底的に比較しています。安いマットレスを選ぶ際の参考になれば幸いです。

安いマットレスを選ぶ際の3つのポイント
ここでは、安いマットレスを選ぶ時に気をつけたいポイントを3つに分けて解説しています。
安いマットレス選びのポイント1:価格帯が安いかチェックする
安いということを基準に考えるのであれば、メーカーの価格帯が大体いくらなのかをチェックすると判断しやすいです。
目安としては、3,000円~9,000円前後のマットレスはかなり安い部類に入ります。その分、質が低いものも多いため、下記の反発力や厚さなどをよく確認する必要が出てきます。
安いマットレス選びのポイント2:反発力の強いものを選ぶ
マットレスの反発力がしっかりしていると、筋肉をうまく休ませることができるため腰痛や肩こりを防ぐことができます。
反発力が弱い低反発マットレスは、寝心地は気持ちいいのですが腰が沈んでしまい腰痛の原因となるため、腰が気になる方にはおすすめしません。
安いマットレス選びのポイント3:厚さがあるものを選ぶ
安いマットレスだとどうしても薄い物が多くなってしまうため、なるべく厚みのあるものをおすすめします。
ベッドマットレスの上に置くだけならまだ良いですが、スノコや床の上に敷く用途でマットレスを買うのであれば、薄いものは腰を痛めるので注意が必要です。
安いマットレス7商品を3つの項目で徹底比較!
メーカー | 価格帯 | 反発力 | 厚さ |
---|---|---|---|
オースリープ | 5,980円~ | ![]() |
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タンスのゲン | 5,980円~ | ![]() |
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インズ工房 | 2,041円~+送料 | ![]() |
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アイリスオーヤマ | 15,800円~ | ![]() |
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エイプマン | 3,480円~ | ![]() |
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エアリー | 16,800円~ | ![]() |
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ニトリ | 9,250円~ | ![]() |
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安いマットレスの7商品を3つの項目で比較しました。
「価格帯」「反発力」「暑さ」でそれぞれ比較しています。
安いマットレスだとどうしても、反発力が甘かったり厚さが足りないため、床に敷いて使うのは厳しい場合が多いです。
下記では、それぞれをランキング形式で解説していきます。
【2020年】安いマットレスおすすめランキングBEST7!
ここでは人気の安いマットレスの中から、価格やコスパ、口コミを判断基準に格付けしました。
価格の縛りがあるためなかなか難しい部分もありますが、その中でもなんとかおすすめできる商品を厳選しています。
1位:オースリープ
価格 | 5,980円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 日本製 / 厚さ10cm / コスパ高い / 高反発マットレス / ウレタン素材 / 密度25D / エコテックス規格 / 臭い対策あり |
オースリープのおすすめポイント
オースリープは、楽天で取扱がある高反発マットレスです。
厚さが10cmあり、高反発ウレタンを使用しているので腰痛の方でも使いやすいです。密度は25Dと高級マットレスに比べれば少し物足りないですが、安い価格帯のマットレスではおすすめできます。
返金保証はついていないため、もし身体に合わなければ失敗してしまうのが難点です。高級マットレスは返金保証がついているものもあるため、格安マットレスではこのあたりがネックになってきます。
2位:タンスのゲン
価格 | 5,980円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 密度25Dと低め / 高反発マットレス / 10cm / かなり固め / 低ホルムアルデヒド |
タンスのゲンのおすすめポイント
こちらのメーカーはamazonで取扱があります。タンスのゲンの中でも、ボンネルコイルのマットレスはあまりおすすめできず、高反発ウレタンマットレスがおすすめです。
というのも、ボンネルコイルのマットレスはコイルが連結しており、耐久性は高いのですが非常に硬いため、床で寝ているような感覚になりあまりマットレスの良さが体感できません。
高反発ウレタンのマットレスは、価格が安い上に寝心地が良く、簡単に移動できるためおすすめです。
タンスのゲンの高反発マットレスは175Nとかなり硬めになっており、腰痛の方にはおすすめできません。
3位:インズ工房
価格 | 2,041円(税込)+送料 |
評価 | ![]() |
備考 | 高反発マットレス / ウレタン素材 / ウレタン密度不明 / 格安 / 送料別 |
インズ工房のおすすめポイント
こちらも楽天で取扱があるマットレスです。厚さは5cmと少し物足りないですが、価格が2,041円と非常に安いのが強みです。
厚さ5cmとなると、床に置くとどうしても底付き感が出てしまいます。このあたりは格安マットレスなので妥協する必要も出てきてしまいます。
重量が1.7kgととても軽いため、メンテナンスはしやすく、手軽に干せるため衛生面は安心感が高いです。
密度は不明なため、ウレタンの素材はあまり良いものではないようです。
4位:エイプマン
価格 | 15,800円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 返金保証あり / 厚さ10cm / 170Nと硬め / 3つ折りタイプ / 密度30D |
エイプマンのおすすめポイント
エイプマンは、この価格帯の中では高めですが、ウレタンの密度が30Dとしっかりした高反発マットレスです。
また、返金保証がついており、90日間使用した後に返品することが可能です。
ネックとしては、硬さが170Nのものしかなく硬めなため、腰痛の方が使用すると腰を悪化させる恐れがあります。
アスリートなど、身体を鍛えている方にはおすすめできる格安マットレスです。
5位:アイリスオーヤマ
価格 | 3,480円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | amazonで取扱あり / 厚さ6cm / 密度不明 / 硬さ80N |
アイリスオーヤマのおすすめポイント
アイリスオーヤマは家電で有名なメーカーですが、マットレスも製造しています。
amazonで取扱があり、価格の3,480円と安いですが、厚さが6cmしかないのが難点です。
また、硬さが80Nと非常にやわらかいため、床に直置きするのはおすすめできません。ベッドマットレスの上に置く緩衝材として使用するのが良いです。
6位:エアリー(Airy)
価格 | 16,800円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | 厚さ5cm / 高反発マットレス / エアロキューブ素材 / 耐熱性あり |
エアリーのおすすめポイント
エアリーは、ウレタンではなくエアロキューブという繊維で出来ており、まるごと洗うことが可能です。
その反面、反発力はウレタンに比べて劣り、寝心地は若干犠牲になります。
厚さも5cmと薄いため、床に直置きはおすすめしません。
ベッドの上に置いて使用するマットレスとしてはおすすめですが、身体を支えるのは苦手なため腰痛の方は避けた方が無難です。
7位:ニトリ
価格 | 9,250円(税込) |
評価 | ![]() |
備考 | カバーが洗える / メッシュ素材 / ウレタンマットレス / 厚さ8cm / 195ニュートン硬め |
ニトリのおすすめポイント
ニトリのマットレスは色々な価格帯のものがあり、高いものでは8万円前後になってしまいますが、安いモデルもいくつかあります。
しかし、安いといってもお得なモデルで9,000円前後で、その割には厚さは8cmと充分とはいえず、硬さも195ニュートンとかなり硬めです。
ニトリの良いところは実際にお店で試せる点ですが、安い価格帯のマットレスは他のメーカーに比べて割高感があり、コストパフォーマンスは低めです。
安いマットレスについてまとめ
- 安いマットレスはウレタンの質が悪くおすすめできない
- 薄いものが多く、床などに敷くと床の硬さを感じる場合が多い
- 捨てるのにも費用がかかるため、せめて4万円前後のマットレスを選ぶのが結果的に得をする
以上のように、安いマットレスの中からおすすめできる人気の7商品を比較しました。
私の経験や今回の調査で言えることは、安いマットレスではどうしても限界があるということです。
価格が安いマットレスは、どうしても耐久性が悪く2年程度が限界です。そして、処分するのにも粗大ゴミ用の費用がかかってきます。
それを考えると、1万円程度のものを数年で買い換えるより、5万円前後の質の高い高級マットレスを長年使用するほうが、処分料もかからないため結果的には安いです。安く質の高いものを使える計算になるからです。
私もかつては安い腰痛マットレスを適当に選んで使ってしまいましたが、今は4万円のマットレスを思い切って買ってとても睡眠の質が高くなりました。
安いだけにこだわらず、結果的に得をしたいのであれば、しっかりとしたマットレスを選ぶのも1つの手だと思います。
下記の記事では、私が実際に4万円のマットレスを買う時に研究したランキングが載っていますので、もし気になる方はチェックしてみて下さい。