こんにちは、マットレス専門家のhiroshiです。
セミシングルのマットレスはどの部屋にも置きやすいため使いやすいのですが、意外と製造しているメーカーが少ないです。
そのため、選ぼうと思っても選択肢が少なく、どれが良いものか迷ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、この記事ではセミシングルを製造しているメーカーを洗い出し、どれが本当におすすめできるのかを検証しています。
セミシングルサイズのマットレス選びの時にこの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。では、早速解説していきますね!

もくじ
セミシングルのマットレスの選び方を3つのポイントに分けて解説!
ここからは、セミシングルマットレスの選び方を解説してきます。
失敗しにくいように3つの重要ポイントにまとめていますので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
セミシングルのマットレス選びポイント1:幅のサイズが持っているベッドに合っているか
サイズ | |
---|---|
通常サイズ1 | 80cm x 195cm |
通常サイズ2 | 90cm x 195cm |
ロングサイズ1 | 80cm x 200cm |
ロングサイズ2 | 90cm x 200cm |
セミシングルのマットレスを選ぶ際のポイントとして、サイズ確認を必ず行って頂きたいです。
というのも、セミシングルのマットレスの幅は80~90cmとメーカーによって異なり、サイズを確認せずに買ってしまうとベッドフレームの大きさとずれてしまう場合があるからです。
例えば、ニトリのセミシングルのベッドは「スモールシングル」という名前で幅80cmですが、無印良品は「スモール」サイズで幅は85.5cmです。
マットレスの方が小さいのであればまだ設置できなくもないのですが、ベッドフレームの方が小さい場合はズレやすくなって使いにくくなってしまうため、事前の確認をおすすめします。
セミシングルのマットレス選びポイント2:耐久性があり長年使用できるか
セミシングルのマットレスは、耐久性がしっかりしているかも確認して頂きたいです。
品質の良いマットレスであれば耐久試験が行われている場合があり、例えば数万回の圧縮に対して復元力があるかどうかなどを実証実験でテストしています。
耐久試験には費用がかかるため、価格が安くて品質の悪いマットレスでは行われていない場合が多いです。
1万円のマットレスを買ってすぐヘタってしまうのと、3万円で寝心地が良くて10年使えるマットレスであれば後者の方がコスパが良いため、結果的に得になります。
良質な睡眠を得るためにも、耐久性に関してもチェックしてみて下さい。
セミシングルのマットレス選びポイント3:体圧分散が良いか
セミシングルのマットレスは幅が小さめですが、身体をしっかり支えてくれる「体圧分散」に優れているかは重要なポイントです。
硬すぎるマットレスでは身体がほどよく沈み込まずに負荷がかかってしまいますし、柔らかすぎると腰が沈んでしまうため腰痛に繋がってしまいます。
ほどよい反発力がある高反発マットレスであれば体圧分散に優れているのですが、メーカーによって体圧分散の良さは異なります。
「高反発」と記載があっても、ウレタンの硬さや質によって寝心地は大きく変わってくるため、しっかりと口コミなどを見て判断するのがおすすめです。
また、マットレスの反発力に関しては下記の厚生労働省のサイトにも記載があり、ある程度の反発力があった方が身体に良いといった内容が記載されています。
参考:よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係(厚生労働省)
人気のセミシングルのマットレス7商品を3つの項目で徹底比較!
メーカー | 幅 | 耐久性 | 体圧分散 |
---|---|---|---|
エムリリー | 80cm | ![]() |
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マニフレックス | 80cm | ![]() |
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スリープマジック | 80cm | ![]() |
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フランスベッド | 85cm | ![]() |
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無印良品 | 90cm | ![]() |
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ニトリ | 84cm | ![]() |
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日本ベッド | 90cm | ![]() |
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ビーナスベッド | 80cm | ![]() |
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セミシングルマットレスの7商品を「幅」「耐久性」「体圧分散」3つの項目で比較しました。
そもそもセミシングルやスモールサイズのマットレスを作っているメーカーは少ないのですが、その中でも質の高いブランド7商品を厳選して比較しています。
幅を見ていただくと分かるのですが、基本的にはセミシングルサイズは80cmのものが多いですが、フランスベッドやニトリなど、メーカーによっては85cmなどのサイズもあります。
耐久性に関してはエムリリーやマニフレックスなどは保証がついており、それぞれ3年保証や10年保証がついているため安心感が高いです。
体圧分散に関しては特に高反発ウレタンを使用しているメーカーは優れており、身体の負荷を分散しやすいです。
【2020年】セミシングルのマットレスおすすめランキングBEST7!
ここからは、セミシングルのおすすめマットレスをランキング形式で解説していきます。
それぞれの料金や保証についても検証していますので、参考にして頂ければ幸いです。
エムリリー(折りたたみマットレスあり!)
価格 | 29,980円 |
評価 | ![]() |
備考 | 厚さ3種類 / 高反発マットレス / デンマークのブランド / 通気性よし /2種類の硬さのウレタンを使用 / アメリカでも人気 / 3年保証あり/ マンチェスターユナイテッド公式サポーター |
エムリリーは、体圧分散に優れた高反発設計でセミシングルマットレスの中でもおすすめです。
厚さが3種類あるのですが、最も厚いモデルは11cmでベッドにも使用できますし、8cmモデルは折り畳みタイプもあるため非常に使いやすいです。
「優反発」という独自の柔らかさがあり、高反発マットレスでありながら柔らかい寝心地なので、横向きで寝ても肩が痛くならずに非常に気持ちいいです。
また、マンチェスター・ユナイテッドの公式サポーターにもなっており、スポーツ選手でも愛用者が多く、本当に質の良い睡眠をとりたい方にもおすすめです。
価格も5cmモデルで16,980円、11cmモデルでも27,980円と比較的安く、コスパがとても良いです。
3年間の保証もついているため、セミシングルのマットレス選びで迷ったらエムリリーはとても良い選択肢ですよ。
マニフレックス
価格 | 34,485円~ |
評価 | ![]() |
備考 | 独自素材「エリオセル」ウレタンを使用 / かたさ170N~200N / 10年保証あり / 高反発マットレス / イタリア製 / 折り畳みマットレスあり |
マニフレックスは、イタリア製の高反発マットレスです。
独自開発の「エリオセル」という素材を使用しており、体圧分散が非常に優れています。
著名人やアーティストにも愛用者が多く、非常に質の高い睡眠を得ることが可能です。
3つ折りタイプの「メッシュウイング」というモデルもありますが、少し柔らかめの「オクラホマ」というモデルも寝心地が良くおすすめです。
また、保証が10年間ついており、芯材に凹みなどが生じた場合は保証してもらうことができます。
価格は少し高くなりますが、長年使えることを考えるとコストパフォーマンスが非常に良いおすすめの腰痛マットレスです。
フランスベッド(脚付きマットレスあり)
価格 | 31,324円~104,500円 |
評価 | ![]() |
備考 | かための寝心地 / 老舗企業 / 日本のメーカー/ 脚付きマットレスあり |
フランスベッドは、長い歴史がある日本のマットレスブランドです。
基本的にはスプリング素材のマットレスが多く、脚付きマットレスもあります。
寝心地は「硬め」のものが多いため、体型ががっちりしている方やかための寝心地が好きな方にはおすすめです。
ただ、その反面で口コミを見ると「硬すぎて身体が痛くなってしまった」という方もいらっしゃり、選ぶ際は気をつけて頂きたいです。
寝心地が良いモデルはスプリング+ウレタンのモデルなのですが、こちらは10万円を超えてしまうため価格は高めになります。
無印良品
価格 | ~84,900円 |
評価 | ![]() |
備考 | 脚付きマットレスあり / 折り畳みマットレスあり / ポケットコイル・ボンネルコイル・高反発ウレタン・低反発ウレタン / 配送料有料 |
無印良品のマットレスのセミシングルサイズは「スモール」というサイズ表記です。
素材はスプリングのポケットコイルやボンネルコイルから、ウレタンタイプの高反発・低反発マットレスがあります。
品質としてはウレタンタイプよりもスプリングタイプの方が良いのですが、スプリングタイプは比較的価格が高いです。
また、マレーシア製造のスプリングタイプは価格が安いですが寝心地が硬いとの声があり、同じモデルの日本製のものは柔らかく寝心地が良いです。
ただ、マレーシア製に比べて日本製のモデルは価格が2倍近く高くなってしまうためコスパは悪いです。
芯材保証もないため、もし凹みがでてしまった場合は買い換えるしかないのがデメリットといえます。
ニトリ
価格 | ~109,000円 |
評価 | ![]() |
備考 | ベッドフレームあり / スモールシングルサイズ / スプリングタイプあり / ウレタンタイプあり / 店舗多数 / 脚付きマットレスあり |
ニトリのセミシングルサイズのマットレスは、「スモールシングル(SS)」という表記で販売されています。
脚付きマットレスなどもあり、種類が豊富なのがメリットです。
価格が安いため購入しやすいのですが、「ヘタりが早かった」という声や「腰が痛くなってしまった」という声もあり、人によっては合わない場合もあるようです。
また、口コミを見ると、脚付きマットレスは人気が高いのですが寝るためというよりはソファ用として購入されている方が多い印象でした。
日本ベッド
価格 | 165,000円 |
評価 | ![]() |
備考 | 高級マットレス / スモールシングルサイズ / 受注生産 / 独自スプリング採用 |
日本ベッドは高品質なスプリングマットレスです。
セミシングルのサイズ表記は「スモールシングル」となっており、幅は90cmです。
寝心地は非常に良く、独自のスプリングを使用しているためスプリングマットレスなのに柔らかくて寝心地が良いです。
その反面、セミシングルサイズで価格が16万円超えと驚異的な高さで、受注生産のため一度頼んでしまうとキャンセルできないのが購入しづらいデメリットです。
どうしても高級でオススメのセミシングルマットレスが欲しい場合はおすすめですが、コストパフォーマンスは良いとは言えないのが正直なところです。
ビーナスベッド
価格 | 37,000円 |
評価 | ![]() |
備考 | 幅80cm / ポケットコイル / 日本製 / オリジナルコイル採用 / ロングサイズあり |
ビーナスベッドのセミシングルマットレスは、幅が80cmのタイプです。
日本製のスプリングマットレスで、スプリングにはポケットコイルを使用しています。
オリジナルのコイルを使用しており、寝心地が良いという声もありました。
日本国内で製造しているため、ポケットコイルのばねの品質は良いです。
また、長さが207cmのロングサイズの販売もあります。ロングサイズはベッドフレームによっては大きさが合わない場合もあるため、事前の確認がおすすめです。
セミシングルのマットレスを購入するならエムリリー!おすすめの3つの理由とは?
- 理由1:体圧分散に優れ、身体を優しく支えて負荷を分散してくれる
- 理由2:国際規格の耐久テストに合格しており長年使える
- 理由3:質が良いのに価格が安く、さらに3年保証がついているので安心
セミシングルのマットレスを購入するのであればコスパが良いエムリリーがおすすめです。
体圧分散に優れた高反発マットレスでありながら、独自の柔らかい寝心地で肩も痛くなりにくいです。
身体の負荷を分散してくれるため腰にも優しく、実際に使っている人の評判もとても良いです。
また、国際企画の耐久試験に合格しており、長年使えるのもメリットです。
価格が他のマットレスに比べて比較的安いのですが品質がとても良く、公式サイトでは3年間の保証もついているため安心して購入することができます。
セミシングルサイズのマットレス選びで迷った方は参考にして頂ければ幸いです。
セミシングルの布団はどのサイズを選べば良い?
セミシングルサイズの布団は80cm x 200cmのものが多いです。
ただ、セミシングルのマットレスには必ずセミシングルの布団でなければいけないかというとそういうわけでもなく、基本的にはシングルサイズの布団を使用しても大丈夫です。
というのも、ベッドの大きさに対して布団が両幅5cm~10cmずつ大きくなるだけなので、通常の厚みの布団であればあまり不便を感じないからです。
逆に、わざわざセミシングルサイズの布団を買おうとすると流通量が少ないため価格が高い場合もあり、シングルサイズで探したほうが良いものを安く帰る場合が多いです。
もしセミシングルサイズの布団選びで迷ったら、通常のシングルサイズの布団を使うことも検討してみて下さい。
セミシングルのベッドフレームのサイズはどのくらい?どこで購入できる?
メーカー | 幅 |
---|---|
無印良品 | 90cm |
ニトリ | 85.5cm |
セミシングルサイズのベッドは、無印良品やニトリでも販売しています。
無印良品のベッドフレームは「スモール」というサイズになり、幅は85.5cmです。
つまり、例えば無印のベッドフレームに日本ベッドのマットレスなどを載せると、マットレスがはみ出してしまうため注意が必要です。
また、ニトリのベッドフレームも「スモールシングル」というものがあり、セミシングルサイズに当たります。
無印良品よりも若干小さく、幅は84cmになります。こちらも90cmのセミシングルマットレスを載せるとはみでてしまうため、事前に確認が必要です。
セミシングルのボックスシーツはある?他のベッドカバーは使える?
セミシングルサイズのマットレスに使うボックスシーツはニトリや無印良品で購入することができます。
ただ、正直なところ90cmのセミシングルサイズであれば、通常のシングルサイズのボックスシーツも問題なく使用できます。
もし家にシングルサイズのボックスシーツがある場合、そのままセミシングルのマットレスに使うことも可能なので、買う前にぜひ試してみて下さい。
また、ゴムひもでとめるようなベッドカバーの場合はサイズが違うと若干留めにくくなってしまいます。
ベッドカバーの場合はサイズがぴったりのものを選んだほうが使いやすいため、参考にして頂ければ幸いです。
セミシングルのマットレスについてまとめ
- 幅のサイズがベッドフレームと合っているか確認する
- 80cmや90cmなどメーカーによって幅が異なる
- セミシングルは「スモールシングル」などの名称の場合もあり
- 耐久性の高いものを選べば長年使えてコスパよし
- 体圧分散が優れた設計の高反発素材がおすすめ
セミシングルのマットレスについてまとめると上記のようになりました。
他のシングルサイズやダブルサイズであれば幅はどのメーカーも共通なのですが、セミシングルのマットレスは幅が80cmの場合や90cmの場合など、メーカーによって基準が異なるため注意が必要です。
また、耐久試験が行われているものであれば長年使える場合が多いためコストパフォーマンスが良いです。
体圧分散が優れた設計であれば身体への負荷を軽減してくれるため、腰痛や肩こりが気になる方は特に気をつけてチェックして頂きたいです。
この記事がセミシングルマットレス選びの参考になれば幸いです。最後までお読み頂き、ありがとうございました!